模試が返却されたらするべきこと6選 

模試の結果が返ってきたとき、「点数が悪かった」「偏差値が上がった」などの分かりやすい結果だけに目が行きがちですが、それだけで一喜一憂することなく、結果を客観的に分析することが重要です。なぜなら、結果が完璧であることは稀であり、むしろ課題や改善点を見つけ、それに対処することが成長につながるからです。 

最も大切なことは、模試の結果を正しく理解し、そこから学ぶこと、つまり模試の結果を基にした復習を行うことです。この記事では、返却された模試の結果をどのように分析し、その情報を基にどう学ぶかについて、具体的な方法を紹介します。 

この記事の目次

模試の結果を詳しく確認する 

結果を詳しく確認する目的は、自分の弱点を知ることです。より詳細な情報まで目を向けることで、今の自分に足りていない力を理解することができ、優先的に取り組むべきことが分かります。 

するべきこと1:点数や偏差値などを見る 

 多くの人は最初に、点数や偏差値、合格判定などを見ていると思います。これらの結果はそれ自体がモチベーションとなり、頑張る原動力となることもありますので、これらの情報も注意深くチェックするべきです。しかし、模試の結果を上手に活用していくためにはここでとどまらず、より詳しい情報も分析する必要があります。 

するべきこと2:教科ごとに結果を見る 

 全体的な結果をみたら、次は教科ごとの結果を見ます。多くの模擬試験では教科ごとの結果を分かりやすくグラフなどで示しているので、それらも参考にしてください。特に、教科ごとのバランスに重点を置き、極端に成績が低い教科がないか確認してください。また、急激に成績が下がった教科は、「基礎的な内容に抜けがある」、「新しく習った単元の演習不足」などの原因が考えられるため、教科ごとの結果を見る際は過去からの変化にも注意を払いましょう。 

するべきこと3:詳細情報を確認する

 どの単元で点数がとれていないのかを確認します。単元とは、数学の「2次関数」や「数列」、英語の「文法」や「読解」といったテーマのことです。当然、点数が取れていない単元から優先的に取り組むことになります。 

 問題ごとの正答率が載っている模試では、自分が間違えた問題の正答率を確認しましょう。受験生全体の正答率が高いにもかかわらず、自分が間違えてしまっている場合、比較的理解が簡単な可能性が高く、やり直しによって効率的に点数を上げやすいといえます。 

復習する 

 自分の弱点が理解出来たら、やり直しをしていきます。ここでの目的は次の模試、もしくは本番で、似たような問題が出たときに正解できるようにすることです。 

するべきこと4:自分の解答を見直す

 模試の結果を見直し、復習すべき教科・単元が分かったら、やり直しをしていきます。問題用紙、自分の解答(コピーなどが有れば)、模範解答を用意してください。 

 自分の解答が用意できている場合、まずは以前の解答を振り返ることから始めましょう。これによって、取得できなかった得点の具体的な原因がより詳細に把握できます。たとえば、時間の使い方や、初めの問題でつまずいて後続の問題に移れなかったなど、具体的な課題を見つけることができます。 

記述式の問題の場合は、減点された箇所を確認し、語り回しや表現に悪い癖がないかを注意深くチェックします。過去の解答を振り返りつつ、今後の対策に活かしていくことが重要です。 

するべきこと5:解きなおしをする 

 解説を読んで理解出来たら、模範解答を一度閉じて問題を解きます。ここで留意するべきなのは、模範解答だけ読んで理解するだけで終わらせず、解けるようになっているか確かめることです。

 特に理系科目では、理解できるように見えても、実際に問題を解く際には自力で解けないことがよくあります。同様に、国語や英語の読解問題でも、文章の意味を理解できても、問題を解けるかどうかは別問題です。手や口を動かして取り組むことを意識し、それでも解けない問題があれば周りの人に質問するなどして解決しましょう。 

するべきこと6:記録する

 人の記憶は何度も繰り返し行うことで定着します。やり直しで学んだ重要なポイントは、普段使う教材に記録して何度も復習できるようにしておきましょう。本番で読めなかった単語を単語帳から見つけ出し、文章をそのまま記入したり、問題集にポイントや補足を書き込んだりすると、普段の勉強で目に留まりやすくなります。また、模試の問題をコピーしてノートに張り付け、自分専用のやり直しノートを作成するのもおすすめです。これらの教材を次の模試の直前まで繰り返し学習すれば、もう間違えることはありません。 

最後に 

模試のやり直しで最も重要なことは、自分にとって必要な問題を見極め、それを二度と間違えないようにすることです。したがって、人によってやり直しするべき問題が違うのが普通で、間違えた問題全てを解き直すべきというわけでもありません。その日の模試の結果がどうであれ、今の自分が優先的に取り組むべき内容をきちんと理解し、それを着実に実行できる人は、確実に進歩しているといえるのではないでしょうか。 

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