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この記事は、文部科学省の学校検索の詳細検索用データ(本校7校・連携協力施設321か所)、神奈川県教育委員会の令和9年度入学者募集及び選抜要綱、県立2校の公式ページ、学校基本調査をもとに、神奈川で通信制高校を選ぶときに数字で確かめられることを整理します。
県立の通信制は2校だけで、選抜は作文、スクーリングは日曜日と平日です。
- 施設が多いのは鹿島学園55か所、鹿島朝日35か所、鹿島山北34か所
- N高グループ(N高・S高・R高)は合計21か所
- 県立は厚木清南と横浜修悠館の2校で、検査は作文
結論の元の文章を見る
- 本校が神奈川県にある通信制高校…7校。在籍者数がいちばん多いのは神奈川県立横浜修悠館高等学校(2,437人)
- 神奈川にある連携協力施設…321か所(面接指導等実施施設122、学習等支援施設199)
- 施設数が多い学校…鹿島学園高等学校(55か所)、鹿島朝日高等学校(35か所)、鹿島山北高等学校(34か所)など。N高グループ(N高・S高・R高)は合計21か所
- 県立の通信制2校…厚木清南と横浜修悠館。
令和9年度の共通選抜は1月25日から出願、検査は2月16日〜18日のうち学校が定めた日で、検査内容は作文。
入学検定料は通信制の課程は対象外
神奈川県に本校がある通信制高校7校(在籍者数の多い順)
神奈川県の公立は厚木清南高校と横浜修悠館高校の2校で、いずれも狭域校です。在籍者数は横浜修悠館が2,437人、厚木清南が952人です。
私立の本校は4校と株式会社立の1校で、文部科学省のデータで連携協力施設を持つのは星槎高校(3か所)と鹿島山北高校(全国で136か所)だけです。

在籍者数は横浜修悠館高校が最も多く、県立2校で本校7校の在籍者の半分を超えます。県立は募集人員が要綱に数字で載らないため、人数の多さだけで入りやすさは判断できません。
N高等学校の神奈川のキャンパス(7校舎)
N高等学校の公式のキャンパス一覧(2026年9月29日確認)で、神奈川県内の校舎は7つです。
横浜市内は横浜駅近くの1つだけで、川崎市に2つ(川崎・溝の口)、ほかは相模原市の橋本・厚木・平塚・横須賀に1つずつです。小田原など県西部には校舎がありません。
| キャンパス | 住所 | アクセス |
|---|---|---|
| 湘南平塚キャンパス | 神奈川県平塚市宝町3-1 平塚MNビル8階 | JR平塚駅 徒歩3分 |
| 本厚木キャンパス | 神奈川県厚木市中町2-2-20 オーイズミ本厚木ビル7階 | 小田急線本厚木駅 徒歩3分 |
| 川崎キャンパス | 神奈川県川崎市川崎区日進町7-1 川崎日進町ビルディング15階 | JR川崎駅 徒歩10分 |
| 溝の口キャンパス | 神奈川県川崎市高津区溝口2-16-5 アイピー溝の口ビル4階 | 東急田園都市線溝の口駅 徒歩3分 |
| 相模原橋本キャンパス | 神奈川県相模原市緑区橋本3-25-1 橋本MNビル2階 | JR橋本駅 徒歩3分 |
| 横浜キャンパス | 神奈川県横浜市神奈川区栄町2-9 東部ヨコハマビル1階 | JR横浜駅 徒歩6分 / 京急神奈川駅 徒歩3分 |
| 横須賀キャンパス | 神奈川県横須賀市米が浜通1-6 村瀬ビル 7F | 京浜急行線横須賀中央駅 徒歩6分 |
神奈川の公立の通信制高校(2校)
県立の通信制は、横浜市泉区の横浜修悠館と厚木市の厚木清南の2校です。文部科学省の学校検索データの基本情報を、在籍者数の多い順に載せます。
神奈川県立横浜修悠館高等学校(通信制)
所在地は神奈川県横浜市泉区2563番地。在籍者数は2,437人(収容定員3,750人)で、学科は普通科、修業年限は3年です。
独立の学校で、通信教育を行う区域は神奈川県(狭域)、連携協力施設は0か所です。学校の公式サイトはこちらです。
神奈川県立厚木清南高等学校(通信制)
所在地は神奈川県厚木市岡田1-12-1。在籍者数は952人(収容定員1,080人)で、学科は普通科、修業年限は3年です。
