中学数学が無料で勉強できるサイト6選|解説・プリント・自動生成を目的別に

中学数学が無料で勉強できるサイト6選|解説・プリント・自動生成を目的別に

中学数学は、無料のサイトだけで解説・問題・解答・解説動画までそろいます。

ただ、サイトごとに「解説を読む型」「問題集を解く型」「印刷して解く型」「動画で見る型」と作りが違います。目的に合わないサイトを開くと、読むだけで終わってしまいます。

この記事では、実際に全部開いて中身と「無料で使えるか・登録が要るか」を確認したうえで6つ選びました(2026年9月24日確認)。どれをどの順で使うか、定期テスト前の1週間でどう回すかまで、塾で中学生を見ている立場からまとめます。

【結論】目的別に使うサイト
紹介するサイトすべて無料で使える6サイト
テスト前の回し方1週間の表あり7日前から
計算プリント毎日、同じ単元を解く1枚ずつ
  • 教科書の説明が分からないなら、①chu-su-の解説から
  • 解けないなら、②の無料問題集で単元を細かく分ける
  • まずは①か②を1つ決めて、1単元ずつ進める
結論の元の文章を見る

教科書の説明が分からない→①chu-su-/単元ごとに問題を解いて答え合わせ→②中学数学の無料問題集/紙に印刷して解く→③無料で使える中学学習プリント・④Math Math Step UP/計算を毎日ちがう問題で反復→⑤算数・数学・理科ラボ/動画で解き方を見たい→⑥パンダと数学。

まずは①か②を1つ決めて、1単元ずつ進めてください。

この記事の目次

先に結論:6サイトの比較表と、選び方

スクロールできます
サイト型中身
①chu-su-(チュースー)解説を読む中学数学の基本から難問までの解説と問題。高校入試によく出る良問の解説もある。学習塾講師が運営
②中学数学の無料問題集問題集中学校の範囲に特化した解答付き問題集。因数分解だけで「共通因数・公式・たすき掛け・置き換え」と細かく分かれる
③無料で使える中学学習プリント印刷して解く中1〜中3の単元別プリントをPDFで配布。高校入試対策の計算練習もある。家庭教師・塾講師の経験がある運営者
④Math Math Step UP印刷+動画登録不要で動画解説と問題演習。都立入試レベルの問題もある(応用・全動画は有料会員)
⑤算数・数学・理科ラボ自動生成プリントボタンを押すたびに新しい計算問題を作る。解答つき・なしを切り替えてA4印刷。登録・ダウンロード不要
⑥パンダと数学(数学online.com)動画+練習単元ごとの解説動画と練習ページ。登録不要で広告も表示されない。入試過去問題もある
いまの状態使うサイト
教科書を読んでも意味が分からない①chu-su- の解説→⑥パンダと数学の動画
分かったつもりだが、問題になると解けない②中学数学の無料問題集で単元を細かく
計算ミスが多い⑤算数・数学・理科ラボで毎日ちがう計算プリント
紙で解きたい、ノートにまとめたい③無料で使える中学学習プリント/④Math Math Step UP
高校入試の数学を対策したい①の高校入試の解説/④の都立入試の解説/⑥の入試過去問題

数学でいちばん多い失敗は、解説を読んで分かった気になって、自分の手で解かないことです。どのサイトを使うにしても、1単元=解説5分+問題15分の配分にしてください。

