- 面白い・ユニーク…「先生を毎日驚かせるクラス!」など32例(中学生の例の次)
- 中学生は学年別…中1は「関わる」、中2は「切り替え」、中3は「団体戦」の言葉が機能する(40例)
- シンプル・短い…教室の後ろから読める15字以内。「一人も、置いていかない。」(10例)
- 班目標…学級目標を班の行動に落としたもの。「全員が1回は発言する班」(20例)
- 学習目標(個人)…学級目標とは別物。「次の定期テストで数学を10点上げる」(15例)
- 決め方…候補を各自が選ぶ→多数決を2回に分ける。1回で決めると票が割れる
| 探している言葉 | この記事の節 | 例 |
|---|---|---|
| 面白い学級目標・ネタ | 面白い学級目標32選 | 「クラス全員推し!推ししか勝たん!」 |
| 学級目標 例 中学生 | 中学生の学級目標 例40選【学年別】 | 「受験は団体戦。」 |
| 学級目標 シンプル・短い | シンプルで短い学級目標10選 | 「声が出るクラスは、強い。」 |
| 小学生 | 小学生の学級目標 例15選 | 「えがおのたね、まいていこう。」 |
| キャッチフレーズ・スローガン・英語 | 学級目標に使える英語・スローガン風フレーズ | 「Better together.」 |
| 四字熟語 | 四字熟語の学級目標15選 | 「切磋琢磨」 |
| 班目標 | 班目標の例20選 | 「時間内に終わらせる班」 |
| 学習目標 例 中学生(個人)・学年目標 | 中学生の学習目標の例 | 「提出物は期限の前日に出す」 |
学級目標は、クラス全員が1年間を通して目指す「合言葉」です。この記事では、面白いもの・中学生・小学生別(中学生は学年別)・シンプルなもの・英語・四字熟語の学級目標に加えて、学級目標を班の行動に落とした班目標と、一人ひとりが決める学習目標(個人)の例まで、場面別に並べます。まず、おもしろくて記憶に残るユニークな学級目標を32個です。
中学生の学級目標 例40選【学年別】

中学生は学年によって課題が変わります。担任の先生が学年ごとに何を意識しているかも含めて、実際に使える例を挙げます。
中学1年生向け(新しい環境・関係づくり)
小学校から環境が変わり、人間関係が一からになる学年です。「関わる・話す」を促す言葉が機能します。
- 一歩踏み出す勇気を。
- 話しかけよう、まず自分から。
- 全員が主役の1年生。
- 知らないを、知ってるに。
- 違いを楽しめるクラス。
- 返事と挨拶で始まる毎日。
- つながる35人。
- 失敗OK、挑戦GOOD。
- 一年生らしく、元気に全力。
- 仲間になろう、まだ間に合う。
中学2年生向け(中だるみ・自覚を促す)
中2は行事の中心を任される一方で、学習面では最も差が開く学年です。「切り替え」と「自覚」を促す言葉が効きます。
- 本気で遊び、本気で学ぶ。
- 中だるみ、しません。
- 切り替え日本一。
- 背中で語る学年に。
- 来年の自分に胸を張れるか。
- やると決めたら、やり切る。
- 静かに燃える2年生。
- 当たり前を、当たり前に。
- 見られている自覚を持て。
- 今日の一歩が、来年をつくる。
中学3年生向け(受験・最終学年)
受験というプレッシャーの中で、個人戦になりがちな空気を「団体戦」に変える言葉が求められます。
- 最後まで、全員で。
- 受験は団体戦。
- 毎日1ミリ前へ。
- 支え合って、笑って卒業。
- 第一志望は、譲らない。
- 不安も一緒に背負う。
- 努力は裏切らない、と証明する。
- 一日一日を、丁寧に。
- この仲間で良かったと言える3月に。
- 泣いても笑っても、あと少し。

