小論文・志望理由書を無料で学べるサイト7選|例文・自動チェック

小論文・志望理由書を無料で学べるサイト7選|例文・自動チェック

学校推薦型選抜や総合型選抜では、小論文や志望理由書を課す大学が多くあります(何を課すかは志望校の募集要項で確認してください)。

いざ書こうとすると、「何を書けばいいのか分からない」「書いたけれど、これで合っているのか分からない」という人もいるはずです。

そこで役に立つのが、小論文を教えている講師や先生が個人で無料公開している解説です。

この記事では、小論文と志望理由書の書き方を無料で学べる個人・小規模のサイトを7つ、実際に開いて「誰が書いているか・何が学べるか・登録が要るか・いつ更新されたか」を確認しました(2026年10月9日確認)。

【結論】つまずき方で選ぶ
比べた無料サイトすべて実際に開いた数7つ
自動チェック文系ラボの項目数45項目
WIEの無料講座序論と全4回の合計5回
  • 志望理由書が白紙なら、例文かWIEの第4回から
  • 型が分からないなら、WIEの全5回から始める
  • 書いたあとは文系ラボの自動チェックで見直す
結論の元の文章を見る

志望理由書が白紙→①飛田弘一さんのサイト(学部別の800字例文)か⑥WIEの第4回/小論文の型が分からない→⑥WIEの無料講座(全5回)→②新堂ハイクさん/書いたが自信がない→④文系ラボの自動チェック(45項目)/文章を読むのが苦手→③塾講師のおもうこと。(動画つき)/志望校の過去問に近い題で練習したい→⑤スカイ予備校・⑦ロンメンタイ。

この記事の目次

先に結論:7サイトの比較表

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サイト書いている人強いところ向いている使い方
①どこよりも分かりやすい【小論文の書き方】小論文の研究・指導11年の個人(飛田弘一さん)学部別の志望理由書800字例文自分の学部の記事から読む
②新堂ハイクの旅する教室私立高校の国語の先生書き出し・結論など答案の部分ごとの記事つまずく箇所だけ読む
③塾講師のおもうこと。指導歴15年以上の家庭教師記事+動画(23本中13本)読むのが苦手でも動画で
④文系ラボ受験生を教えてきたロースクール生45項目の自動チェック・お題600題書いた答案をすぐ点検
⑤推薦入試のスカイ予備校国公立の推薦入試専門のオンライン予備校の校長大学別の過去問解説が多い国公立の志望校の名前で探す
⑥WIEの無料講座小論文の通信添削の会社序論+全4回で一通り最初の1冊の代わりに
⑦ロンメンタイ総合型選抜の塾で添削をしている運営者大学の出題への解答例答案の形を真似て書く

7つとも、2026年10月9日の時点で会員登録なしで記事を読めました。⑤⑥は有料の講座も開いている予備校・添削会社ですが、ここで紹介するのは無料で公開されている記事・講座の部分です。

小論文と志望理由書は、読むだけでは上手くなりません。どのサイトを使う場合も、読んだらその日のうちに1本書いて、書いたものを見直すところまでやってください。

つまずき方別:どのサイトから始めるか

小論文・志望理由書でつまずく所は、だいたい次の4つに分かれます。自分がどれに当たるかで、最初に開くサイトを決めてください。

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つまずきよくある状態最初に開くサイト
書く中身がない志望理由書に「なぜこの大学か」が書けない⑥第4回で大学が見たい3点を確認→①で自分の学部の例文
型が分からない序論・本論・結論の分け方、段落の数が決まらない⑥第1〜3回→②の書き出し・結論の記事
書いたが自信がない文体の混在や一文の長さ、字数が合っているか分からない④の自動チェック→④の失敗20選で見直し
本番の題に慣れていない志望校でどんな題が出るか知らない⑤で大学名を検索→⑦の解答例で答案の形を確認

