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兵庫県明石市と芦屋市に校舎がある青楓館高等学院は、通信制高校に在籍する生徒の学習と高校生活を支える通信制サポート校です。高校卒業の資格は、提携している瑞穂MSC高等学校(本校は沖縄県石垣島)のネットコースで取ります。そのため学費は、青楓館に払うお金と瑞穂MSC高等学校に払うお金の2つに分かれます。
この記事は、公式の入学案内に置かれた2027年度 生徒募集要項(PDF)と2026年度 生徒募集要項(PDF)、瑞穂MSC高等学校の学費のページ、文部科学省と兵庫県の就学支援金のページを2026年10月28日に開いて確かめた数字だけで書いています。「計算」と書いた数字は、公式の金額を足したり割ったりした当サイトの算出です。公式に書かれていない項目は「確認できていません」と書きます。
結論:3年間の学費は約173万〜239万円(2027年度入学・就学支援金を引いた額)
| コース(税込) | 1年次 | 2・3年次(各年) | 3年間合計 |
|---|---|---|---|
| 通学+Online | 852,000円 | 767,000円 | 2,386,000円 |
| Online | 632,000円 | 547,000円 | 1,726,000円 |
この表は、2027年度の生徒募集要項にある「就学支援金が給付された場合の学費」の数字そのままです。交通費と健康診断費は入っていません。
- 学費の約9割は青楓館の指導料(計算)
- 就学支援金で減るのは瑞穂MSCの単位履修料だけ
- 2026年度要項の650,000円は税抜。×1.1で2027年度と一致(計算)
- 早期選考(11月15日まで)は入学金55,000円が免除

公式サイトの「年間約50〜70万円」は、青楓館の「指導料など」の目安で、要項の指導料(495,000円・715,000円)とほぼ同じ水準です。高校卒業までに払う額は、瑞穂MSC高等学校の費用と入学時の費用を足して考えます。
学費の内訳:青楓館に払うお金と、瑞穂MSC高等学校に払うお金

2027年度の生徒募集要項の「基礎学費」の表です。要項には「税込金額で表示しております」と書かれています。
| 払う先 | 項目 | 金額(税込) | 払う時期 |
|---|---|---|---|
| 青楓館 | 入学金 | 55,000円 | 入学時のみ(早期選考は免除) |
| 青楓館 | 学習指導料(通学+Online コース) | 715,000円 | 毎年 |
| 青楓館 | 学習指導料(Online コース) | 495,000円 | 毎年 |
| 瑞穂MSC | 選考料・入学金 | 10,000円・20,000円 | 入学時のみ |
| 瑞穂MSC | 教育関連諸費 | 40,000円 | 毎年 |
| 瑞穂MSC | 単位履修料 | 1単位12,000円 | 毎年(履修する単位の数だけ) |
| — | 教材費 | 約12,000円 | 毎年 |
要項には「納入された指導料および入学金は原則、返金いたしません」とも書かれています。入学を決める前に、払う額と時期を確かめておきましょう。
学費の分割について、オンラインコースのページのよくある質問には「月払い可能です」と書かれています。

