中学生の塾代はいくら?学年別の平均と月謝の目安を文科省の表で確認

中学生の塾代はいくら?学年別の平均と月謝の目安を文科省の表で確認

中学生の塾代は、文部科学省(文科省)の平均で見ると公立中学校で年230,385円です。ただしこの平均には、塾に通っていない子の0円が含まれています。

塾に通っている家庭だけの平均は年約34万9千円、月に直すと約29,100円(計算)で、予算を立てるときに見るのはこちらです。

この記事は、文科省の令和5年度子供の学習費調査の結果を、e-Stat(政府統計の総合窓口)の原表(Excel)まで開いて確かめ、中1・中2・中3の学年別に整理しました。

月謝の実額は、森塾とそら塾の公式ページに出ている数字だけを使います。「計算」と書いた数字は、公式の金額を割ったり足したりして出したものです。

2026年10月27日に確認しました。

この記事の目次

結論:塾に通う公立中の家庭は年約35万円、中3は年約43万円

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見方公立中学校私立中学校
全家庭の平均(0円を含む)230,385円/年168,058円/年
学習塾費を払っている家庭の割合66.0%51.2%
払っている家庭だけの平均約349千円/年約328千円/年
月に直すと(計算)約29,100円約27,300円

公立中学校では、学習塾費が0円の家庭が34.0%、私立中学校では48.8%でした。「中学生はみんな塾に行く」わけではありません。ただし払っている家庭に絞ると、公立も私立も年30万円を超えます。

この記事の要点
  • 公立中の全体平均は年230,385円
  • 払う家庭だけなら年約34万9千円
  • 公立中3は払う家庭の平均が年約43万円
  • 中1の約1.7倍になる(計算)

平均額は「払っていない子」を含むか含まないかで1.5倍違います(計算:349千円÷230,385円)。ほかのサイトと数字が食い違って見えたら、0円の家庭を含む平均か、払う家庭だけの平均かを確かめてください。

学年別(公立中):中1の年約25万円が、中3で約43万円になる

文科省の調査は、学習塾費を1円でも払った家庭の割合(支出率)と、その家庭の平均額を学年別に出しています。「通塾率」そのものの統計ではありません。

家庭教師や通信教育は別の項目で、公立中は年21,248円、私立中は年31,386円です。

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学年払う家庭の割合払う家庭の平均/年月に直すと(計算)
中152.6%約254千円約21,200円
中266.4%約322千円約26,800円
中378.6%約434千円約36,200円

中1から中3にかけて、払う家庭の割合は52.6%から78.6%へ、その家庭の平均額は約254千円から約434千円へ上がります。学年が上がるにつれ、通う家庭の割合も、その家庭の平均額も増えています。

同じ調査で、全家庭の平均(0円を含む)は中1が133,647円、中2が213,759円、中3が341,220円でした。中3は中1の2.6倍です(計算)。

払う家庭の平均を3学年足すと、約1,010千円です(計算:254+322+434)。ただしこれは学年ごとの平均の足し算で、同じ家庭が3年間通い続けた実績ではありません。

「中学3年間で100万円前後を見込む家庭がある」程度の目安として読んでください。

学年別の見方
  • 中1は半数が払い、月2万円強
  • 中2で3人に2人が払う
  • 中3は約8割が払い、月3万6千円台
  • 公立中3の全家庭平均は年341,220円

私立中学校の家庭は、払う割合が低く、学年差も小さい

私立中学校では、学習塾費を払っている家庭が51.2%で、公立中より少ない結果でした。払う家庭の平均は年約328千円です。

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学年払う家庭の割合払う家庭の平均/年月に直すと(計算)
中150.9%約298千円約24,800円
中247.3%約320千円約26,700円
中355.6%約364千円約30,300円

私立中は中3でも払う家庭は55.6%にとどまり、公立中の78.6%より低くなっています。

私立中の全家庭の平均(0円を含む)は、中1が151,796円、中2が151,425円、中3が202,127円でした。調査はこの差の理由までは示していません。

住んでいる地域でも違う:公立中の塾代は大都市が約1.7倍

文科省は、公立中学校の学習塾費を市の人口規模別にも出しています。全家庭の平均(0円を含む)で見ると、人口が多い地域ほど高くなります。

地域(人口規模)全家庭の平均/年
10万人未満の市町村171,881円
10万〜30万人233,760円
30万〜100万人253,149円
100万人以上・東京23区291,651円

100万人以上の都市の平均は、10万人未満の1.7倍です(計算)。全国平均の230,385円は、自分の地域に当てはめると、小さな市町村では平均より多め、大都市では少なめの場合があります。

金額の分布:公立中の約3人に1人は0円、年90万円以上も2.5%

平均だけでは家庭ごとの差が見えないため、文科省の金額段階別の表も見ました。公立中で学習塾費が0円の家庭は34.0%、私立中は48.8%です。

年20万円以上25万円未満の公立中は7.2%(私立中3.4%)、年90万円以上は公立中2.5%、私立中2.0%でした。

払う家庭だけの平均349千円(公立中)は、この分布の中ほどから上に位置する値です。分布は家庭ごとに大きく幅があるため、平均との大小だけでは多い少ないを判断できません。

予算は、通わせる学年と、通わせる回数・科目から積み上げて考えるのが確実です。

月謝の実額:森塾とそら塾の公式の料金

文科省の平均は「実際に払った額」で、塾の月謝ではありません。ここからは公式ページに出ている中学生の月額(税込)を並べます。このサイトで公式の金額を確認できた塾だけを載せています。