志望理由書の基本の型(字数配分・設問のタイプ)は、当サイトでも例文つきでまとめています。

①どこよりも分かりやすい【小論文の書き方】|学部別の志望理由書800字例文

どこよりも分かりやすい【小論文の書き方】は、飛田弘一さんが個人で運営する小論文の解説サイトです。プロフィールには、小論文の書き方を「独自研究・指導して11年になります。」とあり、自作の本『小論文の手引き』は累計400部を超えたと書かれています。

記事は全117本で、タイトルに「小論文」が入る記事が97本、「志望理由書」が入る記事が7本あります(2026年10月9日、サイトの記事一覧で数えました)。志望理由書の書き方の記事のほか、文学部・教育学部・経済学部・法学部・心理学部・工学部の学部別に800字の例文つきの志望理由書の記事が並びます。

小論文も、学部別の対策に加えて、テーマ型・資料型・設問型という形式別の解き方、60分・90分・120分の試験時間別の時間配分、書き出しの例などの記事があります。

こんな人に

志望理由書がまだ白紙の人。自分の学部の例文を見て、どこに何を書くかの見当をつけたい人。

なぜ勧めるか:小論文を11年研究・指導してきた個人が、文学部から工学部まで学部ごとに志望理由書の800字例文を出していて、自分の学部の記事から読み始められるからです。

②新堂ハイクの旅する教室|答案の部分ごとに1本ずつ解説

新堂ハイクの旅する教室は、私立高校で国語を教えている現役の先生、新堂ハイクさんのブログです。プロフィールに、高校の国語の教員免許を持ち、3年生の担任をしていることが書かれています。

タイトルに「小論文」が入る記事は24本で、書き方の記事には書き写して使えるテンプレートの例文がついています。

ほかに、書き出し・結論・反論・接続詞・文末・原稿用紙・構成メモ・時間配分など、答案の部分ごとに記事が分かれています。

頻出テーマの記事は、人文・教育系、社会科学系、理系、医療系に分けてテーマを並べていて、2027年度入試に向けて2026年8月に更新されています。

少子高齢化・食品ロス・AI・SDGsなどのテーマ別の例文もあります。

こんな人に

一通り書けるが、書き出しで止まる・結論がぼやけるなど、決まった所でつまずく人。

なぜ勧めるか:高校で3年生を担任する国語の先生が、書き出し・結論・接続詞・原稿用紙など、答案の部分ごとに1本ずつ記事を分けていて、自分がつまずいている箇所だけを読めるからです。

③塾講師のおもうこと。|記事と動画の両方で書き方を学ぶ

塾講師のおもうこと。は、プロフィールに「気が付けば指導歴15年以上。」とある講師が、家庭教師をしながら書いているブログです。指導できる科目に小論文と推薦入試のアドバイスが入っています。

タイトルに「小論文」が入る記事は23本で、そのうち13本に解説動画がついています。書き方の記事はStep.1〜Step.4の手順で、書く前の構成メモの作り方や段落分け・結論のフレーズ・原稿用紙のルールは、記事と動画の両方で解説しています。

課題文を読んで答える型の解き方もあります。

使うときの注意

頻出テーマの一覧の記事は、2026年10月9日の時点でタイトルが「2025年度」のままでした。テーマの最新の傾向は②や⑤とあわせて確認してください。

なぜ勧めるか:指導歴15年以上の講師が、構成メモ・段落分け・結論のフレーズ・原稿用紙のルールなどを記事と動画の両方で解説していて、文章を読むのが苦手でも動画で同じ内容を確認できるからです。

④文系ラボ|書いた小論文を45項目で自動チェック

文系ラボ(lawcityblog.com)は、弁護士を目指すロースクール生のMinoさんが運営する、中学・高校・大学受験の文系の学習サイトです。

著者欄には、7年以上で120名以上の受験生を担当してきたとあります。

目玉は小論文の自動チェックツールです。書いた小論文を貼り付けると、標準45項目をチェックしてくれます。

ページには「すべて無料・登録不要で、何度でも使えます。」とあります。お題メーカーは全600題で、段階ヒントと答案例がついています。

志望理由書は、例文4本つきの書き方の記事と、よくある失敗20選(添削例つき)があります。原稿用紙を自動で作るツールもあります。

使うときの注意

自動チェックは、話し言葉・文体の混在、一文の長さ、字数不足などの形の点検です。ツール自身も主張の中身や説得力は判定できないと書いているので、最後は学校の先生に見てもらってください。