1年次・2年次・3年次の年額と、1か月あたり(計算)
要項の表の取得単位数(標準)は、1年次24単位・2年次25単位・3年次25単位で、足すと74単位です(計算)。よくある質問には、卒業に「74単位の履修が必要です」と書かれています。就学支援金を引く前と引いた後の年額を並べ、12か月で割りました。
| 年次(通学+Online) | 支援金を引く前(要項) | 支援金を引いた後(要項) | 1か月あたり(計算) |
|---|---|---|---|
| 1年次(24単位) | 1,140,000円 | 852,000円 | 71,000円 |
| 2年次(25単位) | 1,067,000円 | 767,000円 | 約63,917円 |
| 3年次(25単位) | 1,067,000円 | 767,000円 | 約63,917円 |
| 年次(Online) | 支援金を引く前(要項) | 支援金を引いた後(要項) | 1か月あたり(計算) |
|---|---|---|---|
| 1年次(24単位) | 920,000円 | 632,000円 | 約52,667円 |
| 2年次(25単位) | 847,000円 | 547,000円 | 約45,583円 |
| 3年次(25単位) | 847,000円 | 547,000円 | 約45,583円 |
2つのコースの差は、指導料の差の年220,000円だけで、3年間では660,000円です(計算)。
3年間の合計のうち、青楓館の指導料が占める割合も出しました(計算)。通学+Online は指導料3年分2,145,000円÷2,386,000円で約90%、Online は1,485,000円÷1,726,000円で約86%です。学費の大部分は、青楓館の指導料です。
- 2年次は入学時の費用がなくなり、年85,000円下がる(計算)
- 1か月あたりは月払いの額とは限らない
- 交通費・健康診断費・課外活動の費用は別
課外の活動については、よくある質問に「プロジェクトにかかる交通費や宿泊費につきましては、原則として必要となります」と書かれています。金額は書かれていません。
就学支援金で減るのは「単位履修料」だけ:令和8年度の新制度で計算
文部科学省の「高校生等への修学支援」によると、法律の改正で2026年(令和8年)4月1日から就学支援金の所得制限がなくなりました。新制度の概要(PDF)では、私立の通信制高校(単位制授業料)の支給の上限は1単位13,668円で、年間30単位・通算74単位までです。兵庫県の就学支援金のページにも同じ額が書かれています。
| 年次 | 単位履修料(12,000円×単位) | 支給の上限(13,668円×単位・計算) | 支援される額(要項) |
|---|---|---|---|
| 1年次 | 288,000円 | 328,032円 | 288,000円 |
| 2年次 | 300,000円 | 341,700円 | 300,000円 |
| 3年次 | 300,000円 | 341,700円 | 300,000円 |
瑞穂MSC高等学校の単位履修料は1単位12,000円で、上限の13,668円より低くなっています。新制度の対象になる生徒なら、世帯年収にかかわらず単位履修料の全額が支援される計算です。3年間で888,000円です(計算:288,000円+300,000円+300,000円)。
一方で、青楓館の指導料・入学金、瑞穂MSCの教育関連諸費・入学金は、要項の表でも就学支援金で差し引かれていません。文部科学省のリーフレットが挙げる対象の学校は高等学校などで、サポート校は入っていません。「授業料が無償」でも、学費の大部分は残ると考えてください。

就学支援金は、在籍する高校(ここでは瑞穂MSC高等学校)を通して申請します。申請しないと支給されません。入学手続きのときに、高校の案内に沿って手続きをしてください。
瑞穂MSC高等学校の授業料の後払いのページには、2027年度は就学支援金で授業料が相殺される予定の人に、授業料の立て替えを求めない、と書かれています。青楓館経由の生徒の納め方がこれと同じかは、要項には書かれていません。

「年間約50〜70万円」と、要項の715,000円が違って見える理由

公式の入学案内には「青楓館高等学院の学費(指導料など)は、コースにより年間約50〜70万円です」と書かれています。2027年度の要項の指導料は495,000円と715,000円なので、通学+Online の715,000円は「約70万円」より少し高い額です。
もう1つ、2026年度と2027年度の要項で、指導料の額が違います。
| 項目 | 2026年度要項(税抜) | 2027年度要項(税込) | 2026年度×1.1(計算) |
|---|---|---|---|
| 指導料(通学+Online) | 650,000円 | 715,000円 | 715,000円 |
| 指導料(Online) | 450,000円 | 495,000円 | 495,000円 |
| 青楓館の入学金 | 50,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
2026年度の要項は「税抜金額で表示」、2027年度は「税込金額で表示」と書かれています。2026年度の額に10%の消費税を足すと、2027年度の額とぴったり同じになります(計算)。表示が税抜から税込に変わっただけで、値上げではないと読めます。ほかのサイトで「指導料65万円」などと見かけたら、2026年度要項の税抜の額と同じです。
瑞穂MSC側の選考料・入学金・教育関連諸費・単位履修料(1単位12,000円)・教材費は、2026年度(税抜表示)と2027年度(税込表示)で同じ額が書かれています。
早期選考なら入学金55,000円が免除:2026年11月15日までの出願
2027年4月の新入学には、3つの出願の時期があります(入学案内と2027年度要項)。
| 入試 | 出願期間 | 入学手続きの締切 |
|---|---|---|
| 早期選考(専願) | 2026年10月1日〜11月15日 | 2026年11月30日 |
| 推薦入試(専願・併願) | 2026年12月1日〜12月25日 | 2026年12月29日 |
| 一般入試(専願・併願) | 2027年1月4日〜4月2日 | 2027年4月9日 |
入学案内には「併願の場合の手続き締切日については、お問い合わせください」とあるので、併願で受ける場合の締切は表と違うことがあります。
要項の入学金の欄には「早期選考の場合免除」と書かれています。早期選考で入学すると、3年間の合計は通学+Online が2,331,000円、Online が1,671,000円になります(計算:要項の3年間合計−55,000円)。
ただし、早期選考は専願だけです。ほかの高校と比べている途中なら、推薦入試・一般入試の併願を選ぶと、入学金はかかりますが比べる時間が取れます。選考は、書類と、Zoom か校舎での面談です。
- 専願にするか、併願にするか
- 通学+Online か Online か
- 通う校舎(明石本校・芦屋校)
- 瑞穂MSCへの手続きの時期
説明会はオープンスクール・説明会のページで案内されています。明石本校と芦屋校で毎月開かれていて、どちらも予約定員制です。
転入学・編入学の場合:毎月1日入学で、学費は月割り
入学案内によると、転入学・編入学は随時受け付けていて、入学は毎月1日付、出願は入学希望月の前月15日までです。在籍する生徒の7割程度が転入学・編入学の生徒だと書かれています。
転入学・編入学のページには「入学時期に応じた月割りでのご案内が可能です」とあります。月割りの具体的な額は「資料請求または個別相談にてご案内します」となっていて、公式のページでは確認できていません。
転入学のときは、就学支援金にも注意が必要です。瑞穂MSC高等学校の学費のページには、就学支援金を過去に受け取っている場合、授業料の自己負担(1単位あたり12,000円)が発生する場合がある、と書かれています。就学支援金は通算74単位までなので、前の高校で受け取った分を確かめておきましょう。

