大学受験に向けた科目別の一問一答(全11本・計550問)をまとめました。すべてタップするだけで答えが確認できる形で、スマホ1台で回せます。
この記事は「どの科目にいま時間を使うべきか」から書いています。受験勉強で最も多い失敗は、不安な科目から手を付けてしまうことです。不安と、いま伸ばすべきかは別問題です。
この記事の目次
まず結論:科目別の優先度
| 科目 | 性質 | 着手の優先度 |
|---|
| 英語 | 配点が最も大きく、伸びるまで時間がかかる | 最優先。単語→文法→長文の順で毎日 |
| 数学 | 積み上げ式。演習量がそのまま点になる | 最優先。英語と並行して毎日 |
| 化学 | 理論だけ計算、無機・高分子は暗記 | 理論は早めに。暗記分野は直前でも可 |
| 情報Ⅰ | 2025年から必須。暗記中心で範囲も狭い | 秋以降でよい。ただし2進数だけは早めに |
毎年多いのが、秋になって「暗記科目が終わっていない」と焦り、英語と数学の時間を削ってしまうケースです。暗記科目は最後に伸びるので後でよく、逆に英数は直前に詰めても間に合いません。不安な気持ちとは逆の順番になるので、意識して優先度を決めてください。
科目別・一問一答
英語
単語 → 文法 → 長文の順に積み上げます。長文練習は全訳と語句解説つきで無料です。
【高校英語】文法の総復習50問
【高校英語】文法の総復習100問!仮定法・関係詞・部分否定の一問一答
大学受験に向けた高校英語(文法)の総復習50問です。共通テストから国公立二次・私大まで、入試で問われる文法事項を集めました。問題をタップすると答えが開きます。
【無料で練習】英語長文練習 Part 1
【無料】英語長文の練習問題5題|設問・全訳・語句つき【物語文・論説文】
まずは辞書を使わずに読み通してください。分からない単語で止まらないこと。全訳と語句は下にあります。
英単語の効率的な覚え方
英単語の覚え方|1日100語を回す方法と、暗記が続かない3つの原因
英単語は「1回を丁寧に」ではなく「1個3秒で何周するか」で決まります。中学校学習指導要領では小学校で学習した語に1600〜1800語程度の新語を加えるとされ、覚える量は親世代より増えています。1日100語で回す具体的な方法、単語帳の選び方、そして理科・社会の暗記にも使える考え方を塾長が解説します。
数学
【高校数学】公式・定理の総復習50問
【高校数学】公式・定理の総復習100問|条件の忘れやすい所を重点確認
大学受験に向けた高校数学の公式・定理50問です。数学I・A・II・Bの範囲から、入試で必ず使うものを集めました。問題をタップすると答えが開きます。
化学(全8回・400問)
【高校化学】一問一答50問ノック全8回まとめ
【高校化学】一問一答50問ノック全8回まとめ|どの分野から解くべきか
高校化学の一問一答50問ノック(全8回・計400問)と、共通テストの情報Ⅰ(50問)をまとめました。すべてタップするだけで答えが確認できる形です。
情報Ⅰ(2025年から共通テスト必須)
【情報Ⅰ】一問一答50問ノック
【情報Ⅰ】一問一答50問ノック!共通テスト対策【2進数・暗号・著作権】
2025年から共通テストの必須科目になった「情報Ⅰ」の、入試で問われやすい50問を一問一答形式でまとめました。問題をタップすると答えが開きます。全8回の一覧と、どの分野から解くべきかは次の記事にまとめています。
時期別・使い方の目安
高2〜高3の春
英語と数学だけで構いません。この時期に理科や情報に手を広げると、どれも中途半端になります。英単語と数学の演習を毎日続けてください。
高3の夏〜秋
化学の理論を始めます。理論は計算なので演習量が必要で、直前だと間に合いません。英数は継続します。
直前期(11月〜)
暗記分野を一気に詰めます。化学の無機・高分子、情報Ⅰがここです。この時期に新しい問題集を買わず、一度やったものを繰り返してください。
直前期に新しい教材を買う受験生が毎年いますが、できない問題が増えて不安になるだけです。この時期にやるべきは反復で、一問一答はその用途に向いています。
やってみて点が取れなかったときは
状況別の次の一手
- 用語や公式が出てこない…暗記不足。この一問一答を3周してください
- 意味は分かるが使えない…演習不足。問題集で手を動かす段階です
- 何を聞かれているか分からない…その単元が未習か、前提が抜けています。戻る必要があります