なぜ勧めるか:書いた小論文を貼り付けると45項目で自動チェックしてくれるツールと、600題のお題が出るツールが、登録なしで何度でも使えて、書いてすぐ見直す練習が1人でできるからです。

⑤推薦入試のスカイ予備校|大学別の過去問解説を名前で探す

推薦入試のスカイ予備校は、五十嵐弓益校長が開いている、国公立大学の推薦入試を専門にするオンラインの予備校です。有料の授業もありますが、サイトの記事は登録なしで読めます。

記事の量が多く、タイトルに「小論文」が入る記事が895本、「志望理由書」が76本、「面接」が107本あります(2026年10月9日、サイトの記事一覧で数えました)。

国公立大学を中心に、大学・学部ごとの過去問の解説や解答例が多いので、志望校の名前で検索すると、過去に出た題が見つかることがあります。

志望理由書の自己添削の記事では、提出前に見直す5つの視点をまとめています。校長あいさつには、序論・本論・解決策・結論の4段落で書く「スカイメソッド」が紹介されています。

使うときの注意

無料体験授業やLINE登録の案内が多いサイトです。記事を読むのに申し込みは要りません。

なぜ勧めるか:国公立大学の推薦入試を専門にする予備校が、大学・学部ごとの小論文の過去問解説を無料で大量に公開していて、国公立の志望校なら名前で探すと実際の出題と解答例に当たれることが多いからです。

⑥WIEの無料小論文・志望理由書講座|序論+全4回で一通り

WIEの無料小論文・志望理由書講座は、小論文の通信添削を行う有限会社西早稲田教育研究所が公開している講座です。

ページ冒頭に、初めて小論文・志望理由書に取り組む人のための「無料講座です。」とあり、登録なしで全回を読めます。

回内容
序論入試小論文の傾向と対策(小論文で評価される4つの力)
第1回文章表現の基本(原稿用紙の使い方・段落の区切り方)
第2回設問の要求を吟味し、課題文を要約する
第3回構想メモを作成し答案を完成させる
第4回志望理由書の考え方・書き方

第4回では、大学が志望理由書で見たいこととして、「なぜこの学部学科の分野を学びたいの?」「どうしてウチの大学を選んだの?」「入学してから何するの?」の3点を挙げています。

文部科学省の大学入学者選抜実施要項は、大学入学希望理由書(志望理由書)に、入学希望理由・入学後に学びたい内容や計画・大学卒業後を見据えた目標などを書かせるとしています。

WIEの3点のうち、1つ目と2つ目が入学希望理由に、3つ目が入学後の計画に当たり、要項ではさらに卒業後の目標まで挙げています。

こんな人に

小論文を一度も書いたことがない人。参考書を買う前に、全体の流れを短く知りたい人。

なぜ勧めるか:通信添削の会社が、原稿用紙の使い方から志望理由書まで5ページの講座を無料で全文公開していて、第4回を読めば大学が志望理由書で見る3つの問いが分かるからです。

⑦ロンメンタイ|実際の大学の出題に解答例

ロンメンタイは、総合型選抜の対策塾で小論文・志望理由書の添削をしているサノマリさんが運営するサイトです。運営者のページによると、大阪府吹田市を拠点に2021年に始まりました。

