東進模試の種類・日程・料金一覧|判定が厳しい理由と無料で受ける方法

東進模試の種類・日程・料金一覧|判定が厳しい理由と無料で受ける方法

東進模試は、東進ハイスクール・東進衛星予備校(株式会社ナガセ)が主催する模試で、東進に通っていない人(一般生)も校舎で受けられます。公式サイト(toshin-moshi.com)には、2026年度の全模試の日程・受験料・出題範囲が出ています。この記事ではそれを全部一覧に直し、「判定がおかしい・厳しい」と言われる理由を公式の説明から読み解きます。

結論:2026年度の東進模試はこう選ぶ

①大学受験生の軸は共通テスト本番レベル模試(年4回・6,000円)全国統一高校生テスト(6月・11月・無料)で、合わせて2カ月ごとに受けられる ②記述は全国国公立大記述模試(年5回・6,500円)、東大・京大など大学別は7,500円 ③私大志望は早慶/上理・明青立法中/関関同立のレベル模試(各6,500円) ④判定は本番と同じ難度で出るので、他の模試より点が低く出やすい。それが「厳しい」と感じる正体です。

日程・受験料は2026年9月16日に公式サイトで確認した2026年度のものです。東進生の受験料は公式に一般生と分けて書かれていないので、この記事の受験料はすべて「一般生受験料」です。模試の申し込みも、東進の資料請求・1日体験・個別相談(無料)も、公式は【東進ハイスクール・東進衛星予備校】から入れます。

この記事の目次

東進模試の種類一覧:受験生向け10種と高1・高2・中学生向け

公式サイトの模試一覧から、2026年度に実施される模試を対象・レベル別に並べます。「回数」は年間の実施回数(プレ回を含む)、「受験料」は一般生の税込額です。

模試名対象・レベル回数・受験料次回の実施日
共通テスト本番レベル模試受験生・高2生/標準年4回・6,000円第4回 12/20(日)
全国統一高校生テスト高3〜高1・高0生/共通テスト本番レベル年2回・無料11/1(日)
全国国公立大記述模試受験生/難関年5回・6,500円第3回 9/20(日)
東大本番レベル模試受験生/難関年4回・7,500円第3回 10/11(日)
早大・慶大レベル模試受験生/難関プレ回+年4回・6,500円第3回 9/20(日)
上理・明青立法中レベル模試受験生/標準プレ回+年4回・6,500円第3回 9/20(日)
関関同立レベル模試受験生/標準プレ回+年4回・6,500円第3回 9/20(日)
医学部82大学判定テスト受験生/難関年2回・7,500円第2回 10/25(日)
大学合格基礎力判定テスト受験生・高2・高1年5回・6,700円第4回 11/15(日)
高校レベル記述模試高2生・高1生/標準年2回・6,000円第2回 12/13(日)
中学学力判定テスト中2生・中1生/難関年4回・4,950円第2回 9/19(土)

東大以外の大学別本番レベル模試(京大・北大・東北大・名大・阪大・九大、東京科学大・一橋大・神戸大・千葉大・広島大)と、高2生向けの大学別模試、入試同日・直近日体験受験も公式サイトにあります。数が多いので、この記事では受験者の多い共通テスト・国公立記述、私大レベル・東大を中心に書きます。

全部に共通する条件が2つあります。「ハイスクール・衛星予備校校舎では、高卒1年目までを受け入れ対象」(浪人2年目以降は校舎で受けられない)と、「早稲田塾校舎では現役生のみ」です。

共通テスト本番レベル模試:2026年度は2月・4月・8月・12月の4回、6,000円

東進模試の軸になる模試です。公式の特長に「2カ月ごとに、合格可能性と学力の伸びを明らかにする連続模試」「※6月・11月は全国統一高校生テストを実施」とあり、共通テスト本番レベル模試4回と全国統一高校生テスト2回を合わせると、2月から12月まで2カ月おきに同じ形式で受けられます。

2026年度実施日申込締切返却開始(予定)
第1回2/22(日)2/19(木)2/28(土)
第2回4/26(日)4/23(木)5/2(土)
第3回8/23(日)8/20(木)8/29(土)
第4回12/20(日)12/17(木)12/26(土)

対象は「受験生・高2生」、レベルは「標準」、会場は東進ハイスクール・東進衛星予備校の各校舎、受験料は6,000円(税込)です。締切は実施日の3日前の木曜で、公式に「校舎に空席がある場合は、実施日前日まで校舎で直接申込できます」とあるので、ネット締切を過ぎても校舎に電話する価値はあります。