- 科目によって差が激しい…苦手科目だけ人に見てもらうのが現実的です
最後の「戻る必要がある」場合だけは、独学だと判断が難しくなります。どこまで戻ればいいかを間違えると時間を失うためです。
オンライン塾・個別指導塾12社を塾長が比較
【2026年版】オンライン塾・個別指導塾12社を塾長が比較|料金一覧と失敗しない選び方
個別指導塾の塾長という仕事柄、「オンライン塾って実際どうなんですか?」という相談をよく受けます。結論から言うと、この数年でオンライン塾は「安かろう悪かろう」から「通塾型の本命対抗」に変わりました。
塾費用シミュレーター|年間総額を試算
塾の料金・費用相場|小中高別の平均額と、月謝×12ヶ月が成り立たない理由
塾の料金は「月謝×12」では出ません。文部科学省の調査では公立中学校の学習塾費は年23万円ですが、これは通っていない34.0%を含む全世帯平均で、実際に払っている家庭だけなら年34万9千円。小中高別の相場、公開されている実際の月謝、年間総額の計算ツールをまとめました。
中学生の方はこちら
【高校受験】中学5教科の総復習50問まとめ
【高校受験】中学5教科の総復習50問まとめ|どの教科から始めるべきか
高校受験に向けた中学5教科の総復習50問をまとめました。各教科にPart1(用語・公式の確認)とPart2(入試で出る形式の実戦)があり、合計500問をタップするだけで答えが確認できる形にしています。
よくある質問
- 全科目やるべきですか?
-
志望校の受験科目に絞ってください。使わない科目に時間を使う余裕は受験生にはありません。
- 何周すればいいですか?
-
3周が目安です。1周目で全体を把握、2周目で印をつけ、3周目は印の付いた問題だけ。3周目が最短で終わります。
- 一問一答だけで受かりますか?
-
受かりません。これは知識の確認用です。実際の入試問題を解く力は、過去問と問題集でしか付きません。ただし知識が抜けていると演習の効率が落ちるので、先にここを埋める意味があります。
- 高3の秋からでも間に合いますか?
-
暗記分野(化学の無機・高分子、情報Ⅰ)は間に合います。英数の基礎からとなると厳しいので、その場合は志望校の見直しも含めて早めに相談してください。
- スキマ時間だけで使えますか?
-
タップで答えが開く形にしてあるのは、そのためです。移動時間や寝る前の10分でも回せます。ただし数学と英語の演習は、まとまった時間を確保してください。
大学入試は一般選抜だけではありません。年内入試(総合型・学校推薦型)を検討する場合、評定平均は高1から使われるので早めの判断が必要です。
総合型選抜と学校推薦型選抜の違い|評定平均といつから準備すべきか
総合型選抜と学校推薦型選抜の違い|評定平均といつから準備すべきか
大学入試は一般選抜だけではありません。総合型選抜と学校推薦型選抜——いわゆる「年内入試」で進学する人が、いまでは相当な割合を占めています。この記事では方式の違いと、どう判断すべきかを整理します。
知識が固まったら過去問です。使い方はこちらにまとめました。
過去問の使い方|いつから何年分やるか、復習で差がつく3つの分類
過去問の使い方|いつから何年分やるか、復習で差がつく3つの分類
過去問は「いつから」「何年分」「どう復習するか」で効果がまったく変わります。この記事では、実際に生徒へ指示している使い方を書きます。高校受験・大学受験のどちらにも共通する考え方です。
志望校が決まっていない段階の動き方は、別記事にまとめました。
大学・学部の選び方|決まっていない人が高1・高2でやるべきこと
大学・学部の選び方|決まっていない人が高1・高2でやるべきこと
「行きたい大学が決まらない」——高2から高3にかけて、最も多い相談です。この記事では、何を基準に選べばいいかと、決まっていない状態でどう動くかを書きます。学部名と実際の学びが一致しないことは珍しくありません。
高1・高2の段階でやっておくべきことはこちらにまとめました。
高1・高2でやるべきこと|差がつくのは英語と数学の維持
高1・高2でやるべきこと|受験で差がつくのは英語と数学の維持
「受験勉強は高3から」と思われがちですが、実際に差がつくのは高1・高2の過ごし方です。この記事では、この時期に何をしておけば後が楽になるかを書きます。この2教科は積み上げ式です。
国語(古文・漢文・現代文)の総復習50問も用意しています。
【高校国語】総復習50問|古文の助動詞・漢文の句形・現代文の解法