タイトルに「小論文」が入る記事は89本、「解答例」が入る記事は70本、「志望理由」が入る記事は15本です(2026年10月9日、サイトの記事一覧で数えました)。

慶應義塾大学や筑波大学など実際の大学の出題に、解答例をつけて解説しています。看護学部の頻出テーマをまとめた記事もあります。

使い方

解答例を写すのではなく、段落の分け方と、主張→理由→具体例の並べ方を真似して自分の答案を書いてください。

なぜ勧めるか:総合型選抜の塾で添削をしている運営者が、実際の大学の出題に70本の解答例をつけていて、志望校の過去問に近い題で答案の形を確かめられるからです。

出願までの4週間の回し方

推薦・総合型の出願の1か月前から始める場合の例です。毎週1本は書いて見直すことを軸にしています。

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週やること使うサイト
1週目講座で型を一通り知る。原稿用紙の使い方と段落の分け方を確認⑥第1〜3回
2週目志望理由書の下書き。大学が見たい3点に1段落ずつ答え、卒業後の目標も1文入れる⑥第4回 → ①の学部別例文
3週目小論文を2本書き、自動チェックで形を直す④のお題・自動チェック → ②の部分別の記事
4週目志望校の過去問に近い題で時間を計って書く。志望理由書を仕上げる⑤ ・ ⑦ → ⑤の自己添削の5つの視点

塾に通うべきか迷っている人は、学校の先生の添削で足りる人と塾が要る人の分け方を、下の記事でまとめています。

書いたものは、必ず誰かに読んでもらってください。学校の国語の先生や担任の先生に、一度頼んでみてください。自動チェックやサイトの例文は、その前の準備として使うのが一番効きます。

ひとりで進めるのが難しいとき:公式に単価を出している東進

独学に授業を足したいなら、大学受験で公式が単価を公表している【東進ハイスクール・東進衛星予備校】があります。入学金33,000円+受講料85,800円/講座(2026年度)の積み上げ式で、高3で4講座なら担任指導費・模試費を含めて年482,900円(計算)が目安。資料請求・個別相談・1日体験は、公式サイトに申し込みの入口があります。

選ぶときの1点

講座を取りすぎると総額が大きくなります。足りない科目だけ取る前提で見積もってください。

小論文・志望理由書の無料サイトについてよくある質問

この記事のサイトは本当に無料ですか?登録は要りますか?

7つとも、2026年10月9日の時点で登録なしで記事を読めました。①のメールマガジン、⑤⑥の有料講座など申し込みの案内はありますが、ここで紹介した記事や講座を読むのに申し込みは要りません。

例文をそのまま使ってもいいですか?

使わないでください。志望理由書は自分の経験と志望校の特徴で書くものなので、例文は「どこに何を書くか」を知るための見本として使います。小論文の解答例も、構成の真似にとどめてください。

AIに志望理由書を書かせてもいいですか?

大学によって扱いが違うので、募集要項の注意事項を必ず確認してください。⑥のWIEには、AIで志望理由書を書くときの注意をまとめた記事もあります。面接で書いた内容を聞かれるので、自分の言葉で説明できない文は入れないことが大切です。

小論文は何本くらい書けばいいですか?

決まった本数はありませんが、書いて直すまでを1本と数えて、出願までに週1本以上を目安にしてください。直さずに本数だけ増やしても、同じ癖が残ります。

学校推薦型選抜と総合型選抜で、志望理由書の書き方は変わりますか?

文部科学省の実施要項では、総合型選抜は詳細な書類審査と時間をかけた面接などで評価する入試、学校推薦型選抜は高校の校長の推薦にもとづき調査書を主な資料にする入試と定めています。総合型選抜では本人が書く資料を必ず評価に使うと定められていて、どちらの選抜でも、書いた内容を面接やプレゼンテーションで聞かれることがあります。自分の言葉で説明できるよう、具体的に書いてください。

この記事で確認した資料

掲載した7サイトは、2026年10月9日にすべて実際に開いて、運営者・登録の要否・扱う範囲を確認しました。

最終更新は、①2026年10月8日、②2026年9月27日、④⑤2026年10月9日、⑦2026年10月4日(各サイトの記事一覧の更新日)で、③は2026年5月が最新でした。

運営者の情報は各サイトのプロフィール・運営者ページの記載、記事の本数は各サイトの記事一覧のタイトルを数えたもの、ツールの項目数・題数は各ページの表示によります。

閉鎖や内容の変更が確認できたサイトは差し替えます。

総合型選抜・学校推薦型選抜の定義と、志望理由書(大学入学希望理由書)に書かせる内容は、文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」の第3と第6によります。

推薦入試全体のしくみ(大学と高校の違い・日程)は、別の記事でまとめています。

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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