中3の学級目標で意識してほしいのは、「合格」を目標にしないことです。全員が第一志望に受かるとは限らないので、結果ではなく過ごし方を目標にする方が、3月に全員が納得できます。
シンプルで短い学級目標10選|学年を問わず使える
学年に関係なく使えて、掲示物にしたときに読みやすい短めのものを集めました。文字数が少ないほど、1年間クラスに定着します。
- 一人も、置いていかない。
- 声が出るクラスは、強い。
- やらされるな、自分で決めろ。
- 時間を守れる35人に。
- 掃除で分かる、クラスの本気。
- 言い訳より、次の一手。
- しんどい時こそ、明るく。
- 「当たり前」の基準を上げる。
- 意見が言える空気をつくる。
- 終わりよければ、すべてよし。

掲示してから「読まれなくなる」目標の共通点は長すぎることです。教室の後ろから読めない長さになったら、その時点で機能しません。15字以内を目安にしてください。
面白い学級目標32選|ユニークで記憶に残るキャッチフレーズ
- 笑顔満開!元気100倍!
→ 分かりやすい、かつ明るさあふれる元気な言葉でいいですね! - ひとりじゃない、だから最強。
→ クラス全員での団結をシンプルかつ力強く表現しています! - 心を燃やせ!
→ 短い中に情熱を感じさせる強いインパクトがありますね。どこかで聞いたことある言葉ですね笑 - 全員主役、脇役なし。
→ 個々を尊重しつつ、クラスの一体感も伝わるバランスの取れた表現です! - 先生を毎日驚かせるクラス!
→ 楽しい目標を掲げて、活発なクラス感をアピールしていますね。 - 全員がヒーローのクラス!
→ 誰もが大切な存在だと感じられる素敵なメッセージです。 - 夢を追いかけろ!限界を超えろ!
→ 挑戦する姿勢とポジティブさが全面に出ていて良いですね。 - 個性輝く虹のクラス!
→ 色とりどりの個性が一つになるイメージが素敵です! - 一歩前進、二歩飛躍!
→ 成長と努力をコンパクトに表現したモチベーションのある言葉です。 - みんなで作る、“世界一のクラス”ストーリー。
→ 共感を呼ぶ壮大な目標設定が魅力的ですね。 - 笑顔でGO!元気でSTOP!
→ リズミカルで覚えやすく、元気いっぱいの雰囲気が出ています! - 青春、全力疾走!
→ 短い中に青春のエネルギーを凝縮していて素敵です。 - 明るく、楽しく、たくましく!
→ バランスの取れたクラス目標で、誰もが目指しやすい言葉です。 - クラス全員推し!推ししか勝たん!
→ トレンドを取り入れた親しみやすい言葉が面白いですね! - 一人ひとりが主役の舞台!
→ シンプルで誰にでも響く、強いメッセージ性があります。 - みんなで積む、信頼のピラミッド!
→ 協力と信頼の大切さを上手に表現しています。 - 輝く未来へ、全速前進!
→ 前向きで勢いのあるフレーズが魅力的です! - 思いやりの花を咲かせよう!
→ 優しい雰囲気があり、思いやりを大切にするクラスにぴったりですね。 - みんなでつくる、最高の物語!
→ クラス全員が関わるイメージをうまく伝えています。 - “やればできる”を証明するクラス!
→ ポジティブな挑戦心を前面に押し出したフレーズです! - 仲間と共に、高く飛べ!
→ 仲間との団結感と目標に向かう意欲を感じます。 - みんなで築く、最高の1年へ!
→ クラス全員の協力で充実した一年を目指す意志が伝わります。 - 一人ひとりが輝く星座!
→ 個々の輝きがつながってクラス全体を明るくする素敵なイメージです。 - 明日を変えるのは、今日の一歩!
→ 行動の大切さを強調する、ポジティブな言葉ですね! - みんなで築く、最高の1ページ!
→ クラスの思い出作りを印象的に表現しています。 - 真剣に遊び、全力で学ぶ。
→ 楽しさと学びのバランスを重視した理想的なフレーズです。 - 全員、可能性を超えろ!
→ 限界を突破する意欲が湧いてくる力強い言葉です。 - 毎日“好き”を見つけるクラス!
→ 前向きで、自分を大切にする気持ちが込められていますね。 - 青春は一度きり、全力で生きる!
→ 青春の瞬間を無駄にしない、熱い意志が感じられます。 - “不可能”はクラスの辞書にない!
→ 困難に挑む姿勢を力強くアピールしていますね。 - レベルアップ、みんなで冒険!
→ ゲーム感覚で成長を楽しむイメージが新鮮です。 - それぞれの音色で響き合うクラス。
→ 個々の個性がハーモニーを奏でるイメージが素敵です!
小学生の学級目標 例15選
小学生は短くて、口に出して気持ちいい言葉が機能します。難しい熟語より、リズムのある言葉を。
- 笑顔満開!元気100倍!
- なかよし・元気・あきらめない。
- にじいろクラス。
- 「ありがとう」があふれる教室。
- げんきいっぱい、やさしさいっぱい。
- チャレンジ!ぼくらの1年。
- みんなでつくる、たのしいクラス。
- friends(フレンズ)〜つながる心〜
- えがおのたね、まいていこう。
- あきらめない、なかまがいる。
- やってみよう、やればできる。
- ひとりひとりが かがやく星。
- たすけあい、はげましあい、わらいあう。
- ぼくらは最強のチーム。
- きらきら太陽学級。
英語のかっこいい学級目標10選【和訳つき】
掲示物にすると映える、英語の学級目標も人気です。短くて意味が伝わりやすいものを選びました。
- One for all, all for one.(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)
- Better together.(一緒ならもっと良くなれる)
- No rain, no rainbow.(雨が降らなきゃ虹は出ない)
- Step by step.(一歩ずつ着実に)
- Now or never.(今やらずにいつやる)
- Sky is the limit.(可能性は無限大)
- Enjoy everything.(何事も楽しむ)
- Be the change.(自分が変化のきっかけになろう)
- Never give up, never back down.(あきらめない、引き下がらない)
- Shine in your own way.(自分らしく輝け)