教科・配点は共通テストと同じ。時間割例は8:30から20:30まで

教科試験時間配点
英語リーディング80分/リスニング30分各100点
数学①・数学②各70分各100点
国語90分200点
理科・地理歴史・公民1科目60分/2科目120分1科目100点/2科目200点
情報60分100点

公式の時間割例は、理科・地歴公民が8:30〜12:00、国語12:40〜14:10、英語リーディング14:40〜16:00、リスニング16:10〜16:40、数学①16:50〜18:00、数学②18:10〜19:20、情報Ⅰ19:30〜20:30です。全科目受けると12時間の拘束で、本番(2日間)より1日に詰め込む分きついので、初めて受ける高2生は昼食と休憩の使い方を先に決めておいてください。

全国統一高校生テストは無料:2026年11月1日実施・締切10月29日

「東進模試 無料」で探している人が受けるべきなのがこれです。公式に「年に2回実施し、いずれも無料で招待」「受験後の合格指導解説授業も含め、このテストによって料金の支払いが発生することはありません。また、入学を強制することもありません」と書かれています。

項目2026年11月の回(公式)
実施日2026年11月1日(日)
申込締切インターネット申込 10月29日(木)まで
成績表返却11月7日(土)以降、申込時に選んだ返却校舎で
対象高3生・高2生・高1生・高0生(高校生レベルの学力を持つ意欲ある中学生)
部門全学年統一部門(共通テスト本番レベル・6教科)/高2生部門・高1生部門(英数国)
受験料無料招待

全学年統一部門は共通テスト本番レベル模試と同じ教科・配点・時間割で、受験生にとっては「共通テスト本番レベル模試の無料回」です。注意点は受験票で、公式に「受験票は成績表返却校舎でお渡しします。試験当日にはお渡しできません」とあります。申し込んだら、当日より前に校舎へ受け取りに行く必要があります。同じ時期に、全国統一中学生テスト(10月25日)・小学生テスト(11月3日)もあります。

国公立記述・私大レベル・東大本番レベル模試の日程と受験料

記述式と大学別の模試は、日程が9月20日・11月22日にそろっています。同じ日に複数の模試は受けられないので、国公立志望で私大も併願する人は、どちらを受けるか回ごとに決めることになります。

模試実施日(2026年度)受験料注記(公式)
全国国公立大記述模試5/24・7/20・9/20・11/22・1/24(日)6,500円第5回は同日に東大・京大本番レベル模試があるため、東大・京大の判定は行わない
早大・慶大レベル模試2/8(プレ)・5/24・7/20・9/20・11/22(日)6,500円難関。合格指導解説授業(英・数・国)は無料
上理・明青立法中レベル模試同上6,500円標準
関関同立レベル模試同上6,500円標準
東大本番レベル模試6/7・8/30・10/11・1/23〜24(土日)7,500円中7日で成績表返却。第4回は2日間
医学部82大学判定テスト6/28・10/25(日)7,500円全国82大学の合格可能性を判定。中13日返却

高2生・高1生には、記述式の「高校レベル記述模試」(7/26・12/13、6,000円)と、英数国の基礎を単元ごとに診断する「大学合格基礎力判定テスト」(年5回、6,700円)があります。基礎力判定テストは公式に、「何から手をつければいいかわからないという高2生・高1生にぴったり」とあり、判定より単元ごとの到達度を見る模試です。

講座の料金(入学金・受講料)は模試とは別で、7887の記事に学年別・講座数別の実額をまとめています。模試だけ受けて講座を取らないことも可能です。

「東進模試の判定はおかしい・厳しい」と言われる3つの理由

検索候補に「東進 共通テスト 判定 おかしい」が出ます。塾で生徒の成績表を見てきた立場で言うと、判定そのものが壊れているのではなく、他の模試と同じ物差しで読むから食い違うのです。公式の説明から、理由を3つに分けます。

理由1:問題が「本番と同じレベル」なので、点が低く出る

全国統一高校生テストの公式に「見た目のみ共通テストに似せるのではなく、本番と同じレベル・出題形式・出題範囲にこだわり」とあります。高2の秋や高3の春に本番レベルを解けば、得点率は本番より低くて当たり前で、そこから出す判定も低くなります。学校で受ける模試と比べて「1〜2段階低い」と感じる原因の大半はこれです。

理由2:「絶対評価」と「相対評価」の2軸で、順位より点数を見せる

東進模試は、東進ならではの「絶対評価」と従来からの「相対評価」の2つの軸で学力を評価することが特長です。これにより、受験者集団における現在位置を示すとともに、前回からの学力の伸びと志望校合格までの距離を具体的な点数で明示します。