【高校国語】総復習100問|古文の助動詞・漢文の句形・現代文の解法
大学受験に向けた高校国語の総復習50問です。古文・漢文・現代文から、入試で必要になるものを集めました。問題をタップすると答えが開きます。国語は知識分野で確実に取り、現代文は手順で戦うのが現実的な戦略です。
英語の長文練習(全訳つき・無料)も用意しています。
共通テストの時間配分についてはこちらにまとめました。
共通テストの時間配分と解く順番|「時間があれば解けた」をなくす
共通テストの時間配分と解く順番|「時間があれば解けた」をなくす方法
共通テストは「解ける問題を時間内に解き切れるか」で点数が決まります。実力があっても時間配分を決めていないと、確実に取れる問題を落とします。この記事では、その決め方を書きます。本番で計算する余裕はありません。
模試の復習で知識の抜けが見つかったら、こちらで埋めてください。
模試の復習法|当日にやることと、間違いを4つに分ける手順
模試の復習法|当日にやるべきことと、間違いを4つに分ける手順
模試は受けたあとに何をするかで価値が決まります。判定を見て一喜一憂して終わりでは、受けた時間がほぼ無駄になります。この記事では、復習の具体的な手順を書きます。模試の復習で最も大事なのはタイミングです。
AIを勉強に使う場合の注意点はこちらです。
中高生のAI・ChatGPTの使い方|伸びる使い方と伸びない使い方
中高生のAI・ChatGPTの使い方|伸びる使い方と、伸びない使い方の違い
生成AIを勉強に使う中高生が増えています。使うこと自体は悪くありません。ただし、使い方によって伸びる人と伸びない人がはっきり分かれます。この記事では、その違いを書きます。
成績が上がらない原因の切り分け方はこちらです。
勉強しているのに成績が上がらない5つの原因|切り分け方
勉強しているのに成績が上がらない5つの原因|塾長が教える切り分け方
勉強しているのに成績が上がらない原因は5つ。いちばん多いのは努力不足ではなく、読む時間が長すぎることです。4回読み返した学生の1週間後の再現率は40%で、1回読んで3回思い出した学生の61%に負けていました。手応えがいちばん大きいやり方が、いちばん落ちる。塾長が原因の切り分け方と、今日から変えられる3つをまとめました。
自分で回すのが難しいと感じたら、塾のタイプ別比較も参考にしてください。
【大学受験】オンライン塾・予備校10社を塾長が比較
【大学受験】オンライン塾・予備校10社を塾長が比較|自習を管理できる塾の選び方
大学受験は自習時間で決まります。ところが高校生が学校のある日に勉強している時間は1日97分で、11年間で22分減りました。塾の自習室を使っているのは14.1%だけ。オンライン塾・予備校10社の公式サイトを開き、無料体験の中身と料金の実額を並べています。
英語は、外部検定を使うかどうかで戦略が変わります。
大学受験で英検はいつまでに何級?2級・準1級の使い方と落とし穴
大学受験で英検はいつまでに何級?2級・準1級の使い方と落とし穴
英語外部検定を使う入試(いわゆる外検入試)は、私立大を中心に広く導入されています。ただ、制度の説明ばかりで「で、自分は何をすればいいのか」が分からない、という声をよく聞きます。
英語は英検2級の一問一答も追加しました。
【英検2級】総復習50問ノック|語彙・文法・英作文・面接まで
【英検2級】総復習50問ノック|語彙・文法・英作文・面接まで一問一答
大学入試で使える英検2級の総復習50問です。語彙・文法だけでなく、長文とリスニングの解き方、ライティングの型、二次試験の面接まで入れました。問題をタップすると答えが開きます。すべて無料です。
共通テスト後の出願判断には、二次の必要点を逆算するツールが使えます。
【計算ツール】共通テスト後、二次試験で何点必要か逆算する
【計算ツール】共通テスト後、二次試験で何点必要か逆算する
国公立大の合否は「共通テストの得点+二次試験の得点」の合計で決まります。そして共通テストの点は、大学ごとの配点に圧縮されて加算されます。この圧縮の度合いによって、同じ失点でも重みがまったく変わります。
数学は「公式の確認」と「実際に計算する」の2本立てにしました。
英語は「文法の確認」と「入試形式で解く」の2本立てにしました。
国語も「基礎の確認」と「知らないと解けないもの」の2本立てにしました。
Post Views: 0
コメント