公式の書き方で食い違っている点・確認できていない点

公式の要項・サイト・瑞穂MSCのページを照らし合わせると、次の点で書き方がそろっていませんでした。面談で聞くときの材料にしてください。
| 点 | 公式の記載 | 影響 |
|---|---|---|
| 2026年度要項の単位履修料 | 基礎学費の欄は「12,000円×履修単位数」、表は24単位で192,000円(1単位8,000円) | 2027年度要項は12,000円で計算されている |
| 瑞穂MSCの施設設備費 | 瑞穂MSC公式のネットコースは20,000円を記載。青楓館の要項には項目がない | かかるなら3年で60,000円(計算) |
| 2年次のスクーリング | 瑞穂MSC公式は「2年次に参加する宿泊型」で石垣島。青楓館の校舎ページは「兵庫県内」、入学案内のよくある質問は「今年は大阪」「宿泊でのスクーリングはございません」、よくある質問のページは「神戸市で実施」「宿泊必須のスクーリングはございません」 | 石垣島なら旅費が別(瑞穂MSCは約10万円~と記載) |
| 調査書の宛先 | 入学案内のよくある質問は明誠高等学校(島根)。2027年度要項は瑞穂MSC高等学校 東京事務局 | 2026年4月以降に提携校が変わった(入学案内) |
入学案内のページでは、一般入試の出願期間の始まりが「2026年1月4日(月)」と書かれています。2027年度要項では「2027年1月4日(月)」です。2026年1月4日は日曜日なので、曜日も合いません。2027年4月入学の日程としては、要項の書き方が合っています。
- 瑞穂MSCの施設設備費(年20,000円)が、青楓館の生徒にもかかるか
- 2年次のスクーリングの場所(石垣島か、兵庫・大阪か)と、旅費の有無
- 転入学のときの指導料の月割りの額
- 指導料の月払いの回数と、1回の額
- 早期選考で入学したあと、入学手続き(11月30日)を過ぎてから辞退した場合の扱い

青楓館高等学院を選ばない方がよい場合:公式の条件から
評判や口コミではなく、公式の要項と制度から、合いにくい家庭を挙げます。
| こんな家庭 | 理由(公式の記載・計算) |
|---|---|
| 学費をできるだけ抑えたい | 瑞穂MSCのネットコースだけなら、公式で「3年間で20万円程度」。青楓館の要項の3年間合計は1,726,000円と2,386,000円(早期選考ならそれぞれ55,000円少ない) |
| 入学後にやめる可能性が高い | 指導料と入学金は原則返金しない(要項) |
| 毎日決まった時間に通う形を望む | 通学は週1日〜5日。毎日の通学は必須ではない(公式) |
| 併願で、早く決めたくない | 入学金が免除になる早期選考は専願だけ(要項) |
一方で、青楓館は毎週の1on1(明石本校のページ)や、課題に取り組むPBL・英語などのプログラムを公式サイトで紹介しています。瑞穂MSCだけに在籍する場合との差は、こうした指導やサポートに払うお金と考えられます。どこまでが指導料に含まれるかを面談で確かめ、中身に価値を感じるかで決めてください。