全国統一高校生テスト 公式サイト「東進模試の特長」

偏差値(相対評価)で見慣れていると、「合格まであと何点」という絶対評価の表示は厳しく見えます。ただ、この数字は「今の点数と合格に必要な点数の差」なので、次の回で差が縮まったかどうかを追うのが正しい使い方です。1回の判定で志望校を変える材料にはなりません。

理由3:合格ラインは東進独自のデータで、他社の判定とは元が違う

東進の合格ライン(A〜D)の目安は、全国統一高校生テストの公式ページに「Aライン:合格可能性80%以上/Bライン:65%以上/Cライン:50%以上(ボーダーライン)/Dライン:35%以上」と書かれ、「本データは、2026年度大学入学共通テストにおいて、東進の合否判定システムに入力された情報を元にして算出した東進独自の参考用データ」と注記されています。

ライン合格可能性(公式)読み方
A80%以上合格圏。次は2次・記述の配点が高い科目へ
B65%以上合格の可能性が高い帯。落とした「正解必須問題」を潰す
C50%以上(ボーダー)五分五分。志望校は変えず、次回の伸びで判断
D35%以上あと何点かを絶対評価で確認。時期が早ければ普通

つまり、東進の判定は東進の合否判定システムに入力した、受験生の自己採点と合否から作られていて、河合塾や駿台の判定とは元のデータが違います。「河合ではB、東進ではD」が起きるのは、母集団もボーダーの決め方も別だからで、どちらかが間違っているわけではありません。

判定を見るときは、同じ模試の前回と比べるのが鉄則です。東進の判定を河合の判定と比べても、物差しが違うので何も分かりません。E判定・D判定が続くときの志望校の考え方は、下の記事で時期別に書いています。

「東進 共通テストリサーチ」と探している人へ:東進のは「合否判定システム」

共通テスト本番の直後に自己採点を入力して合否判定を出すサービスは、河合塾が「共通テストリサーチ」、東進は「共通テスト合否判定システム」という名前です。「東進 共通テストリサーチ」と検索しても河合塾のページが出るのはそのためです。東進の解答速報ページ(東進ドットコム)には、共通テスト当日の解答・解説に加えて、「東進合否判定ライン(A,B,C,D)一覧及び二段階選抜予想得点」が掲載されます。

上の表のA〜Dラインは、この合否判定システムに入力されたデータを元に作られたものです。本番後に使うだけでなく、高2・高3の秋に志望校のボーダーを調べておくと、共通テスト本番レベル模試の点数を「あと何点」に変換できます。全国統一高校生テストの公式ページに「共通テストボーダー表検索」があります。

東進生と一般生の違い:返却日・解説授業・受け方

同じ模試を受けても、東進生と一般生では成績表の返却と復習ツールの使い方が違います。公式の記載を並べます。

項目東進生一般生
成績表の返却中3日で「WEB成績表」(共通テスト本番レベル模試)中5日の返却開始日から1カ月の間に、受験校舎の窓口で受験票を提示して受け取る
合格指導解説授業試験翌日から受講可受験校舎で申し込み、または個人成績表の二次元コードからWEB成績表に入って受講
解説授業の期限試験翌日から2027年3月31日まで同じ
解答解説・リスニング音声試験当日に東進ドットコムで公開同じ
志望動向試験実施8日後から東進ドットコムで公開同じ

一般生で気をつけるのは「返却開始日から1カ月」の受け取り期限です。窓口に行かないと成績表が手に入らず、WEB成績表の二次元コードも個人成績表に載っているので、期限内に校舎へ行く予定を先に入れてください。

結果が返ってきたら:解答は当日、成績表は中5日。復習は1週間以内

東進模試の解答解説は試験当日に東進ドットコムで公開されます。公式のQ&Aは「WEB成績表は中5日で返却します。受験後、1週間以内に復習に取り組みましょう」と言っています。成績表を待たずに、当日の夜に自己採点と「解けたはずの問題」の洗い出しまで済ませるのが、この模試の使い方です。

WEB成績表には、設問ごとの受験者全体の正答率が出るので、公式が言う「全体正答率が高いにもかかわらず間違えてしまった学習項目を優先的に学習」が、そのまま復習の順番になります。正答率の低い難問は後回しで構いません。

申し込む前に確認する3点

①自分が受けられる校舎か(高卒1年目まで・早稲田塾校舎は現役のみ) ②同じ日の模試の重なり(9/20・11/22は国公立記述と私大レベルが同日) ③無料の全国統一高校生テスト(11/1)で足りるか。まず無料回で形式を体験してから有料回を足すのが、費用の面でも無駄がありません。

よくある質問

東進模試は東進生じゃなくても受けられますか?

