【塾長直伝】夏休みの勉強計画の立て方|計画倒れしない週単位テンプレート付き

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夏休みが始まったんですけど、正直何から手をつければいいか分からなくてもう1週間溶けました…。

毎年7月末に同じ相談が殺到します(笑)。安心してください、夏の計画は「今日から」立て直せば十分間に合います。塾で実際に使っている計画の立て方をそのまま公開しますね。

塾長として毎年たくさんの受験生の夏を見てきましたが、夏に失敗する子の原因は「勉強量」ではなく99%「計画の立て方」です。この記事では、塾の面談で実際に使っている計画テンプレートを、そのまま使える形で紹介します。

【結論】夏休みの勉強計画・3つの鉄則
  • ①1日単位ではなく「週単位」で計画する(1日崩れても週内でリカバリーできる設計に)
  • ②時間ではなく「やること」で決める(「数学3時間」ではなく「問題集P.10〜30」)
  • ③新しいことより「1学期の穴埋め」を最優先(夏は貯金を作る時期ではなく、借金を返す時期)
この記事の目次

なぜ夏休みの計画は必ず崩れるのか

7月に立てた計画が8月10日に崩壊している——これは意志が弱いからではありません。ほとんどの計画は「毎日8時間」のような1日単位・時間単位の設計になっていて、1日サボった瞬間に「もう無理だ」と全体が崩れる構造だからです。

塾で教えているのは逆の発想です。週に1日は最初から「予備日」として空けておく。すると6日分の計画が崩れても週の中で取り返せるので、「計画倒れ→自己嫌悪→全部やめる」の悪循環が起きません。

学年別・夏にやるべきことの優先順位

学年最優先次にやるやらなくていい
中1・中21学期の数学・英語の復習2学期の予習(教科書レベル)難問・応用問題集
中3中1・中2範囲の総復習(入試の7割はここ)模試の解き直し過去問(秋からで十分)
高1・高2英単語・数学の基礎固め定期テストの解き直し志望校の過去問
高3・浪人共通テストレベルの完成2次・私大の標準問題新しい参考書の追加

高3生に毎年言っているのは「夏に参考書を増やすな」です。今持っている問題集を2周する方が、新しい1冊を1周するより確実に伸びます。

そのまま使える「週間計画テンプレート」

塾の面談で配っているテンプレートの構造です。紙でもスマホのメモでも作れます。

  1. 日曜の夜に15分だけ計画タイム:今週やる範囲を科目ごとに「ページ・問題番号」で書き出す(例:数学ワークP.24-40、英単語No.401-600)
  2. 月〜金に割り振る:午前=頭を使う科目(数学・理科)、午後=暗記もの(英単語・社会)、夜=その日の復習15分
  3. 土曜は予備日:遅れを回収。遅れゼロなら休むか、模試の解き直し
  4. 終わったら消す:チェックではなく横線で消す。消えていく快感が継続のエンジンになります

「1学期の穴」が自力で見つけられない場合

計画の鉄則③「穴埋め優先」でつまずくのは、そもそも自分の穴がどこか分からないケースです。模試の成績表があれば偏差値が低い分野から潰せばOK。なければ、AIが診断テストでつまずきの根本を特定してくれる【atama+ オンライン塾】(14日間無料体験)のようなサービスを夏の間だけ使うのも合理的です。14日あれば主要科目の穴の地図は作れます。

「一人だと計画を守れる自信がない」タイプは、夏期講習だけ塾を使う手もあります。塾の使い方と費用感はオンライン塾9社の比較記事塾費用シミュレーターを参考にしてください。

夏休みの勉強のよくある質問

1日何時間勉強すればいい?

受験学年(中3・高3)なら6〜8時間が目安ですが、時間より「決めた範囲が終わったか」で管理してください。5時間で終わる日があってもまったく問題ありません。非受験学年は1学期の復習が回る量(2〜3時間)で十分です。

もう8月になってから読んだ。手遅れ?

手遅れではありません。残り日数で週を数え直して、同じ方法で計画すればいいだけです。「7月を無駄にした」と嘆く時間が一番もったいないです。

部活があって夏期講習に行けない…

通塾が難しいなら、時間の融通が利くオンライン個別や、スキマ時間で回せるAI教材を使う手があります。移動時間ゼロは部活勢にとって最大の武器です。

計画を立てても親に「勉強しなさい」と言われてケンカになる

週間計画を冷蔵庫など見える場所に貼ってください。親が不安になるのは「何をやっているか見えない」からで、計画と消し込みが見えるだけで小言は激減します(塾の面談でも保護者に同じ説明をしています)。

夏は「差がつく」時期と言われますが、正確には「正しい計画で淡々とやった子だけが勝手に前に出る」時期です。今日の15分の計画タイムから始めてください。

この記事を書いた人:たかた(兵庫県の個別指導塾 塾長)。現場の面談で話している内容をそのまま記事にしています。→ 運営者情報

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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