①chu-su-(チュースー)|教科書の説明が分からない人へ

説明する先生のイラスト

chu-su-(jhs-math.komaro.net)は、中学数学の基本から難問までの問題と解説を、完全無料で公開しているサイトです。

正負の数の導入から始まり、中1・中2・中3の単元が順に並んでいます。会員登録なしで全部読めます。

運営者は学習塾の講師で、「はじめて習う人にとっての目線」で説明することを方針にしています。解説のあとに問題と解答が続くので、読んだらすぐ解ける作りです。

高校入試によく出る問題や、定期テストのレベルを超えた良問を集めたページもあります。

向いている使い方

授業で分からなかった単元のページを開き、解説→例題→解答の順に読む。高校数学は同じ運営者の「ko-su-(コースー)」があるので、中3の後半からはそちらにつなげられます。

chu-su- を勧める理由は、「なぜその手順で解くのか」を言葉で説明しているからです。答えだけのサイトより、一度つまずいた生徒に向いています。

②中学数学の無料問題集|単元を細かく分けて解きたい人へ

中学数学の無料問題集(jmqfs.net)は、中学校で習う範囲に絞った解答付き問題集です。すべて無料で使えます。

特徴は単元の分け方が細かいことです。たとえば中3の因数分解は「共通因数」「公式1〜3」「たすき掛け」「置き換え」「項を分ける」と分かれています。

方程式も「整数のみ」「少数を含む」「分数を含む」「カッコを含む」と段階ごとに解けます。どこでつまずいているかが、解いた結果で分かります。

向いている使い方

間違えた問題の1つ手前の段階に戻って解く。分数を含む方程式で間違えたら、「整数のみ」から解き直してください。

この問題集を勧める理由は、苦手の場所を細かく特定できるからです。「方程式が苦手」ではなく「分数を含む方程式が苦手」まで分かれば、復習の時間は半分で済みます。

③無料で使える中学学習プリント|紙に印刷して解きたい人へ

無料で使える中学学習プリント(chugaku.manabihiroba.net)は、中学生の学習プリントをPDFで無料配布しているサイトです。

数学は中1の正負の数から中3まで単元別に並び、高校入試対策の計算練習もあります。

運営者の「ペンギン先生」は、家庭教師や塾講師の経験から、生徒が分かりにくい部分の教材を作っているとプロフィールに書いています。

ご利用規約では、プリントはどなたでも無料で使え、学校の先生・塾の講師・家庭教師も自由に使ってよいとされています。

向いている使い方

定期テストの範囲のプリントを2部印刷して、1部目を解く。間違えた問題だけ、数日後に2部目で解き直してください。

④Math Math Step UP|プリントと動画をセットで使いたい人へ

パソコンで授業を受ける生徒のイラスト

Math Math Step UP(mathmath-stepup.site)は、元中学校教員(17年)が運営する中学数学のサイトです。

2026年6月に新しいサイトへ移り、会員登録なしで動画解説と問題演習ができます。

学年・分野のほか、都立入試の問題からも単元を選べます。応用問題や全ての動画は有料会員向けです。

お知らせ欄では、利用者の要望で解答を印刷できるようにした、プリントに名前の欄を付けた、といった更新が続いています。学校・塾の先生向けに団体利用の案内もあります。

向いている使い方

証明など書き方の手順が大事な単元は、動画解説を見てから問題を解く。東京都の中3は、都立入試の問題から単元を選んで練習できます。

⑤算数・数学・理科ラボ|計算を毎日ちがう問題で反復したい人へ

算数・数学・理科ラボの無料プリント(manabikoya.com/print/)は、ボタンを押すたびに新しい問題を自動で作る計算プリントです。

登録もダウンロードも不要で、解答つき・解答なしを切り替えてA4に印刷できます。

中学数学は、中2の式の計算・連立方程式・一次関数、中3の展開・因数分解・平方根・二次方程式まで対応しています。

サイトの説明では、毎日新しい20問が出て、間違えたタイプの問題から図解の解説ページに戻れる作りです。

向いている使い方

計算ミスが多い単元を選び、毎日1枚だけ解く。同じプリントは二度と出ないので、答えを覚えてしまうことがありません。

計算は、同じ問題を繰り返すと答えを覚えてしまいます。毎回ちがう問題が出る自動生成のプリントは、計算の反復にいちばん向いています。

⑥パンダと数学(数学online.com)|動画で解き方を見たい人へ

パンダと数学(数学online.com)は、中学数学の解説動画と、無料の問題練習サイトです。1年生・2年生・3年生の単元ごとに動画と練習ページがまとまっていて、入試過去問題のページもあります。