学級目標を決める仕事が回ってくるのは、たいてい学級委員か、担任の先生だと思います。ここまでの一覧から選べば形にはなりますが、掲示して終わりにしないためのコツも後半に書いたので、そこまで読んでもらえると1年間使えるものになります。
なお、新学期に決めるのは学級目標だけではありません。クラス全体の勉強のペースが決まるのもこの時期です。担任・保護者の立場で使える内容は次の記事にまとめています。

クラスの状況別|目標の選び方

学級目標は「かっこいい言葉」より「今のクラスに足りないもの」から選ぶと、1年間ちゃんと機能します。担任の先生からもこの視点でよく相談を受けます。
| クラスの状況 | 選ぶべき方向性 | 目標の例 |
|---|---|---|
| バラバラでまとまらない | 団結・全員参加を掲げる | 「全員主役、脇役なし。」「ひとりじゃない、だから最強。」 |
| おとなしい・発言が少ない | 挑戦・行動を促す | 「まずやってみる。」「一歩前進、二歩飛躍!」 |
| ふざけすぎ・切り替えが下手 | けじめ・メリハリを言葉に | 「本気で遊び、本気で学ぶ。」「切り替え日本一。」 |
| 行事に力を入れたい | 記憶・全力を掲げる | 「みんなで作る、”世界一のクラス”ストーリー。」 |
| 受験学年 | 支え合い・継続を掲げる | 「最後まで、全員で。」「毎日1ミリ前へ。」 |
| 1年間の最終学年 | 感謝・締めくくりを意識 | 「ありがとうで終わるクラス。」 |

