そら塾の広告に出ている「月5,800円〜」を見て、本当にその金額で済むのかを確かめに来たと思います。
先に答えを書きます。その金額は、授業が月3回の月の額です。そら塾の授業料は月によって2種類あり、月4回ある月は約1.33倍になります。中1・中2で計算すると、公式サイトに載っている11か月分を均して月平均9,218円。表示額の7,800円より18.2%高いです。
ただしこれは値上げではありません。1回あたりの単価はどちらの月も2,600円で同じです。回数が少ない月は、その分だけ安くなっているだけです。この記事では、公式サイトに書いてある数字だけで年間の実額を出し(2026年9月1日確認)、そのうえで「向かない子」の見分け方まで書きます。
結論:そら塾の評判は、料金の見え方とオンラインの向き不向きに集約される
口コミサイトを一通り読むと、評価が割れる点は次の3つに絞れます。
| よく挙がる点 | 公式サイトの記載 | 判定 |
|---|---|---|
| 料金が思ったより高い | 授業料は月によって2種類ある。表示額は授業が少ない月の額 | 読み方の問題 |
| 先生の当たり外れがある | 「先生が合わなければ先生変更制度がご利用いただけます」と明記 | 制度で対応できる |
| 通信環境で授業が左右される | 記載なし | オンライン共通の弱点 |

3つのうち2つは、公式サイトを読んでいれば入る前に分かります。残る1つ(通信)は、そら塾に限らずオンライン塾すべてに共通します。「そら塾がひどいか」ではなく「オンライン個別が自分の子に合うか」が本当の論点です。
そら塾の授業料は、月によって2種類ある
公式サイトの授業料ページには、2つの表が並んでいます。
- 4月・7月・12月・1月・3月の授業料(授業回数が少ない月)
- 5月・6月・9月・10月・11月・2月の授業料(授業回数が多い月)
週1回コースの実額はこうです(税込・2026年9月1日に公式サイトで確認)。
| 学年 | 4/7/12/1/3月 | 5/6/9/10/11/2月 | 11か月の合計 | 月あたり平均 |
|---|---|---|---|---|
| 小3〜小6(60分) | 5,800円 | 7,700円 | 75,200円 | 6,836円 |
| 中1・中2 | 7,800円 | 10,400円 | 101,400円 | 9,218円 |
| 中3・高1 | 10,500円 | 14,000円 | 136,500円 | 12,409円 |
| 高2・高3 | 11,700円 | 15,600円 | 152,100円 | 13,827円 |
中1・中2なら、安い月が7,800円、多い月が10,400円。公式サイトに載っている11か月を合計すると101,400円で、月あたり9,218円になります。表示額との差は18.2%。学年が上がっても差の比率はほぼ同じです。
ただし、1回あたりの単価は同じです
割り算するとはっきりします。中1・中2は7,800円÷3回=2,600円、10,400円÷4回=2,600円。中3・高1も高2・高3も同じで、どちらの月も1回あたりは変わりません。
公式サイトも「講習や祝日などによって授業回数が少なくなる月はその分の授業料が減額されています」と説明しています。受けた回数分だけ払う方式で、これはむしろ誠実な設計です。問題は金額ではなく、広告に出るのが安いほうの月の額だという一点です。

面談で保護者の方によく言うことです。塾の費用は「月謝×12ヶ月」では出ません。そら塾のように月で変わる塾も、季節講習が別で乗る塾もあります。比べるときは必ず年間の総額に直してください。
公式の表には8月がありません
上の2つの表に書かれているのは11か月分だけで、8月の授業料は公式サイトに記載がありません。推測で埋めることはしません。問い合わせの段階で「8月はいくらですか」と必ず聞いてください。
塾の年間費用の出し方そのものは、こちらで学年別に計算できます。

授業料の表に載っていない費用
公式サイトが明記しているものと、していないものを分けます。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 入塾金 | 11,000円。ただし「無料期間終了後も継続して受講する場合は全額免除」 |
| 週2回以上の授業料 | 非公開。「担当者よりご連絡の上、Webパンフレットをご送付」とある |
| テキスト代 | 同上(非公開) |
| システム使用料 | 同上(非公開) |
| 週3回以上 | 「授業料が割引されるコースがあります」(割引額の記載なし) |
| 兄弟で受講 | 入塾金が全額免除、授業料割引の特典あり(割引額の記載なし) |
週1回ぶんの授業料しか公開されていません。週2回にした場合も、テキスト代も、システム使用料も、問い合わせないと金額が分かりません。「5,800円〜」だけを見て予算を組むと必ずずれます。
無料体験は最大5回。ただし「やめる連絡」に期日がある
公式サイトの入塾の流れによると、体験までの手順はこうです。
- お問い合わせフォームから連絡する
- 担当者が学習状況を聞き、指導システムと費用を説明する
- そら塾オリジナルテキストが自宅に届く(一部は市販教材)
- 最大5回の授業を無料で体験する(最短3日後から)
- 入塾。無料体験からそのまま入ると入塾金11,000円が全額免除
公式サイトには「無料体験のみで受講を取り止める場合は期日までにメールにてお申し出ください」と書かれています。黙って放置すると入塾扱いになる可能性があります。体験を申し込む時点で「取り止めの期日はいつで、どこに送ればいいですか」を確認して、メモしておいてください。

