無料サイトだけで高校物理を独学することは可能です。ただし「どの順番でやるか」だけは自分で決める必要があります。この記事では実際に使えるサイトを紹介したうえで、無料教材で独学するときに必ずぶつかる3つの落とし穴も書きます。
先に:物理が苦手な原因は、物理ではないことが多い
塾で物理を見ていていちばん多いのがこれです。公式は覚えているのに解けない子の大半は、数学で止まっています。
- 三角比・三角関数…力の分解ができない。斜面の問題で必ず詰まります
- ベクトル…力の合成、相対速度が式にできない
- 文字式の変形…答えは出ているのに、文字のまま整理できず止まる
心当たりがあるなら、物理のサイトを回る前に数学を戻したほうが速いです。物理の解説をいくら読んでも、詰まっている場所が数学なら前に進みません。

近年は予備校・参考書だけではなくてネット上にもたくさんの良い教材があり、独学できる環境が整ってきました。しかし良い教材があっても広まらなければ意味がありません。
ただ「お金をかけずとも質の高い勉強ができる」という意味では良い時代になってきましたね。それでは物理の勉強に役に立つサイトをご紹介します。

塾講師や教員の方にもおすすめできますので参考にしてみてください!
高校物理をあきらめる前に

こちらのサイトは、高校物理基本的な問題に絞って、実際の高校の先生が丁寧に解説をしてくれています。教科書で説明されていることを、手書きの図などを使いながら、かなり分かりやすく解説してくれています。
物理が苦手で定期テストが危うい…という方にお勧めしたいサイトです。

またサイトの構造がかなり分かりやすいので、学習しやすい点も良いと思いました!
こちらから見ることが出来ます!👇
2026年8月4日に、掲載しているサイトがすべて閲覧できることを確認しました。閉鎖が確認できたサイトは記事から削除しています。無料で使えるかどうかも、その時点で確認したものです。
わかりやすい高校物理の部屋

こちらのサイトは問題だけでなく、物理の公式も分かりやすくまとめてくれています。問題数も豊富かつ、解説も丁寧ですので、独学に最適です。
定期テストというよりは受験向けの問題が多い印象。

このサイトだけで問題集1冊以上の価値を感じます!解説の”余談”も勉強になるのでおすすめです!
こちらから見ることが出来ます!👇
受験の月

基礎的な問題から応用的な問題まで、かなり受験に実用的な問題を扱っているサイトです。無駄なく、このサイトにある問題を解いていくだけでも物理の力は相当ついていくと思います。
解説もかなり丁寧なので、独学に向いている教材と言えるでしょう。

物理だけでなく、数学や化学も学べる幅広いサイトです。理系の皆さんはブックマーク必須のサイトですよ!
こちらから見ることが出来ます!👇
映像授業 Try IT
このチャンネルは学校の授業が難しいと感じる高校生、テスト前の高校生におすすめしたいです。高校物理・物理基礎の基礎を分かりやすく解説しているため、つまずきにくいのが強みです。
また物理・物理基礎だけでなく、他の科目も非常に充実しており、これだけでも基礎固めができます。
こちらから見ることが出来ます!👇

KoKo物理

“物理のエッセンス”という受験物理における有名教材があります。こちらのサイトでは、そこで扱われている問題をかなり細かく解説してくれているサイトです。
この教材を解いたことがある方ならきっと共感していただけると思いますが、解説がちょっと少なめですよね。上級者はその解説で十分でも、中級者までにはやや難しいところもあります。
そこを十分に補完してくれるWEBサイトですので、物理のエッセンスを使用している方は是非併用してみてください。
こちらから見ることが出来ます!👇

共通テストなどの解説まで行ってくれています。物理受験者にはありがたいサイトです。受験生の時に知りたかった…!!笑
無料サイトで独学するときの3つの落とし穴
参考書には目次があり、塾には進度があります。無料サイトにはそれがありません。気になった単元から拾い読みすると、力学の土台がないまま電磁気に入ることになります。
対策は単純で、学校の教科書の目次を順番表として使うことです。教科書の順に、サイトで補う。これだけで抜けがなくなります。
解説が丁寧なサイトほど起きます。読んでいる間は完全に理解できるのに、白紙から書けない。物理はここが露骨に出る科目です。
解説を閉じてから、もう一度自力で最初の式を立ててください。立てられなければ、まだ読んだだけです。
誰も確認しないので、詰まった問題をそのまま閉じられます。独学がうまくいかない最大の理由はこれです。
飛ばした問題に印をつけて、週末にまとめて戻る日を作ってください。印がないと、飛ばしたこと自体を忘れます。
4つのサイトの使い分け
| 目的 | 向いているもの |
|---|---|
| 定期テストが危うい | 高校物理をあきらめる前に/わかりやすい高校物理の部屋(基本の理解から) |
| 授業を映像で受け直したい | 映像授業 Try IT(単元ごとに視聴できる) |
| 入試問題を解けるようにしたい | 受験の月(解法のパターンが整理されている) |
| スキマ時間で確認したい | KoKo物理(短時間で要点を追える) |
1つに絞る必要はありません。理解のときと演習のときで使うものを変えるのが、無料教材のいちばん賢い使い方です。


本日のまとめ
ここにご紹介したサイト以外にもたくさんの教材があります。もちろん参考書などを購入すれば、質の高い独学をすることが出来ますが、無料ツールでも有用なものがたくさんあります。普段の学習の中に取り入れて勉強の質をUPさせていきましょう!
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