目標を決めるとき「うちのクラスってどんなクラス?」を先に5分だけ話し合うと、言葉選びが一気に楽になります。言葉から入ると悩み、現状から入ると決まります。
四字熟語の学級目標15選【意味つき】
掲示物として映え、意味を説明しやすいので毎年人気があります。読み方と意味をセットで覚えると、目標を紹介するときに説得力が出ます。
- 一致団結(いっちだんけつ)…全員が心をひとつにして力を合わせる。学級目標の王道
- 切磋琢磨(せっさたくま)…仲間と互いに高め合う。競争と協力の両方を含む言葉
- 全力投球(ぜんりょくとうきゅう)…手を抜かず全力で取り組む。行事に強いクラス向け
- 百花繚乱(ひゃっかりょうらん)…さまざまな個性が咲き乱れる。多様性を大切にしたいクラスに
- 不撓不屈(ふとうふくつ)…困難があっても心が折れない。受験学年に
- 初志貫徹(しょしかんてつ)…最初に決めた志を最後までやり通す
- 七転八起(しちてんはっき)…何度失敗しても立ち上がる
- 和気藹々(わきあいあい)…なごやかで楽しい雰囲気。人間関係を大事にしたいクラスに
- 日進月歩(にっしんげっぽ)…日々少しずつ進歩する。継続を重んじる目標
- 笑門来福(しょうもんらいふく)…笑う門には福来る。明るいクラスにしたいとき
- 虚心坦懐(きょしんたんかい)…素直な心で物事に向き合う
- 疾風迅雷(しっぷうじんらい)…行動が素早い。切り替えの速さを目指すクラスに
- 有言実行(ゆうげんじっこう)…言ったことは必ずやる。決意を示す目標
- 一期一会(いちごいちえ)…この1年、この仲間との出会いを大切に。最終学年に人気
- 臨機応変(りんきおうへん)…状況に応じて柔軟に動ける
班目標の例20選|学級目標を班の行動に落とし込む書き方
班目標は、学級目標を「自分の班が毎日やること」に翻訳したものです。学級目標が「一致団結」のような言葉なら、班目標は「班の全員が1回は発言する」のような行動になります。
文部科学省の中学校学習指導要領解説(特別活動編)にも、生徒が話し合って決めた学級の目標を踏まえて「必要な組織づくりや,仕事の役割分担やルールづくり」を話し合う活動が書かれていて、班目標はこの流れの中で決めるものです。
例えば,生徒が話し合って決めた学級の目標を踏まえ,それを実現するために必要な組織づくりや,仕事の役割分担やルールづくり,学級内の組織の意義や活動について話し合って合意形成を図る活動や,分担した役割の計画や成果を学級で共有する方法についての話合い,各活動の振り返りや改善についての話合いなどの充実が考えられる。
文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別活動編」学級活動(1)
| 学級目標(言葉) | 班目標(行動)の例 | 確認できるか |
|---|---|---|
| 一致団結/ひとりじゃない、だから最強。 | 班の課題は、終わっていない人が終わるまで全員で待つ | 終わった時刻を班長が記録 |
| 切磋琢磨/本気で遊び、本気で学ぶ。 | 授業中、班の全員が1回は発言する | 発言した人に班長が印を付ける |
| 当たり前を、当たり前に。 | 提出物は期限の前日までに班でそろえる | 提出日の朝に班長が確認 |
| 声が出るクラスは、強い。 | 班の話し合いで、最初の意見を30秒以内に誰かが出す | 沈黙が続いたら「誰から?」と声をかける |
| 毎日1ミリ前へ。 | 班の全員が、その日の授業のまとめを1行書く | 帰りの会で見せ合う |
ポイントは「できたか・できなかったか」が班の中で確認できる形にすることです。「仲良くする班」は確認できません。「全員が1回は発言する班」は確認できます。以下、場面別に20の例を挙げます。
授業・話し合いの班目標
- 全員が1回は発言する班
- 分からない人が「分からない」と言える班
- 意見が出ないときは、班長が最初の一言を出す班
- 話し合いの結論を、時間内に1つにまとめる班
- 発表は毎回違う人がする班
提出物・学習の班目標
- 提出物は期限の前日に班でそろえる班
- 宿題を忘れた人がいたら、休み時間に班で見せ合う班
- テスト1週間前に、班で範囲表を確認する班
- 授業のまとめを1行ずつ書き、帰りの会で見せ合う班
- ノートを忘れた人にルーズリーフを渡せる班
給食・掃除・当番の班目標
- 掃除は時間内に終わらせて、最後に全員で確認する班
- 給食の準備を5分で終わらせる班
- 当番を忘れた人がいても、責めずに交代する班
- 机の列を、帰る前に班でそろえる班
- ごみが落ちていたら、当番でなくても拾う班
行事・人間関係の班目標
- 行事の準備で、仕事を全員に1つずつ振る班
- 班の誰かが困っていたら、その日のうちに声をかける班
- あいさつは班の中から始める班
- 休んだ人に、その日の連絡を班で伝える班
- 班替えのときに「ありがとう」を言い合って終わる班
- ①学級目標の言葉を1つ選ぶ…「一致団結」なら、班で「団結って何をすること?」と5分話す
- ②「誰が・いつ・何を」に直す…「全員が・授業中に・1回発言する」の形。数字を1つ入れると確認できる
- ③週1回、できたかを班で振り返る…帰りの会の2分でいい。できなかった週は目標を小さくする