無料体験が最大5回というのは、この業界ではかなり多いほうです。1回では講師との相性は分かりません。5回あるなら、わざと違う曜日・違う時間帯で受けて、同じ質で受けられるかを見てください。
他社の体験が何回・何分なのかは、こちらで6社ぶん比較しています。

「ひどい」「やばい」と言われる理由を分解する
検索候補には「そら塾 ひどい」「そら塾 やばい」が並びます。口コミサイトで繰り返し挙がる論点は、大きく3つです。個別の書き込みの真偽は確かめようがないので、論点そのものが構造的に起きうるかどうかで判断します。
①1対2なので、ずっと見てもらえるわけではない
個別指導で講師1人に生徒2人の形は、そら塾に限らず業界の標準です。自分が解いている間、講師はもう1人を見ています。これは欠陥ではなく設計で、だから料金が1対1より安くなります。「ずっと横についていてほしい」なら1対1を選ぶべきで、価格帯が変わります。
②講師の当たり外れ
公式サイトに「先生が合わなければ先生変更制度がご利用いただけます」と明記されています。合わないまま我慢する必要はありません。言い出しにくい場合の伝え方は、こちらに例文があります。

③通信環境で授業が左右される
これはオンライン塾すべてに共通する弱点で、公式サイトにも対策の記載はありません。体験の5回のうち1回は、実際に受ける予定の時間帯・場所で受けてください。家族が動画を見ている時間帯かどうかで、体感がまったく変わります。
森塾と同じ会社。ただし「成績保証」は森塾にしか付いていない
そら塾の公式サイトには、グループ内の他ブランドが並んで紹介されています。そこに書かれているのは、森塾=「1科目+20点の成績保証制度で人気の個別指導塾」という説明です。
一方で、そら塾のページには成績保証の記載がありません。同じスプリックスが運営していても、付いている制度が違います。「成績が上がらなかったときの扱い」を重視するなら、ここは確認すべき差です。
森塾は通う塾、そら塾は自宅で受ける塾です。送迎ができるかどうかで先に絞ってください。料金も指導形態も違うので、両方を同じ条件で並べた比較はこちらにあります。

そら塾が向いている子・向いていない子
| 向いている | 向いていない | |
|---|---|---|
| 通塾 | 送迎ができない/近くに塾がない | 家だと集中が切れる |
| 目的 | 定期テストの点を上げたい | 難関校の入試問題の解説がほしい |
| 指導 | 1対2で、詰まったときに聞ければいい | ずっと横についていてほしい |
| 費用 | 年間の総額で比べて納得できる | 表示額どおりでないと困る |
| 環境 | 静かな部屋と安定した回線がある | 共有スペースしか使えない |
「そもそも塾に入れるべきか」から迷っている場合は、先にこちらを読んでください。

申し込む前に確認する3つ
週2回以上の授業料は公開されていません。月額ではなく年間の総額で聞いてください。8月分と、テキスト代・システム使用料も忘れずに足してもらいます。
公式サイトに「期日までにメールにて」と書かれています。申し込む前に、期日と宛先を聞いてメモしてください。
先生変更制度があること自体は公式に明記されています。回数の上限までは書かれていないので、そこを聞きます。
よくある質問
- そら塾はどこの会社が運営しているのですか?
-
公式サイトに「10万人以上の指導実績を誇る東証上場のスプリックス」と記載されています。通塾型の個別指導塾「森塾」と同じグループです。
- そら塾の月謝はいくらですか?
-
週1回コースで、授業が少ない月が小3〜小6で5,800円・中1・中2で7,800円、多い月が7,700円・10,400円です(税込)。公式サイトに載っている11か月を均すと、中1・中2で月平均9,218円になります。
- 入ってはいけない塾の特徴は何ですか?
-
①年間の総額を聞いても答えない ②講師が誰か明かさない ③体験や相談の場で契約を急がせる——この3つのどれかが当てはまる塾です。そら塾に限らず、どの塾でも同じ基準で判断できます。
- そら塾に「電話がしつこい」という話を見ましたが本当ですか?
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この記事では、個別の連絡頻度について確認できていません。公式サイトにも記載がないので、推測では書きません。気になる場合は問い合わせの最初に「連絡はメールだけにしてください」と伝えておくのが確実です。
- 小学生でも80分授業ですか?
-
いいえ。公式サイトに「1授業は80分です。(小学生は60分授業も選択できます)」と書かれています。料金表の「小3〜小6」は60分の額です。
- 週3回以上だと安くなりますか?
-
公式サイトに「週3回以上ご受講される場合は、授業料が割引されるコースがあります」と記載されています。ただし割引額は公開されていません。問い合わせで確認してください。
この記事で確認した公式ページ
授業料・入塾金・体験回数・制度は、すべてそら塾の公式サイトで2026年9月1日に確認したものです。年間の金額は、公式サイトに掲載されている11か月分の授業料を合計して割ったものです。料金は改定されることがあるので、申し込み前にご自身でも確認してください。
- そら塾「授業料のご案内」https://www.sorajuku.jp/price/(学年別の月額・1授業80分・先生変更制度)
- そら塾「ご入塾の流れ」https://www.sorajuku.jp/flow/(無料体験は最大5回・最短3日後・入塾金11,000円)
- そら塾 公式トップhttps://www.sorajuku.jp/(運営会社の記載)

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