受けられます。公式サイトに一般生の受験料と申込方法が載っていて、東進ハイスクール・東進衛星予備校の校舎で受験します。高卒1年目まで、早稲田塾校舎は現役生のみが条件です。

東進模試の料金はいくらですか?

一般生の受験料(税込)は、共通テスト本番レベル模試6,000円、全国国公立大記述模試・早大慶大レベル模試・上理明青立法中レベル模試・関関同立レベル模試6,500円、東大本番レベル模試・医学部82大学判定テスト7,500円、大学合格基礎力判定テスト6,700円、高校レベル記述模試6,000円、中学学力判定テスト4,950円です。

東進模試を無料で受ける方法はありますか?

全国統一高校生テストが年2回(6月・11月)無料です。2026年11月の回は11月1日実施、ネット申込は10月29日まで、高3〜高1と高0生(中学生)が対象です。合格指導解説授業も含めて料金はかかりません。

2026年度の東進模試の日程は?

共通テスト本番レベル模試は2/22・4/26・8/23・12/20、全国国公立大記述模試は5/24・7/20・9/20・11/22・1/24、東大本番レベル模試は6/7・8/30・10/11・1/23〜24、私大レベル模試(早慶・上理明青立法中・関関同立)は2/8・5/24・7/20・9/20・11/22です。

東進模試の判定はなぜ厳しいのですか?

問題が本番と同じレベルで出るため、得点が低く出ること、偏差値だけでなく「合格まであと何点」という絶対評価で示されること、合格ラインが東進の合否判定システムのデータで独自に作られていることの3つが理由です。他社の判定と直接比べることはできません。

東進のA判定・B判定の基準は?

公式の目安は、Aライン=合格可能性80%以上、Bライン=65%以上、Cライン=50%以上(ボーダーライン)、Dライン=35%以上です。2026年度共通テストで、東進の合否判定システムに入力された情報を元にした東進独自のデータです。

東進模試の結果はいつ返ってきますか?

共通テスト本番レベル模試は、東進生が中3日でWEB成績表、一般生は中5日の返却開始日から1カ月の間に校舎の窓口で受け取ります。東大本番レベル模試は中7日、医学部82大学判定テストは中13日です。解答解説は試験当日に公開されます。

東進模試の申し込み締切を過ぎたら受けられませんか?

ネットの締切は実施日の3日前ですが、公式に「校舎に空席がある場合は、実施日前日まで校舎で直接申込できます」とあります。受けたい校舎に直接問い合わせてください。

「東進 共通テストリサーチ」はありますか?

「共通テストリサーチ」は河合塾のサービス名で、東進の同じ仕組みは「共通テスト合否判定システム」です。東進ドットコムの解答速報ページに、合否判定ライン(A〜D)一覧と二段階選抜予想得点が掲載されます。

この記事で確認した公式ページ

本文の日程・受験料・判定の目安は、次の公式ページの本文で確認したものだけです。2026年9月16日に開きました。日程・受験料は年度で変わるので、申し込み前に公式で確かめてください。

東進模試 共通テスト本番レベル模試(公式):2026年度日程・受験料6,000円・教科と配点・時間割例・返却

全国統一高校生テスト(公式):11/1実施・無料招待・部門・合格ライン(A〜D)の目安・Q&A

東進模試 全国国公立大記述模試(公式):年5回の日程・6,500円・第5回の東大京大判定なし

東進模試 東大本番レベル模試(公式):年4回の日程・7,500円・中7日返却

東進模試 早大・慶大レベル模試(公式):プレ回+4回の日程・6,500円

東進模試 上理・明青立法中レベル模試(公式):日程・6,500円

東進模試 関関同立レベル模試(公式):日程・6,500円

東進模試 医学部82大学判定テスト(公式):日程・7,500円・中13日返却

東進模試 大学合格基礎力判定テスト(公式):年5回の日程・6,700円

東進模試 高校レベル記述模試(高2)(高1)(公式):日程・6,000円・中8日返却

東進模試 中学学力判定テスト(公式):日程・4,950円

東進ドットコム 大学入学共通テスト 解答速報(公式):東進合否判定ライン(A,B,C,D)一覧及び二段階選抜予想得点

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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