全日制・定時制と併置の学校で、通信教育を行う区域は神奈川県(狭域)、連携協力施設は0か所です。学校の公式サイトはこちらです。
神奈川県立の通信制2校の入学選抜(令和9年度)とスクーリング

神奈川県立の通信制高校は、厚木清南高校と横浜修悠館高校の2校です。
神奈川県教育委員会の令和9年度 神奈川県立高等学校入学者募集及び選抜要綱から、「単位制による通信制の課程」に関わる部分を読みました(2026年10月4日確認)。
入学選抜(令和9年度・2027年4月入学)
| 項目 | 要綱の記載 |
|---|---|
| 募集の区分 | 一般募集のうち、2月の共通選抜と、3月の定通分割選抜の2回 |
| 共通選抜の出願 | インターネット出願。志願情報申請期間は令和9年1月25日(月)から1月29日(金)まで。中学校長承認期間は1月25日(月)から2月1日(月)まで |
| 共通選抜の検査・発表 | 検査は令和9年2月16日(火)・17日(水)・18日(木)のうち学校長が定めた期日。合格発表は2月26日(金) |
| 定通分割選抜 | 紙の願書の提出は令和9年3月4日(木)と5日(金)。検査は3月15日(月)と16日(火)のうち学校長が定めた期日。合格発表は3月19日(金) |
| 検査の内容 | 作文を実施する。学校の必要に応じて特色検査を実施する場合がある |
| 入学検定料 | 単位制による通信制の課程は納付の対象外(要綱の「通信制の課程を除く」の記載) |
| 志願資格 | 平成24年4月1日以前に生まれ、中学校などを卒業(令和9年3月31日までの卒業見込みを含む)した人で、県内に住所または勤務地があること |
| 募集人員 | 要綱に募集人員の記載はない |
厚木清南高校(通信制):日曜・火曜・夜間のスクーリング
| 区分 | 回数・曜日 | 内容 |
|---|---|---|
| 日曜スクーリング | 日曜日に年間18回 | 1日6時限の一斉授業 |
| 教科スクーリング | 火曜日に年間20回 | 主に個別指導の形での面接指導 |
| 夜間スクーリング | 木曜日に年間6回(17時30分から20時20分) | 主に個別指導の形での面接指導 |
試験は前期と後期で、日曜日や平日に年間13回設定されています。卒業の条件は、3年以上の在籍、必履修科目の履修、74単位以上の修得、特別活動への30時間以上の出席です(通信制の特色)。
託児サービス(1歳以上から小学校入学前の子どもを持つ人の日曜スクーリングを支援)や、有職者に教科書等の代金が後日還付される制度があることも、学校のページに書かれています。
学校のよくあるQ&Aには、別室対応やオンライン授業は行わないこと、3年で卒業するには毎週4〜5通のレポートを進め週1回程度授業に出席することが前提で、例年3年で卒業できるのは全体の2割程度であることが書かれています。
入学希望者向けのページでは、学校説明会の代わりに動画とQ&Aを用意していると案内されています。
横浜修悠館高校:日曜スクーリングと平日講座
横浜修悠館高校の通信教育実施計画のページには、行事予定・時間割・教科ごとの教育計画のPDFが載っています。
令和8年度の日曜スクーリング時間割は、第1回の5月3日から第24回の12月13日まで24回分で、1日6校時です。平日講座の時間割は、月曜日から木曜日まで曜日ごとに講座が組まれています。
学費(受講料と入学料)
学費は、神奈川県教育委員会の県立高校の授業料・諸会費について(更新日2026年9月30日、2026年10月5日確認)に、条例で定められた額が載っています。
通信制の課程は、受講料が1単位350円(平日登校履修の場合は1単位700円)、入学検定料が0円、入学料が0円です。他県の額は公立の通信制高校にまとめています。
横浜修悠館高校のよくある質問(生活・よくある質問)には、日曜講座が1単位350円、平日講座が1単位700円とあり、平日講座を30単位履修する例として30単位×700円=21,000円が書かれています。
受講料のほかにかかる費用