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塾中学生の月額(公式)条件
森塾11,700円〜首都圏校舎・週1回・月3回授業。入塾金は通常2万円
そら塾(オンライン)新中1・新中27,800円・10,400円週1回。月によって額が違う
そら塾(オンライン)新中310,500円・14,000円週1回。月によって額が違う

森塾の公式の料金ページは、中学生が「先生1人に生徒2人まで」の個別指導で、月額11,700円〜と出ています。

入塾金は通常2万円で、森塾のホームページから問い合わせた場合は1万円が免除されるキャンペーンがあると書かれています。

学年別・科目別の月謝表はこのページの本文テキストからは取れなかったため、載せていません。

そら塾の公式の料金ページは、新中1・新中2の週1回コースが4・7・12・1・3月は7,800円、5・6・9・10・11・2月は10,400円です。

新中3は同じ月の区分で10,500円と14,000円です。1授業は80分で、講習や祝日で授業回数が少ない月はその分が減額されると書かれています。

週2回以上の料金、テキスト代、システム使用料は、問い合わせ後に送られるパンフレットに書かれる形で、公式ページには出ていません。

月謝を見るときの注意
  • 「〜円から」は最も安い条件の額
  • 入塾金・教材費・諸経費が含まれるか確かめる
  • 季節講習が月謝に含まれるか確かめる
  • 週の回数・科目を増やすと上がる

年額に直すと:森塾の週1回は年約14万円、平均の約4割

月謝は12倍すると年額の目安になります。講習費・入塾金・教材費・テスト代は含まない「月謝だけ」の計算です。

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教室月額×12か月(計算)公立中の「払う家庭の平均」との比
森塾 中学生(月3回の例)140,400円約40%

森塾の月額11,700円を12か月続けた場合の年額140,400円は、公立中の払う家庭の平均(約349千円)の約40%です(計算)。

なお森塾の額は首都圏校舎・週1回の最も安い条件のもので、全国平均との直接の比較ではありません。調査は払う家庭の週の回数や科目数の内訳を示していません。

そら塾は月によって額が変わり、年額の合計は公式ページに書かれていないため、年額への換算は載せていません。

塾代の見通しは、月謝×12に講習費を足して作ります。講習費や教材費が月謝に含まれるかどうかは塾ごとに違うので、入塾前の面談で「1年間にかかる合計」を出してもらってください。

塾代の予算の立て方:「払う家庭の平均」から始める

前へ走り出す生徒のイラスト

次の順に考えると、家庭ごとの予算が出しやすくなります。

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順番やること使う数字
1通わせる学年の「払う家庭の平均」を見る本記事の学年別の表
2地域の差を足し引きして考える大都市は高め、小さい町は低め
3候補の塾の月額を12倍する公式の料金ページ
4講習費・入塾金・教材費を面談で聞いて足す塾に確認

たとえば公立中の中2なら、払う家庭の平均は年約322千円(月約26,800円)です。森塾の週1回(年約14万円)に、夏期・冬期の講習や科目の追加を足していく形で、平均に近づくかどうかを確かめられます。

予算を決めるチェック
  • 払う家庭の平均を基準にしたか
  • 講習費を含めた年額で見たか
  • 中3の直前期の追加費用を見込んだか
  • 兄弟で通うときの割引を確かめたか

ひとりで進めるのが難しいとき:公式に料金を出している2社

自分で進めても同じ単元でつまずき続けるときは、教えてもらえる場所を足すのも1つの方法です。公式サイトに月額が出ている2社を並べます。

通塾なら【森塾】。中学生は11,700円〜(週1回・月3回・80分・首都圏)で、1科目+20点の成績保証と無料体験があります。成績保証は英語が対象外で、60点以上で入塾した場合は「80点以上」の保証になるなど条件があります(森塾の料金と保証の条件)。

オンラインなら【そら塾】。中1・中2は月7,800円〜10,400円(週1回・80分・1対2)で、最大1ヶ月の無料体験があります。

選ぶときの1点

どちらも「〜円から」は下限で、学年・地域・回数で上がります。年間の総額を聞いてから比べてください。

よくある質問

中学生の塾代の平均はいくらですか?

文部科学省の令和5年度子供の学習費調査では、学習塾費の平均は公立中学校で年230,385円、私立中学校で年168,058円です。塾に通っていない子(0円)も含めた平均です。

塾に通う家庭だけの平均はいくらですか?

学習塾費を払っている家庭だけの平均は、公立中学校で年約349千円、私立中学校で年約328千円です。月に直すと約29,100円と約27,300円になります(計算)。

中学生の何割が塾に通っていますか?

文科省が出しているのは、学習塾費を1円でも払った家庭の割合です。公立中学校は中1が52.6%、中2が66.4%、中3が78.6%で、全体では66.0%でした。通塾率そのものの統計ではありません。

中3になると塾代はどのくらい上がりますか?

公立中学校で学習塾費を払っている家庭の平均は、中1が約254千円、中3が約434千円で、中3は中1の約1.7倍です(計算)。全家庭の平均(0円を含む)では2.6倍になります。

森塾とそら塾の中学生の月額はいくらですか?

森塾は首都圏校舎の週1回・月3回授業で月額11,700円〜です。そら塾は中1・中2の週1回で月7,800円または10,400円、中3で10,500円または14,000円で、月によって変わります。いずれも税込で、公式ページの数字です。

この記事で確認した資料

・政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和5年度子供の学習費調査」(シート 2023kodo002-03・003-03・004-08)/文部科学省「令和5年度子供の学習費調査の結果について」
・森塾「料金」/そら塾「料金」
いずれも2026年10月27日に確認しました。

令和7年度の調査結果は2026年12月ごろに公表される予定です。

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この記事を書いた人

兵庫県の学習塾で塾長を経験。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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