通信制高校そのものを比べているなら、学費の内訳を公式に出している学校の資料も手元に置くと、面談で聞くことが決まります。たとえばN高等学校のネットコース(普通科)は、公式の3年間学費モデルで、就学支援金を先に差し引いた3年間の実質負担を199,000円としています。青楓館のOnlineコースの1,726,000円とは1,527,000円の差です(計算)。N高のモデルの内訳は入学金・施設設備費・教育関連諸費で、教材費という項目はありません。青楓館の額には教材費(年約12,000円)が入っているので、範囲が同じとは限りません。指導やサポートの手厚さが違うので、費用だけで比べず、両方の資料を並べて決めてください。
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青楓館高等学院の学費についてよくある質問
- 青楓館高等学院の学費は年間いくらですか?
-
2027年度の要項では、就学支援金を引いた後の年額が、通学+Online コースで1年次852,000円・2年次と3年次が各767,000円、Online コースで1年次632,000円・2年次と3年次が各547,000円です(税込)。
- 3年間でいくらかかりますか?
-
要項の3年間合計は、通学+Online コースが2,386,000円、Online コースが1,726,000円です。早期選考で入学金が免除されると、2,331,000円と1,671,000円です(計算)。交通費と健康診断費は別です。
- 就学支援金で学費は無料になりますか?
-
なりません。2026年度からの新制度で、瑞穂MSC高等学校の単位履修料(1単位12,000円)は上限13,668円の内側なので全額が支援される計算です。青楓館の指導料・入学金と、瑞穂MSCの教育関連諸費などは残ります。
- 指導料が650,000円と書かれているのはなぜですか?
-
2026年度の要項は税抜で、2027年度の要項は税込で書かれています。650,000円に10%を足すと715,000円になり、2027年度の額と同じです(計算)。
- 入学金が免除になる条件は?
-
2027年度の要項では、早期選考(専願)で入学する場合、青楓館の入学金55,000円が免除されます。出願期間は2026年10月1日から11月15日までです。
- 提携している通信制高校はどこですか?
-
2027年度の要項では、瑞穂MSC高等学校のネットコースです。入学案内には、2026年4月以降に提携校が変わったと書かれています。
- 学費は分割で払えますか?
-
オンラインコースのページのよくある質問に「月払い可能です」と書かれています。回数や1回の額は、公式のページでは確認できていません。
この記事で確認した公式ページ
掲載した金額と条件は、2026年10月28日に青楓館高等学院・瑞穂MSC高等学校の公式サイト、文部科学省と兵庫県のページを開いて確認しました。料金や制度は変わるので、申し込む前に公式で確かめてください。
- 青楓館高等学院 入学案内
- 2027年度 生徒募集要項(PDF・Google ドライブ)
- 2026年度 生徒募集要項(PDF・Google ドライブ)
- 転入学・編入学
- オンラインコース
- よくある質問
- 明石本校
- オープンスクール・説明会
- 瑞穂MSC高等学校 学費
- 瑞穂MSC高等学校 よくある質問
- 文部科学省 高校生等への修学支援
- 文部科学省 高等学校等就学支援金・新制度の概要(PDF)
- 兵庫県 高等学校等就学支援金
- N高等学校 就学支援金と3年間学費モデル
この記事の調べ方(確認した資料・計算のしかた)を見る
- 確認日:2026年10月28日。公式の入学案内に置かれた2つの募集要項(PDF)を開き、表の足し算を検算しました(2027年度の表はすべて一致)。
- 数字の扱い:学費は要項の額のままです。「計算」とある数字は、足し算・引き算・掛け算・割り算で出しました。
- 計算のしかた:1か月あたり=年額÷12、指導料の割合=指導料3年分÷3年間合計、支給の上限=13,668円×単位数、税込換算=税抜の額×1.1。
- 書かなかったこと:口コミ・評判の本文、学校が発表している進路の割合(母数の記載がないため)、転入学の月割りの額(公式のページで確認できていません)。
- このサイト全体の調べ方は「記事の作り方」にまとめています


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