受講料のほかに、諸会費が年6,000円、教科書代が1万円から1万5千円くらいかかり、実習をともなう科目は教材費がそのつど必要です。
諸会費は令和9年度から内訳が変わりますが、合計は6,000円のままと書かれています。
厚木清南高校の学校独自の諸会費や教科書代、どの講座が平日登校履修(700円)に当たるかは、学校のページで確認できませんでした。
入学手続きの費用は、募集案内で確かめてください。
県教委の令和9年度入学者用パンフレットで確かめた点
神奈川県教育委員会が2026年7月に発行した令和9年度入学者用パンフレット(PDF)から、上の表にない項目を、次のように整理しました(2026年10月7日確認)。
| 項目 | パンフレットの記載(令和9年度入学) |
|---|---|
| 募集の割合 | 共通選抜で募集定員の80%を募集し、残りを定通分割選抜で募集します。募集定員の人数は書かれていません |
| 志願変更 | 共通選抜は2027年2月4日(木)0時〜2月8日(月)正午(中学校長承認は2月9日(火)正午まで)。定通分割選抜は3月8日(月)の窓口 |
| 定通分割選抜の受付時間 | 3月4日(木)9時〜12時・13時〜17時、3月5日(金)9時〜12時・13時〜16時 |
| 合格発表の時間 | 共通選抜は2月26日(金)9時から出願サイトで。定通分割選抜は3月19日(金)10時〜12時・13時〜15時に志願先の高校で |
| 費用の扱い | 通信制は受検料と入学料の納付が不要です。入学時には、受講料・諸会費・教科書学習書費・補助教材費がかかり、額は高校ごとに違うと書かれています |
| 調査書 | 令和9年4月1日現在で18歳以上の人は、調査書を提出する必要がありません |
| その他 | 託児は各高校に相談。所得税の勤労学生控除が認められる。自宅と高校の間は鉄道運賃の割引がある(割引率は鉄道会社による)。教科書・学習書費は条件を満たせば還付請求ができる(令和8年度現在) |
厚木清南高校のスクーリングについて、パンフレットには、日曜スクーリングと教科スクーリング(火曜)が中心で、春季基礎スクーリング(4月)、夏季・冬季スクーリング(8月・1月)、夜間スクーリングがあり、学習相談の日が毎週木曜日午後に設けられていると書かれています。
試験は年間14日間程度とあり、学校のページ(上の13回)と書き方が違うため、年間予定で確かめてください。
他県から転居した人や高校を中途退学した人の転入学・編入学の問い合わせ先は、県の転編入学情報センター(045-210-8235、月〜金8時30分〜17時)とされています。
学校説明会・見学会(2026年10月7日時点の学校ページ)
| 学校 | 日程 |
|---|---|
| 横浜修悠館高校 | 学校説明会は第2回が2026年10月31日(土)10時開始(9時30分受付、10月17日12時から申込)、第3回が12月5日(土)、第4回が2027年2月28日(日)。事前申込が必要です。学校見学会は10月18日(日)15時〜15時50分などが予定されています(学校説明会・学校見学会) |
| 厚木清南高校 | 学校説明会の代わりに動画とQ&Aを用意しています。令和8年度のレポート体験会・スクーリング公開は2026年10月11日(日)10時〜11時40分の予定で、事前予約は不要でした。学校のページでは、学校見学ができるのはこの回だけで、別日の学校見学は行わないとされています(2026年10月14日確認・入学希望者の方へ) |
神奈川県の私立の通信制高校を、県の私立学校名簿で確かめる
神奈川県私学振興課の神奈川県私立学校名簿(令和8年5月1日時点・エクセル)の高等学校の一覧には、課程が「通信制」の私立高校が4校載っています。清心女子・秀英・厚木中央・星槎です。
文部科学省のデータで本校が神奈川県にある私立の通信制高校も同じ4校で、株式会社立の鹿島山北は、この名簿の通信制には載っていません。
神奈川県内の連携協力施設は321か所と多く、本校が県外の学校(鹿島学園・鹿島朝日など)の施設が大半です。県外の学校に入る場合は、その学校の所轄庁が神奈川県ではない点に注意してください。
