高校中退は年4.5万人|理由の内訳と、中退後の進路(高卒認定・通信制)

高校中退は年4.5万人|理由の内訳と、中退後の進路(高卒認定・通信制)

本記事はプロモーション(PR)を含みます。

文部科学省の調査では、令和6年度に高校を中途退学した生徒は44,571人で、在籍者に占める割合(中途退学率)は1.4%でした。理由で多いのは「進路変更」(41.5%)と「学校生活・学業不適応」(35.0%)です。中退すると最終学歴は中学校卒業になりますが、その後に通信制高校などへの編入学や高卒認定試験で道を開く人も多く、高卒認定の合格者の約半数は高校中退者です。

この記事では、文部科学省の令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査などの数字をもとに、高校中退の人数と理由、中退後の進路を整理します。まだ在学中で、やめるかどうか迷っている場合は高校をやめたいと思ったらを先に読んでください(2026年9月30日確認)。

この記事の結論
  • 令和6年度の中途退学者は44,571人(1.4%)…前年度(46,238人・1.5%)から減少
  • 理由の1位は進路変更(41.5%)…次いで学校生活・学業不適応(35.0%)、学業不振(6.3%)
  • 中退後の最終学歴は中学校卒業…高卒認定に合格しても、学歴は高卒にならない
  • 中退後の2つの道…通信制高校などへの編入学(卒業すれば高卒)か、高卒認定(大学などの受験資格)
  • 高卒認定の合格者の50.2%は高校中退者…令和6年度の合格者7,748人のうち3,888人
この記事の目次

高校中退の人数の推移

年度中途退学者数
平成27年度49,263人
平成28年度47,249人
平成29年度46,802人
平成30年度48,594人
令和元年度42,882人
令和2年度34,965人
令和3年度38,928人
令和4年度43,401人
令和5年度46,238人
令和6年度44,571人

令和2年度に34,965人まで減った後、再び増え、令和5年度は46,238人でした。令和6年度は44,571人で、中途退学率は1.4%です。高校生のおよそ70人に1人が、1年間に学校をやめている計算です(計算)。

高校中退の理由

同じ調査では、中途退学者1人につき主な理由を1つ選んで集計しています。令和6年度の内訳は次のとおりです。

理由人数割合
進路変更18,505人41.5%
学校生活・学業不適応15,618人35.0%
学業不振2,814人6.3%
病気・けが・死亡1,799人4.0%
問題行動等1,506人3.4%
家庭の事情1,306人2.9%
経済的理由549人1.2%
その他2,474人5.6%

「進路変更」は、別の学校や就職など、次の進路を理由にやめたものです。一方で「学校生活・学業不適応」は、学校の雰囲気や人間関係、授業についていけないなど、今の学校が合わなかったことによるものです。また、高校で不登校だった生徒67,782人のうち、10,566人(15.6%)が中途退学に至っています。高校の不登校については高校生の不登校にまとめています。

中退後の最終学歴と、2つの道

高校を中退すると、最終学歴は中学校卒業になります。文部科学省の高卒認定試験のよくある質問にあるとおり、高卒認定に合格しても、高校を卒業しなければ最終学歴は高校卒業になりません。中退後の主な道は次の2つです。

通信制高校などへの編入学高卒認定試験
得られるもの高校卒業の学歴(卒業すれば)大学・専門学校などの受験資格
前の高校の学習在籍期間や修得単位が考慮される場合がある高校で修得した科目は免除になる場合がある
入れる時期学校ごと(随時の学校もある)年2回の試験
向いている人高卒の学歴がほしい、学校の仕組みで学びたい大学受験を早く目指したい、学校という形が合わない

文部科学省の高卒認定試験の結果では、令和6年度の合格者7,748人のうち、高校中退の人は3,888人(50.2%)でした。一方、編入学は、文部科学省の説明では「校長が、相当年齢に達し、当該学年に在学する者と同等以上の学力があると認めた場合」に可能とされていて、学校ごとに入学の時期や条件が決まっています。高卒認定の難しさは高卒認定の難易度で確かめられます。

中退した後でも、道は2つあります。「高卒の学歴がほしいか」「大学の受験資格があれば足りるか」を先に決めると、どちらが合うかが分かります。

やめる前なら「転校」のほうが有利

まだ在学中なら、中退ではなく転校(転学)を選べます。転学なら、修得した単位に応じて相当学年に途切れずに入れて、編入学より入れる時期や学校の選択肢が多くなります。方法は高校の転校(転学)の方法、留年が近いときの考え方は高校の留年と出席日数にまとめています。

中退後・転校先の候補として、通信制高校の資料を取り寄せる

N高等学校は、ネットコースなら転入学・編入学を随時受け付けていて、書類選考のみで入学試験はありません。前の学校の在籍期間や修得単位が考慮される場合があり、卒業すれば高校卒業の学歴になります。資料で、入学の時期と学費を確かめてください。
PR N高等学校の資料を取り寄せる(無料)

高校中退でよくある質問

高校中退は年間何人いますか?

令和6年度は44,571人で、中途退学率は1.4%でした。前年度は46,238人(1.5%)です。

高校中退の理由で一番多いのは何ですか?

進路変更で、18,505人(41.5%)です。次いで学校生活・学業不適応が15,618人(35.0%)です。

高校を中退すると最終学歴はどうなりますか?

中学校卒業になります。高卒認定に合格しても、最終学歴は高校卒業にはなりません。通信制高校などに編入学して卒業すれば、高校卒業になります。

中退した後に高校に入り直せますか?

編入学という形で入れます。校長が相当の学力があると認めた場合に可能で、時期や条件は学校ごとに違います。通信制高校には随時受け付けている学校もあります。

高卒認定を受ける人は中退者が多いのですか?

令和6年度の高卒認定の合格者7,748人のうち、高校中退の人は3,888人(50.2%)でした。

この記事で確認した資料

PR|公式サイトへ移動するリンクを含みます

受験勉強を進める高校生へ

東進の資料請求(無料・1分)→

1日体験・個別相談も無料。予備校を決める前の比較材料に。

中学生・保護者の方へ

森塾の無料体験を見る →

先生1人に生徒2人の個別指導。1科目+20点の成績保証つき。

塾・予備校を探している方へ

  • 個別・集団・予備校・家庭教師の月謝は塾の料金一覧で比べられます。
  • 中学生なら森塾(1科目+20点の成績保証・無料体験)、大学受験なら東進(資料請求・1日体験が無料)。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

コメント

コメントする

CAPTCHA


この記事の目次