高校生物は、無料のサイトだけで演習も解説もそろいます。一問一答が1,000問以上あるサイトも、計算問題を図で解説しているサイトもあります。
ただし生物は「暗記科目」だと思って一問一答だけを回すと、点が止まります。定期テストでも共通テストでも、落とすのは用語ではなく酸素解離曲線・DNAの長さ・遺伝子頻度といった計算とグラフです。いま自分がどちらで失点しているかで、使うサイトが変わります。
この記事では、実際に全部開いて中身を確認したうえで5つ選びました(2026年9月6日確認)。どれをどの順で使うかまで書きます。
先に結論:失点しているのが「用語」か「計算」かで決まる
| いまの状態 | 使うサイト | 型 |
|---|---|---|
| 用語が出てこない・語句問題で落とす | 高校 生物・生物基礎 問題サイト/NOVITA 勉強法 | 一問一答で量をこなす |
| 用語は言えるのに、計算とグラフで落とす | 高校生物の学び舎 | 典型問題の解説を読む |
| そもそも授業が分かっていない | 映像授業 Try IT/NHK高校講座 | 映像で入り直す |

生物で伸び悩む子のほとんどは、用語は言えるのに計算で落としています。一問一答の正答率が8割を超えているのに点が上がらないなら、やるべきは暗記ではなく計算問題の解き方です。ここを間違えると、努力が全部空回りします。
①高校 生物・生物基礎 問題サイト|1,156問を登録なしで解ける
サイト自身の説明では「教科書の重要語句を網羅した1,156問」を、登録不要・完全無料で解けます。単元別・4択か記述か・問題数を自分で設定でき、即時採点と復習機能が付いています。
記述形式で解いてください。4択は消去法で正解できてしまい、書けるかどうかが分かりません。定期テストは書かせる問題が中心なので、4択で8割取れても、記述にすると5割に落ちることがよくあります。
②高校生物の学び舎|元予備校講師が計算問題を解説している
元予備校の生物講師が運営している解説サイトです。トップページに並んでいる記事を見ると、酸素解離曲線のグラフと計算・DNAの長さやヌクレオチド数の計算・ハーディー・ワインベルグの法則と遺伝子頻度の計算と、生物で点が落ちる典型問題がそのまま並んでいます。イラスト付きです。


この3つは、生物で点差がつく場所そのものです。用語は覚えれば全員できます。差がつくのは計算とグラフで、ここを解説しているサイトは意外と少ないのでこの1本は貴重です。なおコメントとお問い合わせは停止中と書かれています。読む分には支障ありません。
③NOVITA 勉強法|共通テスト向けの一問一答を範囲別に
学習情報の総合サイトで、生物は「共通テスト対策 一問一答無料問題集」のページがあります。サイトの説明では基礎を中心に範囲別に載せていて、定期テスト対策にも使えるとしています。

①との違いは形式です。①はWeb上で解いて採点される形、③はページを読んで自分で答える形なので、通学中にスマホで見るなら③、机に向かって解くなら①と分けると続きます。
④映像授業 Try IT|授業が分からないところから入り直す
家庭教師のトライが公開している映像授業です。問題以前に、授業の説明が頭に入っていないときは、まず動画で全体像を入れてから①②に戻ってください。

⑤NHK高校講座 生物基礎|放送のストリーミング配信
NHKの高校講座で、放送内容・学習に役立つ資料・映像・音声をストリーミング配信しています。ページを開く前に「ご利用にあたって」のチェックを求められますが、受信契約がない世帯でも利用できると書かれています。
配信されているのは生物基礎です。「生物」(発展科目)の範囲は別なので、理系で生物を選択している人は④と②を中心に使ってください。
無料サイトだけで独学するときの3つの落とし穴
| 落とし穴 | どうするか |
|---|---|
| 一問一答だけで終わる | 正答率8割を超えたら②の計算問題へ移る。用語をそれ以上回しても点は伸びない |
| 4択で「できた気」になる | ①は記述形式に切り替える。書けない用語は覚えていない |
| 生物基礎と生物を混同する | 自分の科目がどちらかを先に確認する。⑤は生物基礎のみ |

生物は「覚えたのに点が取れない」が起きやすい科目です。原因はほぼ、覚え方が4択どまりか、計算を避けているかのどちらかです。記述で書けるか、計算が解けるか。この2つを確認するだけで、次にやることが決まります。
理科をどう進めるかで迷っているなら
化学の独学の進め方を4ステップでまとめています。生物も同じ順番で進められます(用語→典型問題→過去問)。

他の科目の無料サイトも、同じように実際に開いて確認したうえでまとめています。





他の科目の無料サイトも、同じように実際に開いて確認したうえでまとめています。

他の科目の無料サイトも、同じように実際に開いて確認したうえでまとめています。

よくある質問
- 無料サイトだけで共通テストの生物は間に合いますか?
-
知識と典型問題は間に合います。①で用語、②で計算、④で理解の穴を埋めれば、共通テストの範囲は届きます。足りなくなるのは実験考察問題の演習量です。そこは共通テストの過去問で補ってください。
- 生物基礎と生物、どちらを勉強すればいいですか?
-
文系なら生物基礎、理系で生物選択なら両方です。⑤のNHK高校講座は生物基礎だけなので、理系の人は④と②を主に使ってください。自分の受験科目がどちらかは、志望校の募集要項で先に確認してください。
- 一問一答は何割取れたら次に進んでいいですか?
-
記述形式で8割を目安にしてください。4択の8割は当てになりません。8割を超えたら②の計算問題に移り、解けない問題の種類(グラフか計算か)をノートに書き出すところまでやってください。
- 生物は暗記科目ではないのですか?
-
半分は暗記、半分は計算とグラフです。用語だけなら覚えれば全員できます。点差がつくのは酸素解離曲線・DNA計算・遺伝子頻度のような数値を扱う問題で、ここは暗記では解けません。


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