神奈川県の授業料支援(学費補助金):通信制は本部校が県内の5校だけ
神奈川県の私学振興課は、県内の私立高校等に通う生徒の保護者に、国の就学支援金とは別に「学費補助金」を出しています。
県の私立学校学費支援制度のご紹介・学費補助金についてと令和8年度リーフレット(PDF)で、通信制の扱いを確かめました(確認日2026年10月7日・令和8年度)。
| 項目 | 内容(県の記載) |
|---|---|
| 授業料の補助(年額) | 国の就学支援金と県の学費補助金を合わせて最大480,000円(県の説明)。所得制限はありません。通信制は国の上限が低いぶん県の額が大きく、合計の最大は通信制でも全日制等でも同じです。内訳はリーフレットの表で確認できます |
| 入学金の補助(入学年度の1回のみ) | 生活保護・住民税非課税世帯は212,000円、年収の目安が270万円〜750万円未満の世帯は100,000円、750万円以上は対象外 |
| 対象になる条件 | 生徒・保護者とも神奈川県内に住み、県内に設置された私立高校等に在学していること。通信制は本部校の所在地で判断し、県内のサポート校に通っていても、本部校が県外なら県外の扱いです |
| 申請 | 学校を通じて行い、6月ごろに学校から案内があります。補助は学校が授業料を減らす形などで、方法と時期は学校ごとに違います |
県の学費補助金に関するQ&A(Q8)では、本部校が県内にある通信制で対象になるのは、秀英高校・清心女子高校・厚木中央高校・鹿島山北高校・星槎高校の5校とされています。
学費補助金対象校一覧(令和8年4月1日時点・PDF)の通信制の欄も同じ5校です。
これ以外の通信制高校は、県内のサポート校に通っていても県の学費補助金は受けられず、国の就学支援金は要件を満たせば受けられます。
上の私立学校名簿の通信制は4校で、対象校一覧には鹿島山北高校が加わっています。N高等学校・S高等学校・R高等学校など本部校が県外の学校は、県の学費補助金の対象外です。
国の就学支援金は、学校が設置されている都道府県に申請します(リーフレットの記載)。学校ごとの授業料との差は、学費比較で確かめてください。
学費補助金の内訳と、通信制で使える県・市の給付
県の令和8年度 私立学校学費支援制度リーフレット(PDF)では、授業料補助480,000円のうち、通信制は国の就学支援金が337,200円、県の学費補助金が142,800円です。
計算は、337,200+142,800=480,000円です(全日制等は、県が22,800円。2026年10月13日確認)。
| 制度(令和8年度) | 通信制での扱い | 額・時期 |
|---|---|---|
| 県の私立高校生等奨学給付金 | 対象。本部校が県外の学校(広域校)でも、保護者が県内に住んでいれば県に郵送で申請 | 通信制は年額52,600円(生活保護)/52,100円(非課税)/17,370円/13,030円。県外校の申請は令和8年11月13日消印有効まで |
| 相模原市奨学金(給付型) | 対象(申請の手引に、通信制高校とサポート校の両方に在籍する人の在学証明の出し方が書かれている) | 最大年額100,000円。市民税所得割0円の世帯で、成績要件なし。随時申請は令和9年2月26日まで |
| 県内の市町の奨学金 | 横須賀市・座間市・綾瀬市・中井町・大磯町の制度は県の一覧で「通信制除く」 | 綾瀬市は「全日型通信制」なら対象 |
出典は、県の高校生等奨学給付金(私立)のページ、市町村の制度一覧(PDF)と、相模原市の奨学金(給付型)の随時申請のページです。
奨学給付金の通信制の額は、非課税世帯で全日制(152,000円)の約3分の1です。
県のお知らせの金額表は画像なので、同じ額が載っている文部科学省の令和8年度 高校生等奨学給付金の資料(PDF)も出典にしています。
神奈川に施設がある広域通信制高校:本校が他県でも通える
神奈川県内にある連携協力施設は321か所で、内訳は面接指導等実施施設122か所、学習等支援施設199か所です(199÷321=62.0%が学習等支援施設)。