問題練習サイトは登録不要で使えて、広告も表示されません。学校の授業でGIGAスクールのタブレットを使って演習できるように作られています。

プリントのPDFは動画の説明欄からダウンロードでき、プリントのQRコードから解答と解説を確認できます。

向いている使い方

解説を読んでも分からない単元は、動画を1本見てから練習ページで解く。動画は「自分で解けるようになるために、どう考えればよかったか」を大切にして作られています。

中3の数学で点が取れない問題の形|令和8年度の全国調査16問を形式別に見た

無料サイトの問題は、答えが一つに決まる計算や短い答えの形が中心です。では、全国の中3が実際に点を落としているのはどの形の問題か。令和8年度全国学力・学習状況調査(中学校・数学、16問)の「問題別調査結果」から、問題の形式別と領域別の平均正答率を写しました。

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区分問題数平均正答率
全体16問57.4%
短答式(答えを書く)9問64.6%
選択式3問59.6%
記述式(説明を書く)4問39.6%
知識・技能12問63.3%
思考・判断・表現4問39.6%
数と式5問68.1%
図形4問49.2%
関数3問55.3%
データの活用4問53.8%
令和8年度全国学力・学習状況調査 中学校数学の問題形式別の平均正答率。短答式64.6%、選択式59.6%、記述式39.6%(国立教育政策研究所の問題別調査結果)

記述式の4問は、説明を書く問題です。正答率と、何も書かなかった生徒の割合(無解答率)は次のとおりでした。

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問題内容正答率無解答率
6(3)選んだ2数の差に着目して、A−Bの値がどんな数になるかを説明する45.2%26.1%
7(2)データ量が1000MBになるときの動画の時間を求める方法を説明する34.5%39.0%
8(2)三角形の合同を基に∠AOB=∠AOPであることを証明する46.6%21.9%
9(3)二つの度数分布多角形の形と位置を比較して、主張できる理由を説明する32.2%28.5%
計算
  • 記述式4問の平均:(45.2 + 34.5 + 46.6 + 32.2) ÷ 4 = 158.5 ÷ 4 = 39.6(公表されている記述式の平均正答率と一致)
  • 無解答率の平均:(26.1 + 39.0 + 21.9 + 28.5) ÷ 4 = 115.5 ÷ 4 = 28.9。記述式では約3割が何も書いていない
  • 短答式と記述式の差:64.6 − 39.6 = 25.0点

この記事の6サイトは、解いて答え合わせをする作りが中心です。ですから、解説を読んだあと、「なぜそうなるか」を自分の言葉でノートに1〜2行書く練習は、サイトの外で足す必要があります。どのサイトでも、「1単元=解説5分+問題15分」のあとに、1問だけ理由を書く時間を足してください。

この数字の使い方で気をつけること
  • 全国の中3の平均で、自分の学校や定期テストの出題とは同じではない
  • 記述式が苦手でも、先に計算(数と式の68.1%)が崩れている場合は、計算を戻して直す方が早い
  • 調査問題の内容(問題文)は国立教育政策研究所のサイトで公開されている。ここでは正答率の数字だけを使った

出典:国立教育政策研究所「令和8年度全国学力・学習状況調査 問題別調査結果[数学](中学校)」(PDF)(2026年10月15日確認)

定期テスト前の1週間の回し方

勉強する中学生のイラスト

サイトを決めたら、回し方を固定してください。中学生の定期テストなら、この1週間で十分です。

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日やること使うサイト
7日前テスト範囲の単元の解説を読む(1単元5分)①chu-su-/⑥パンダと数学の動画
6〜4日前単元ごとに問題を解いて答え合わせ。間違えた段階に印②中学数学の無料問題集
3日前範囲のプリントを印刷して時間を計って解く③無料で使える中学学習プリント/④Math Math Step UP
2日前計算問題だけを新しい問題で1枚⑤算数・数学・理科ラボ
前日印を付けた問題だけ、もう一度解く②の同じ段階/③の2部目