班目標は、学級目標より先に効果が出ます。学級目標は全員の言葉なので自分ごとになりにくいのですが、班目標は5〜6人で決めた行動なので、翌日から変わります。クラスが動かないときは、学級目標を変えるより班目標を作ってください。
中学生の学習目標の例|学級目標・学年目標・班目標との違い
「学級目標」と「学習目標」は別物です。学級目標はクラス全員で合意形成して決める言葉で、学習目標は生徒一人ひとりが自分で意思決定する目標です。
文部科学省の解説では、学級活動の目標の中で「学級での話合いを生かして自己の課題の解決及び将来の生き方を描くために意思決定して,実践したりする」とあり、「ここでの「自己の課題」は,生徒一人一人が,自らの学習や生活の目標を決めて,その実現に向けて取り組めるものでなければならない」と書かれています。4つの目標の違いを表にします。
| 目標の種類 | 誰が決めるか(決め方) | 期間 | 例 |
|---|---|---|---|
| 学年目標 | 学年の先生と生徒(学年集会などで共有) | 1年 | 「学校の顔になる3年生」「後輩に見せる背中」 |
| 学級目標 | クラス全員(話し合って合意形成) | 1年 | 「受験は団体戦。」「切り替え日本一。」 |
| 班目標 | 班の5〜6人(学級目標を行動に翻訳) | 学期〜班替えまで | 「全員が1回は発言する班」 |
| 学習目標(個人) | 自分(学級の話し合いを生かして意思決定) | 学期・テストごと | 「次の定期テストで数学を10点上げる」 |
学習目標の例15選(個人・中学生)
個人の学習目標は、「何を・いつまでに・どれだけ」が入っていて、自分で確認できるものにします。「頑張る」「集中する」は確認できないので目標になりません。
定期テスト・成績の目標
- 次の定期テストで数学を前回より10点上げる
- 英語の単語テストを毎回8割以上にする
- 5教科の合計を、学年末までに前回比で20点上げる
- 苦手な理科を、平均点まで届かせる
- 評定を、2学期に1教科だけ1つ上げる
家庭学習・提出物の目標
- 平日は毎日30分、机に向かってから寝る
- 提出物は期限の前日に出す
- ワークは授業の当日に、その範囲だけ解く
- テスト2週間前に範囲表を見て、教科ごとの計画を書く
- 寝る前に、その日習ったことを1行だけノートに書く
授業・生活の目標
- 授業で週に1回は手を挙げる
- 分からないところを、その日のうちに先生か友達に聞く
- ノートは黒板を写すだけでなく、自分の言葉を1行足す
- 忘れ物をゼロにするために、前の晩に時間割をそろえる
- 朝は決めた時間に起きて、遅刻をしない
個人の学習目標を「計画」に落とす手順は、当サイトの勉強計画の記事にテンプレートがあります。学級目標の話し合いと同じ時期(新学期)にやると、続きます。
学年目標の例5選
- 1年生:「学校に慣れる」より「学校を好きになる」1年
- 2年生:学校の中心になる。行事で前に立つ学年
- 3年生:後輩に見せる背中。あいさつと時間で示す
- 3年生(受験期):全員で3月に笑う。個人戦にしない
- 全学年:当たり前の基準を、去年より1つ上げる
学年目標は学級目標より大きな言葉になりがちなので、学級目標は学年目標を「自分のクラスではどうするか」に絞ると、2つが矛盾しません。
学級目標の決め方|学活1回で決まる4ステップ
例を見て「どれにしよう」と迷うクラスほど、決め方の順番が決まっていません。学級会や学活の1回で決めるなら、次の4ステップが確実です。
- ①個人で書く:「こんなクラスだったらいいな」を1人1枚の紙に書く。いきなり話し合わない
- ②班でキーワードにまとめる:班ごとに紙を見せ合い、よく出た言葉を2〜3個に絞る
- ③候補を3つに絞る:各班のキーワードを黒板に並べ、似たものをまとめて候補を3つにする
- ④言葉を整えて決める:候補ごとに「このクラスで何をすることか」を1行で説明できるか確かめてから、投票で決める
ポイントは、①で全員が一度は自分の言葉を書くことです。声の大きい人の案だけで決まると、1年間だれも口にしない目標になります。④の「1行で説明できるか」は、この記事の例をそのまま使うときにも役に立ちます。説明できない言葉は、かっこよくても掲示物で終わります。
候補が割れたときは、後半の「よくある失敗」にある「多数決を1回でやってしまう」を読んでから、もう一度投票してください。
決まった後にやること|掲示物で1年間”生きる”目標にする