学校別の数は次のとおりです。表は施設数の多い上位12校です。
連携協力施設の一覧を見る(12校)
| 学校名 | 神奈川県内の連携協力施設の数 |
|---|---|
| 鹿島学園高等学校 | 55か所 |
| 鹿島朝日高等学校 | 35か所 |
| 鹿島山北高等学校 | 34か所 |
| 星槎国際高等学校 | 20か所 |
| 翔洋学園高等学校 | 14か所 |
| 松本国際高等学校 | 12か所 |
| さくら国際高等学校 | 11か所 |
| クラーク記念国際高等学校 | 8か所 |
| S高等学校 | 7か所 |
| R高等学校 | 7か所 |
| 松陰高等学校 | 7か所 |
| N高等学校 | 7か所 |

鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北の3校で124か所(124÷321=38.6%)を占めます。鹿島山北高校は神奈川県の山北町に本校がある広域校で、施設は神奈川県内に34か所、全国では136か所です。
N高グループは県内に合計21か所で、N高の7校舎はN高等学校のキャンパス一覧にまとめています。
神奈川の通信制高校の卒業者はどこへ進んだか(学校基本調査)
神奈川県の令和6年度間の卒業者は1,255人で、大学等への進学者は212人、専修学校(専門課程)への進学者は260人でした。
| 区分 | 神奈川県の人数と割合(計算) | 全国の人数と割合(計算) |
|---|---|---|
| 卒業者(計) | 1,255人 | 全国は91,809人 |
| 大学等進学者 | 212人(212÷1,255=16.9%) | 全国 26,301÷91,809=28.6% |
| 専修学校(専門課程)進学者 | 260人(260÷1,255=20.7%) | 全国 21,013÷91,809=22.9% |
| 就職者等 | 531人(531÷1,255=42.3%) | 全国 17,893÷91,809=19.5% |
| 左記以外(進学も就職もしていない者) | 219人(219÷1,255=17.5%) | 全国 23,995÷91,809=26.1% |

進路の数字の計算の補足を見る
「就職者等」は、自営業主等、常用労働者(無期・有期)、臨時労働者の人数を足した数です(9+437+1+84=531人)。
統計の注記では、「左記以外の者」は進学も就職もしていない者(外国の大学等に入学した者、家事手伝いなど)とされています。
進学率は大学・短期大学の通信教育部への進学者を含む数字で、通信教育部を除くと、184人(184÷1,255=14.7%)です。
神奈川県の大学等進学率16.9%は、全国の28.6%より約11.8ポイント低く、進学も就職もしていない者の割合は、17.5%で、全国の26.1%より約8.7ポイント低いです。
この数字は都道府県ごとの集計です。通信制高校には他県から入学できる学校が多いため、県内に住んでいた生徒だけの数字とは限りません。
厚木清南高校のQ&Aには、主な進路は企業への就職と、4年制大学・通信制大学・専門学校などへの進学で、進路が100%決まるわけではないと書かれています。
上の表で、進学も就職もしていない者が17.5%いることは、この書き方と同じ方向の数字です。ただし、統計からは理由までは分かりません。
神奈川県の不登校と中途退学:県全体は全国並み、市によって差がある
文部科学省の令和6年度の問題行動・不登校調査の表から、神奈川県と県内3つの政令指定都市の行を並べました(2026年10月13日に e-Stat の表で確認)。
県の高校(全日制・定時制)の不登校は1,000人当たり24.6人で、全国の23.3人とほぼ同じです(多い方から17番目)。
市立の中学校の不登校は、相模原市が1,000人当たり79.4人、横浜市が73.6人、川崎市が62.6人で、同じ県内でも差があります。
| 区分(令和6年度) | 神奈川県・市の値 | 全国の値 |
|---|---|---|
| 高校(全日制・定時制)の不登校 | 4,749人 1,000人当たり24.6人(多い方から17番目) | 67,782人 1,000人当たり23.3人 |