前日に新しい単元を始める必要はありません。印を付けた問題が解けるようになっているかだけ確認して寝てください。

ひとりで進めるのが難しいとき:公式に料金を出している2社

自分で進めても同じ単元でつまずき続けるときは、教えてもらえる場所を足すのも1つの方法です。公式サイトに月額が出ている2社を並べます。

通塾なら【森塾】。中学生は11,700円〜(週1回・月3回・80分・首都圏)で、1科目+20点の成績保証と無料体験があります。成績保証は英語が対象外で、60点以上で入塾した場合は「80点以上」の保証になるなど条件があります(森塾の料金と保証の条件)。

オンラインなら【そら塾】。中1・中2は月7,800円〜10,400円(週1回・80分・1対2)で、最大1ヶ月の無料体験があります。

選ぶときの1点

どちらも「〜円から」は下限で、学年・地域・回数で上がります。年間の総額を聞いてから比べてください。

中学数学の無料サイトについてよくある質問

中学数学を無料で勉強できるサイトでおすすめは?

解説を読むならchu-su-、単元ごとに問題を解くなら中学数学の無料問題集、計算の反復なら算数・数学・理科ラボの自動生成プリント、動画ならパンダと数学です。どれも無料で使えます(2026年9月24日確認)。

無料サイトだけで定期テストの点は取れますか?

取れます。定期テストは教科書の例題と同じ型の問題が中心なので、解説を読む→単元ごとに解く→間違えた段階をやり直す、の順で回せば足ります。本文の「1週間の回し方」のとおりに進めてください。

計算ミスが多いときはどのサイトがいいですか?

算数・数学・理科ラボの自動生成プリントです。押すたびに新しい問題が出るので、答えを覚えずに同じ型の計算を繰り返せます。

高校入試の数学の対策にも使えますか?

使えます。chu-su-に高校入試によく出る問題の解説、Math Math Step UPに都立入試の解説、パンダと数学に入試過去問題のページがあります。

プリントと画面、どちらがいいですか?

解く練習は紙、確認は画面です。数学は途中式を手で書かないと定着しません。画面の問題集や動画は、解き方を確認する用途に向いています。

自分で解いた因数分解の答え合わせは、途中式つきの自動計算ツールでできます。

無料サイトで足りない「自分の地域の入試情報」や「勉強法」は、個人塾の先生が書いているブログが参考になります。北海道から宮崎まで、地域別に7つ選んで中身を確かめました。

この記事の更新・訂正

  • 森塾の紹介文で成績保証を「1科目+20点の成績保証」「成績保証つき」とだけ書いていたため、英語でも保証されると読める状態でした。公式の条件(英語は対象外、60点以上で入塾した場合は80点以上の保証、講習への毎回の参加などの条件あり)を1文書き足し、森塾の料金の記事へのリンクを付けました
  • 塾の紹介文のつなぎの言葉がおかしかったのを訂正
  • 紹介サイト「Math Math Step UP」を新しいサイトに差し替え、作図の記載を削除・有料部分を明記

全記事の履歴は「訂正・更新の履歴」、調べ方と書き方は「記事の作り方」にまとめています。

この記事で確認した資料

掲載した6サイトは、2026年9月24日にすべて実際に開いて、無料で使えることと登録の要不要を確認しました。

各サイトの特徴は、サイト内の説明(chu-su-の運営者情報、無料で使える中学学習プリントのご利用規約、算数・数学・理科ラボの無料プリントの説明、パンダと数学のトップページなど)の記述に基づきます。

閉鎖が確認できたサイトは削除します。

他の科目の無料サイトも、同じように実際に開いて確認したうえでまとめています。

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この記事を書いた人

兵庫県の学習塾で塾長を経験。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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