学級目標の最大の問題は「決めた翌週には誰も覚えていない」ことです。掲示の仕方ひとつで、意識される目標になるかどうかが変わります。
- ①全員の名前や手形を入れる…自分が関わった実感があると、目に入ったときの意識が変わります
- ②教室の前方に貼る…後ろの掲示板は振り返らないと見えません。黒板の上が最も目に入ります
- ③目標の下に「具体的な行動」を3つ書く…「一致団結」だけでは何をすればいいか分かりません。「あいさつをする」「困っている人に声をかける」など行動レベルに落とす
- ④学期末に振り返る時間を作る…達成度を全員で採点すると、後半の行動が変わります
クラス目標を決めるときのよくある失敗
失敗①:多数決を1回でやってしまう
候補が10個ある状態で多数決をすると票が割れ、「たった4票で決まった目標」になります。1回目で上位3つに絞り、2回目で決選投票——この2段階にするだけで納得度が変わります。
失敗②:先生が誘導しすぎる
先生が用意した案に決まると、子どもたちの中で「自分たちの目標」になりません。候補を出すのは生徒、最後の判断も生徒に任せる方が、結果的に機能する目標になります。
失敗③:長すぎる目標にする
「みんなで協力し、助け合い、笑顔があふれ、目標に向かって努力するクラス」——このタイプは覚えられません。10文字前後、長くても20文字以内が実用的です。
新学期は「勉強の仕組み」を作り直す最大のチャンス
学級目標を決める時期=新学期は、クラスの目標だけでなく自分自身の勉強の仕組みを立て直す絶好のタイミングです。塾の現場でも、成績が変わる子はほぼ例外なく「学期の最初」に習慣を変えています。

学年が変わってから3週間が勝負です。ここで固まった生活リズムが、その学期の成績をほぼ決めます。逆に言えば、今なら何でも変えられます。
目標を立てても続かない、というのは意志の問題ではなく計画の作り方の問題です。塾で配っている週単位のテンプレートを計画倒れしない勉強計画の立て方で公開しているので、クラス目標と一緒に個人の目標も設計してみてください。


