先生、化学の勉強法についてなんですけど、ネットで『一問一答は必要ない』って意見をよく見かけるんです。実際どうなんでしょうか?
これは半分正しく、半分間違いです!一問一答は非常に効果的な学習ツールですが、正しい使い方を知ることで、より大きな成果を上げることが出来ます!
本記事では、化学の一問一答の、使うべき場面・正しい使い方・おすすめの一問一答参考書(サイト)について詳しくご紹介しています。是非最後までご覧ください!
結論:一問一答は定期テスト・受験どちらにも必要!
定期テストに一問一答が必要な理由
定期テストは短期間で特定の範囲を理解し、記憶することが求められます。また多くの定期テストでは、用語の問題や簡単な知識問題が出題されますので、その対策になります。
受験に一問一答が必要な理由
受験では、広範な範囲から出題されるため、基礎から応用までの知識を確実に身につけることが重要です。受験化学では、範囲が広くなると、知識が多い人が有利になります。受験において知識が重要になる理由は次の3つです。
- そもそも知っているだけで解ける問題がある
- 長い問題文の理解が容易になる
- 考察系の問題を考える材料になる
共通テストになり、思考力重視の問題が増えた中でも、知識は依然として重要です!
一問一答を使うべき場面は “2つ”!!
一問一答を使用するべき場面は主に2つあります。1つずつ見ていきましょう!
スキマ時間に効果的!
一問一答は、バス・電車の中や休憩時間、お風呂の中などのスキマ時間でも手軽にできるのがいいですよね。常に暗記の教材や赤シートを持ち歩いて、時間があれば使用するという習慣をつけると、効果的に化学の知識を蓄えられます!
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普段の勉強に疲れた時にも有効!
ずっと机に向かって勉強していたら、もう疲れた…
でも、まだ気持ち的には勉強したい!
ということは、特に受験が近づいてくるたびに多く感じるようになってきます。計算問題など、ずっと集中して解いていると疲れてしまいますよね。しかしそこで勉強をやめてしまうのも勿体無いです。
そんな時はペンを置いて、一問一答の教材での勉強に変更してみましょう。見るだけで勉強になるだけでなく、ちょっとした気分転換になります。
一問一答の正しい使い方は?
一問一答での勉強は効果的ですが、注意点もあります。勉強する前にしっかり以下のことを頭に入れてから勉強を始めてみましょう。ざっと以下にご紹介します。
時間をかけすぎない
一問一答はあくまで、サブ的勉強という位置付けにしておきましょう。化学は、特に理論分野や有機分野は、知識だけ身につけても解けない問題が数多くあります。特に受験対策であれば、実際に演習問題を解くことを1番にして、そのサポートに一問一答を使うようにしましょう。
長くても1日1時間ほどにはしておきましょう!特に受験勉強では実践的な対策が必要です!
順番通りではなくランダムに勉強する
よくやってしまいがちな勉強法は、問題集の前から順番に行なってしまうことです。前から勉強すると、こんなデメリットが発生します。
- 答えを順番で覚えてしまうようになってしまう
- 序盤の単元はよく覚えているが、後半の単元は時間が足らずに出来なくなる
ですので、なるべく分野を横断的に、幅広く復習するようにした方がいいです!広く・浅くを何度も繰り返して深めていきましょう。ランダムに質問されることで、脳がより活発に働き、記憶も強化されていきますよ。
答え▶︎問題を考える をしてみよう
普通の勉強は「問題→答え」が一般的ですが、たまには答えとなる用語を見て、自分で問題を考えてみましょう。自分で問題を作るというのは、深い知識が必要で案外難しいんです。
そこで自分が知らないことにも気づけます。この逆転の勉強法は意外と知られていない効果的な勉強法です!
おすすめの一問一答参考書(サイト)を一挙ご紹介!
おすすめ参考書
解答だけでなく、解説もついており、補足情報含めて勉強になります!小さく持ち運びに便利なのもGood! |
共通テストから、国公立大2次試験・私大対策までこの1冊で可能です!出題頻度を★マークで明示してくれているのもいいですね。 |
おすすめのサイト
当サイトも一問一答を出していますので、是非使用してみて下さい!
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