【中学数学】実戦50問ノック Part2|手を動かして解く高校受験の総復習

中学数学 実戦50問 Part2

高校受験に向けた中学数学の実戦50問です。Part 1が公式・用語の確認だったのに対し、こちらは実際に手を動かして解く問題を集めました。問題をタップすると答えと解説が開きます。すべて無料です。

この記事の使い方
  • 必ず紙に書いて解く…数学は見るだけでは点になりません
  • まず答えを見ずに1周…分からなくても止まらず、印だけつけて進みます
  • は間違えやすい問題…50問中31問です
  • 2周目は★と間違えた問題だけ…全部やり直す必要はありません

この50問は、私が実際に「ここで落とす生徒が多い」と感じた問題を優先して並べました。とくに問3のカッコの符号、問20の「2割引」、問42の比の取り違え——この3つは、学力に関係なく毎年誰かが落とします。解説にその理由も書いています。

公式や用語の確認から始めたい場合は、Part 1からどうぞ。

この記事の目次

計算(問1〜10)

1. -3 -(-7) を計算しなさい。

4
引く数の符号を変えて足します。-3 + 7 = 4。

2. (-2)³ × (-3)² を計算しなさい。

-72
(-2)³ = -8、(-3)² = 9。-8 × 9 = -72。指数が奇数なら符号は負、偶数なら正です。

3. 2(3x − 1) − 3(x − 4) を計算しなさい。

3x + 10
6x − 2 − 3x + 12。後ろのカッコの符号ミスが最頻出です。-3 × (-4) = +12。

4. (x + 3)(x − 5) を展開しなさい。

x² – 2x − 15
和が -2、積が -15。

5. (2x − 3)² を展開しなさい。

4x² – 12x + 9
(a-b)² = a² – 2ab + b²。真ん中の項を忘れるミスが多いです。

6. x² – 7x + 12 を因数分解しなさい。

(x − 3)(x − 4)
足して -7、かけて 12 になる2数を探します。

7. 9x² – 16 を因数分解しなさい。

(3x + 4)(3x − 4)
a² – b² = (a+b)(a-b)。9x² =(3x)²、16 = 4²。

8. √12 + √27 を計算しなさい。

5√3
√12 = 2√3、√27 = 3√3。まず根号の中を小さくしてから足すのが手順です。

9. √6 × √8 ÷ √3 を計算しなさい。

4
√(6×8÷3) = √16 = 4。先に根号の中でまとめると速いです。

10. (√5 + 2)(√5 − 2) を計算しなさい。

1
(a+b)(a-b) = a² – b² = 5 − 4 = 1。

方程式(問11〜20)

11. 5x − 7 = 2x + 8 を解きなさい。

x = 5
3x = 15。文字を左、数を右に集めるのが基本形です。

12. (x + 2)/3 = (x − 1)/2 を解きなさい。

x = 7
両辺に6をかけて 2(x+2) = 3(x-1)。2x + 4 = 3x − 3。

13. 連立方程式 x + y = 7、2x − y = 2 を解きなさい。

x = 3、y = 4
足すと 3x = 9。yの符号が逆なので、加えるだけで消えます。

14. 連立方程式 3x + 2y = 16、x − y = 2 を解きなさい。

x = 4、y = 2
下の式から x = y + 2。代入して 3(y+2) + 2y = 16 → 5y = 10。

15. x² – 6x + 8 = 0 を解きなさい。

x = 2、4
(x-2)(x-4) = 0。因数分解できるかを先に確かめると速いです。

16. x² + 5x + 2 = 0 を解きなさい。

x = (-5 ± √17) / 2
因数分解できないので解の公式を使います。判別式は 25 − 8 = 17。

17. 2x² – 3x − 2 = 0 を解きなさい。

x = -1/2、2
(2x + 1)(x − 2) = 0。x²の係数が1でないときのたすき掛けです。

18. ある数を3倍して5を引くと16になった。ある数を求めなさい。

7
3x − 5 = 16 → 3x = 21。

19. 連続する3つの整数の和が48のとき、真ん中の数を求めなさい。

16
(n-1) + n + (n+1) = 3n = 48。真ん中を n とおくと式が最も簡単になります。

20. 定価の2割引で買ったら1200円だった。定価はいくらか。

1500円
0.8x = 1200。「2割引」は 0.8 をかける——ここを 1.2 と間違える人が多いです。

関数(問21〜30)

