勉強に集中したいけど、なかなかやる気が入らない…
という方は結構多いのではないでしょうか。筆者も当時その1人でした。しかし今回紹介した方法を実践したことで、集中できることが増えたんです。
突然ですが皆さんは、勉強を始めるときの「ルーティーン」はありますか?今回ご紹介するのは勉強前にぜひ行ってほしいルーティーンになります。では早速結論を書きますね。
勉強前に10分間の散歩をしよう!
タイトルの通り、10分間の散歩をすることで、その後の勉強効率を上げる事ができるんです。では何故散歩が勉強効率と関係があるのでしょうか?その理由を詳しく解説していきます。
運動すると脳の血流がよくなり、脳が活性化する!
実際の研究の紹介
実際にこんな研究があるのでご紹介します。
イリノイ大学のサラスらは、こんな実験をしています。
【実験内容】
被験者群を2つに分けて、名詞を記憶するテストを実施した。覚える前に、一方のグループは10分歩き、もう一方のグループは10分座って風景写真を見た。名詞を覚えた後、もう10分間、それぞれ同じ行動をしてからテストを実施した。
結果は、歩いたグループのほうが、座っていたグループよりも25%よい成績になりました。ちなみに、覚えた後の行動を、歩いたグループは風景写真を見るというように逆にしても、結果は変わりませんでした。
https://ddnavi.com/serial/768120/a/ より
つまり、実験的に10分間の散歩をすると、その後の勉強がより効果が高まるということが分かっています。逆の実験を行なっても、結果が変化しなかったことも、この説の裏付けになっていますね。
どういう仕組みが働いているのか?
脳は酸素と糖分を燃料として動いています。酸素は、血液に乗って脳に運ばれます。ですから、勉強をする前に歩いて体の血液を巡らせると、脳にどんどん血液が送られてエンジンがかかり、勉強の効率がアップするわけです。
https://ddnavi.com/serial/768120/a/ より
血流が良くなって、酸素がより脳に行き渡ることがカギのようですね。
また、体の血液は下半身に多く集まっているそうです。ストレッチでも良いのですが、散歩によって脚を動かすことで、下半身に溜まった血流を循環させる事ができます。
脳に酸素を送る、他の方法として、「ゆっくり深呼吸」するのも効果的なようです。外出できない場合は是非試してみてください。
気分転換になるため、リフレッシュできる
普段の勉強は、室内で机に向かって下を向くという、縮こまった姿勢をとっている事が多いですよね。続けていると体の疲れだけではなく、どうしてもメンタル的にも疲弊してしまいます。
しかし、あえて外に出て散歩して開放的な空間に場所を移すことで、気分転換できます。散歩している間は、勉強のことも考えるもよし、また勉強とは全く違ったことを考えても良いです。とにかく外の空気を浴びて気持ちをリセットできることが大切なんです。
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なぜ10分間なのか?
10分間と定めていますが、時間が長過ぎると逆効果になってしまうこともあります。
なぜなら1時間など長い時間散歩すると、シンプルに体の疲れが勝ってしまい、勉強に取り組めなくなること。また本来の目的である勉強時間が少なくなってしまうことが懸念されるからです。
ですので、最初の10分間だけに留めておきましょう。その10分でその後の数時間の勉強を効果的にするのです。
疲れてしまうという、同様の理由で “ランニング” などの激しめの運動には注意してください!
休憩方法としても散歩は優秀
勉強を始める前だけでなく、途中の休憩でもぜひ散歩を取り入れてみてはいかがでしょうか。この場合は、気分転換がより強く感じられてその後の勉強も集中が続きやすくなりますので、とてもおすすめです。
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