クラスで案を出す場面は、文化祭の出し物を決めるときも同じです。企画が通る条件と、教室・ステージ別のアイデアはこちらにまとめました。

言葉を集めて絞る同じ手順で、文化祭のテーマを決める記事もあります。

保護者の方へ:行事のあとは定期テストと内申点
生徒会や学級の活動が落ち着くと、次に来るのは定期テストと、それで決まる内申点です。学校行事の準備でテスト勉強が遅れたと感じたら、下の2本で「いつから・何をするか」を確認してください。


家で立て直すのが難しいときは、無料体験で「自分の子に合う教え方か」を見てから決めるのが安全です。中学生の通塾なら森塾が1科目+20点の成績保証と無料体験を公式に出しています。





学級目標のよくある質問
- 他のクラスと学級目標がかぶってもいい?
-
問題ありません。同じ言葉でも「自分たちのクラスなりの意味づけ」があれば別物になります。気になる場合はサブタイトルを足すと差別化できます(例:「心を燃やせ〜全員で完全燃焼する1年〜」)。
- 面白い系の目標って先生に怒られない?
-
「笑える」だけの目標は却下されることがありますが、笑い+前向きな意味がセットになっていれば通りやすいです。提案するときに「この目標にした理由」を一言添えるのがコツです。
- なかなか決まらないときは?
-
ゼロから意見を出し合うと必ず停滞します。この記事のような一覧から各自が候補を選ぶ→多数決を2回に分ける、の順番にすると10分で決まります(「クラス目標を決めるときのよくある失敗」の節を参照)。
- 班目標はどう決めればいい?
-
学級目標の言葉を1つ選び、「誰が・いつ・何を」の行動に直します。「一致団結」なら「授業中に全員が1回は発言する班」のように、できたかどうかを班の中で確認できる形にするのがコツです。週1回、帰りの会で振り返ります。
- 学級目標と学習目標は何が違う?
-
学級目標はクラス全員で話し合って合意形成する言葉、学習目標は生徒一人ひとりが自分で意思決定する目標です。文部科学省の学習指導要領解説(特別活動編)でも、学級活動は「合意形成」と「意思決定」の2つの活動に分けて書かれています。学習目標は「次の定期テストで数学を10点上げる」のように、確認できる形にします。
- 学年目標と学級目標の違いは?
-
学年目標は学年全体の方針(「後輩に見せる背中」など)で、学級目標はそれを自分のクラスで「どうするか」に絞ったものです。学年目標を先に確認してから学級目標を決めると、2つが矛盾しません。
- シンプルな学級目標にするコツは?
-
教室の後ろから読める15字以内にすることです。「一人も、置いていかない。」「声が出るクラスは、強い。」のように、動詞を1つに絞ると短くなります。「協力し、助け合い、笑顔があふれ…」と並べる型は覚えられません。
- 学級目標はいつ、誰が決める?
-
新学期の最初の学級活動で、生徒が話し合って決めます。学習指導要領解説(特別活動編)では、学級活動(1)「学級や学校における生活づくりへの参画」の中で、生徒が話し合って決めた学級の目標を踏まえて役割分担やルールづくりをする、と書かれています。先生が用意した案に決めると自分たちの目標になりにくいので、候補を出すのも最後の判断も生徒が行います。
なお、学級目標づくりのような話し合いへの参加姿勢も、内申点の3つの観点のうち「主体的に学習に取り組む態度」に含まれます。


この記事で確認した資料
学級目標が学級活動の中で生徒の話し合い(合意形成)によって決められること、個人の学習目標が「意思決定」として学級目標と区別されていること、学級の目標を踏まえて役割分担やルールづくり(班の活動)を話し合うことは、文部科学省の中学校学習指導要領解説(特別活動編)の本文で確認しました(2026年9月13日確認)。例文は、塾の現場で生徒・担任の先生から聞いた実例と筆者の作成です。