21. y = 2x − 3 で、x = 4 のときの y を求めなさい。

y = 5
2 × 4 − 3 = 5。

22. 傾きが3で、点(1, 2)を通る直線の式を求めなさい。

y = 3x − 1
y = 3x + b に (1, 2) を代入して 2 = 3 + b。

23. 2点(-1, 5)、(2, -1)を通る直線の式を求めなさい。

y = -2x + 3
傾き = (-1 − 5) ÷ (2 − (-1)) = -6 ÷ 3 = -2。あとは片方の点を代入します。

24. y = ax² のグラフが点(2, 12)を通るとき、a を求めなさい。

a = 3
12 = a × 4。

25. y = x² で、x が 1 から 3 まで増えるときの変化の割合を求めなさい。

4
(9 − 1) ÷ (3 − 1) = 4。y = ax² の変化の割合は一定ではありません。ここが一次関数との最大の違いです。

26. y = -2x + 6 と x軸との交点の座標を求めなさい。

(3, 0)
x軸上は y = 0。0 = -2x + 6。x軸ならy=0、y軸ならx=0です。

27. y = x + 1 と y = -x + 5 の交点の座標を求めなさい。

(2, 3)
x + 1 = -x + 5 → 2x = 4 → x = 2。交点=連立方程式の解です。

28. y = 2x + 1 のグラフと x軸・y軸で囲まれる三角形の面積を求めなさい。

1/4
x切片は -1/2、y切片は 1。面積 = 1/2 × 1/2 × 1 = 1/4。切片の長さは絶対値で取ることに注意。

29. 反比例のグラフが点(3, 4)を通るとき、x = 6 のときの y を求めなさい。

y = 2
y = a/x に代入して a = 12。y = 12/6 = 2。

30. y = ax² で x = -2 のとき y = 8 である。x = 3 のときの y を求めなさい。

y = 18
8 = a × 4 より a = 2。y = 2 × 9 = 18。xが負でも y = ax² では x² が正になります。

図形(問31〜42)

31. 三角形の2つの内角が50°と60°のとき、残りの角を求めなさい。

70°
180 − (50 + 60)。

32. 正八角形の1つの内角の大きさを求めなさい。

135°
(8 − 2) × 180 ÷ 8 = 1080 ÷ 8。外角から求めて 180 − 360÷8 = 135 でも同じです。

33. 直角をはさむ2辺が3と4の直角三角形の斜辺を求めなさい。

5
3² + 4² = 25。3:4:5 は覚えておくと速い比です。

34. 斜辺が13、1辺が5の直角三角形の残りの辺を求めなさい。

12
13² – 5² = 169 − 25 = 144。5:12:13 も頻出の比です。

35. 1辺が6の正三角形の高さを求めなさい。

3√3
1:2:√3 の直角三角形になります。高さ = 6 × (√3/2)。

36. 半径5の円の面積を求めなさい。

25π
πr² = π × 25。

37. 半径6、中心角60°のおうぎ形の弧の長さと面積を求めなさい。

弧 2π、面積 6π
全体の 60/360 = 1/6 です。弧 = 12π × 1/6、面積 = 36π × 1/6。

38. 底面の半径3、高さ4の円錐の体積を求めなさい。

12π
1/3 × π × 9 × 4。錐は「1/3」を忘れやすいところです。

39. 半径3の球の体積と表面積を求めなさい。

体積 36π、表面積 36π
体積 = 4/3 πr³ = 4/3 × 27π、表面積 = 4πr² = 36π。この場合はたまたま同じ値になります。

40. 相似比が 2 : 3 の三角形の面積比を求めなさい。

4 : 9
面積比は相似比の2乗。体積比なら3乗で 8 : 27 です。

41. 中心角が80°のとき、同じ弧に対する円周角を求めなさい。

40°
円周角は中心角の半分です。

42. △ABCでDE∥BC、AD : DB = 2 : 3、BC = 10 のとき DE を求めなさい。

4
AD : AB = 2 : 5 なので DE : BC = 2 : 5。比べるのは AD:DB ではなく AD:AB——ここが最大のひっかけです。

確率とデータ(問43〜50)

43. さいころを2個投げて、出た目の和が7になる確率を求めなさい。

1/6
全36通りのうち6通り。和が7は最も出やすい組み合わせです。

44. 硬貨を3枚投げて、すべて表になる確率を求めなさい。

1/8
全8通りのうち1通り。

45. 赤玉3個、白玉2個から1個取り出すとき、赤が出る確率を求めなさい。

3/5

46. 5本中2本が当たりのくじを1本引くとき、はずれる確率を求めなさい。

3/5
当たる確率 2/5 の余事象。1 − 2/5 で求めます。

47. データ 3, 5, 5, 7, 10 の中央値と平均値を求めなさい。

中央値 5、平均値 6
合計30 ÷ 5 = 6。平均が中央値より大きいのは、大きい値に引っ張られているからです。

48. データ 2, 4, 6, 8, 10, 12 の中央値を求めなさい。

7
データが偶数個のときは真ん中2つの平均。(6 + 8) ÷ 2。

49. データ 1, 2, 2, 3, 8 の最頻値を求めなさい。

2
最も多く出てくる値です。ちなみに平均値は3.2、中央値は2。

50. 全体の度数が20、ある階級の度数が5のとき、相対度数を求めなさい。

0.25
5 ÷ 20。相対度数の合計は必ず1になります。

間違えた問題が10問以下なら、あとは演習量の問題です。20問を超えたなら、公式そのものがあやしい可能性があるのでPart 1に戻ってください。「解き方は分かるのに計算で落とす」が多かった人は、途中式を省略していないかを見直すのがいちばん効きます。

間違えた場所別・次にやること

よく落とした場所次にやること
計算(問1〜10)ここが崩れると全分野に響きます。最優先で毎日10問
方程式(問11〜20)文章題は「何を x とおくか」を書き出す練習から
関数(問21〜30)グラフを必ず描く。式だけで考えると必ず詰まります
図形(問31〜42)公式の暗記より、図に数値を書き込む習慣が先
確率・データ(問43〜50)得点源になりやすい分野。落としたなら最優先で回収

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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