塾なしで受験は可能?塾長が教える成功する3条件と部分外注という選択肢

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正直、塾に行くお金がありません。塾なしで受験を乗り切ることって本当に可能なんでしょうか?

可能です。塾長の私が言うのだから間違いありません。ただし条件があります。その条件を満たせるかどうかを、正直に判断できる材料をお渡しします。

「塾なし受験」は珍しくありません。文部科学省の調査でも、公立中学生の約3人に1人は通塾していないというデータがあります。問題は「できるかどうか」ではなく「自分にできるかどうか」です。

【結論】塾なしで受験できる人の3条件
  • ①自分で計画を立てて実行できる…これが最大の分岐点。「今日何をやるか」を毎日自分で決められるか
  • ②分からない箇所を放置しない…学校の先生に質問しに行ける、または調べて解決できる
  • ③模試を受けて自己分析できる…結果を見て「次に何をするか」を決められるか

この3つのうち2つ以上が「無理」なら、塾なしはかなり厳しいです。逆に3つとも問題なければ、塾に払うお金を参考書と模試代に回した方が効率的なこともあります。

この記事の目次

塾なし受験のメリット・デメリット

メリットデメリット
費用年10〜20万円で済む(塾の1/4以下)
時間移動時間ゼロ。自分のペースで進められるだらけても誰も止めてくれない
内容自分に必要な単元だけできる何が必要かの判断を自分でする必要がある
情報入試情報・出題傾向の入手が最大の弱点
精神面人と比べず気楽孤独。モチベーションの維持が難しい

※費用比較は塾費用シミュレーターで確認できます。

塾なしで失敗する子の共通点は、学力ではなく「情報がないまま突き進む」ことです。志望校の出題傾向を知らずに全範囲を均等にやると、時間がいくらあっても足りません。

塾なし受験を成功させる5つの実務

① 学校の先生を最大限使う

最も見落とされている資源です。学校の先生は無料の家庭教師で、しかも入試情報も持っています。職員室に週2回行く習慣をつけるだけで、塾なしのハンデはかなり埋まります。質問しに来る生徒を邪険にする先生はまずいません。

② 模試は必ず受ける(ここはケチらない)

塾なしの最大の弱点は「自分の位置が分からないこと」です。模試は年5〜6回、外部会場でも受けてください。年間5〜8万円かかりますが、これは塾代の代わりに払うべき必要経費です。

③ 参考書は1教科1冊に絞る

塾なしの人ほど参考書を増やしがちですが、1冊を3周する方が3冊を1周するより確実に伸びます。何を選ぶか迷ったら、学校で配られた問題集を完璧にするのが最も確実です。

④ 映像授業を「授業の代わり」に使う

塾に通わなくても授業は受けられる時代です。【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座のような月額制の映像授業なら、月2,000円前後で全教科・全レベルの授業が見放題。塾の代替として最もコスパが良い選択肢です。ただし「見るだけ」で満足せず、必ず問題演習とセットにしてください。

⑤ 計画を「週単位」で立てる

塾がないと1日単位の管理になりがちですが、1日崩れただけで全体が崩壊します。週単位+予備日1日の設計にしてください。塾で配っているテンプレートを計画倒れしない勉強計画の立て方で公開しています。

塾なしが「厳しい」ケース

この場合は外部の力を借りた方が結果的に安くつきます
  • すでに大きな遅れがある…2学年前の内容から戻る必要がある場合、自力での特定が困難です
  • 難関校・医学部志望…出題傾向の分析と添削が必須で、独学の難易度が跳ね上がります
  • 記述・論述が必要…自分の答案を自分で採点できないため、添削者が必要
  • 「やらなきゃ」と思いつつ手が動かない状態が2週間以上続いている…これは意志ではなく仕組みの問題です

「全部塾」でなく「部分的に外注」という発想

塾なしか塾ありかの二択で考えると選択肢を狭めます。実際には足りない部分だけ外注するのが最も費用対効果が高い方法です。

困っていること部分外注の選択肢費用感
どこでつまずいているか分からないAI診断(【atama+ オンライン塾】は14日間無料体験)無料〜月2.2万円
計画が立てられない・続かない学習コーチング(スタディサプリ講師が監修【難関大受験専門塾 現論会】など。無料受験相談あり)月5万円台
特定の1科目だけ壊滅的科目特化のオンライン個別月1〜3万円
授業が分からない映像授業月2,000円前後
記述の添削が必要学校の先生 or 単発の添削サービス無料〜

※全教科を塾に任せる必要はありません。詳しい比較はオンライン塾9社の比較へ。

私は塾長ですが、全員が塾に来るべきだとは思っていません。自分で回せる子は自分でやった方が伸びます。ただ「回せていないのに気づかないまま1年過ぎる」のが一番怖い。定期的に模試で客観視するのを忘れないでください。

よくある質問

塾なしで公立高校に受かりますか?

十分可能です。公立高校入試は教科書の範囲から出題され、学校の授業と提出物をきちんとこなせば内申点も確保できます。塾が必須になるのは、上位校で入試問題が難化する場合や、内申が足りず当日点で挽回が必要な場合です。

塾なしで難関大学は無理ですか?

不可能ではありませんが、独学の難易度は高くなります。特に記述・論述の添削と、志望校の出題傾向の分析が壁になります。映像授業+添削だけ外注する、といった部分的な利用が現実的です。

経済的に厳しく、塾はどうしても無理です

自治体の塾代助成制度を確認してください(大阪市の塾代助成事業、東京都の受験生チャレンジ支援貸付など)。「お住まいの自治体名+塾代助成」で検索すると出てきます。所得制限がありますが、対象なら月1万円程度の補助が受けられる地域もあります。

親が勉強を見るのはアリですか?

関係が悪くならないならアリです。ただし「なんでこんなのが分からないの」が出た瞬間に成立しなくなります。教える役より、丸付け・音読の聞き役・時間を計る役の方が親子ではうまくいきます(保護者の声かけの記事)。

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この記事を書いた人:たかた(兵庫県の個別指導塾 塾長)→ 運営者情報

【自宅で集中できない場合】塾なしの最大の敵は「家で勉強できない」ことです。オンライン自習室のあるサービスを使うと、この問題だけを安く解決できます。現役東大生による個別指導【スタディコーチ】はオンライン自習室を備えており、自習環境の確保という目的だけでも使えます。

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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