| 高校の中途退学 | 3,163人 中途退学率1.6%(多い方から8番目・同率あり) | 44,571人 中途退学率1.4% |
| 中学校の不登校(県全体) | 14,956人 1,000人当たり66.6人 | 216,266人 1,000人当たり67.9人 |
| 横浜市立の中学校の不登校 | 5,608人 1,000人当たり73.6人 | 指定都市の計 45,250人 1,000人当たり74.7人 |
| 川崎市立の中学校の不登校 | 1,872人 1,000人当たり62.6人 | 指定都市の計 45,250人 1,000人当たり74.7人 |
| 相模原市立の中学校の不登校 | 1,285人 1,000人当たり79.4人 | 指定都市の計 45,250人 1,000人当たり74.7人 |
出典は e-Stat の表5-12(都道府県別の高校の不登校)、表6-8(都道府県別の中途退学)、表4-15(都道府県別の小・中学校の不登校)、表4-15の指定都市別です。
県全体の数字には3市を含みます。高校の不登校の表に通信制課程の生徒は入っておらず、中途退学の表には通信制が入っています(表6-5(課程別の中途退学))。
県立の通信制は、横浜市泉区の横浜修悠館(2,437人)と厚木市の厚木清南(952人)の2校です。
市立中学の不登校が多い相模原市から見ると、県央の厚木市にある厚木清南のほうが、横浜市泉区の横浜修悠館より近い場所にあります。
選抜は、どちらも作文です(上の「県立の通信制2校の入学選抜」)。
中途退学率1.6%は全国より高いので、やめる前に、県立の転入・編入の受付時期と、私立の学費補助金の対象5校を先に確かめてください。
神奈川で通信制高校を選ぶときの3つの確認
- 県立の入試は作文…県立の通信制の検査は作文(学校の必要に応じて特色検査)。
県内に住所か勤務地があることが志願資格。 - 出願はインターネットで、令和9年は1月25日から
- 通う曜日…厚木清南は日曜(年18回)・火曜(年20回)・木曜夜(年6回)、横浜修悠館は日曜と平日の講座。
- 仕事や家庭の予定に合う曜日があるかを、学校の時間割で確かめる
- 私立・広域校の確かめ方…私立は県の私立学校名簿(通信制4校)で設置者を確かめ、広域校の施設は文部科学省の学校検索と各校の情報公開で確かめる。
- 私立は就学支援金の後に残る1年目の負担が、公式モデルで30,000円〜225,000円と学校で差がある(通信制高校の学費比較)。
- 神奈川県の学費補助金は、通信制では、本部校が県内の5校だけが対象(上の「神奈川県の授業料支援」)
N高等学校は神奈川県内に7校舎のキャンパスがあり、週5日・週3日・週1日の通学コースと、通学日のないネットコースを選べます。資料で、通えるキャンパスとコースごとの学費を確かめてから、個別相談会やキャンパスの見学を申し込んでください。
PR N高等学校の資料を取り寄せる(無料)![]()
広域・狭域の定義や選び方、情報公開の見方などの共通の説明は、通信制高校とは?と通信制高校の選び方|5つの基準にまとめています。
公立は公立の通信制高校、サポート施設の費用はサポート校とは?、学費は学費比較と就学支援金を見てください。
神奈川の通信制高校でよくある質問
- 神奈川県立の通信制高校はどこですか?
-
厚木清南高等学校と横浜修悠館高等学校の2校です。文部科学省のデータでは、どちらも狭域校です。
- 神奈川県立の通信制の入試では何を行いますか?
-
令和9年度の要綱では、単位制による通信制の課程は作文を実施し、学校の必要に応じて特色検査を行う場合があるとされています。入学検定料は通信制の課程は対象外です。
- 令和9年度の出願はいつですか?
-
共通選抜はインターネット出願で、令和9年1月25日から1月29日(中学校長承認は2月1日まで)、検査は2月16日・17日・18日のうち学校が定めた日、発表は2月26日です。定通分割選抜は3月4日・5日に出願し、検査は3月15日・16日のうち学校が定めた日、発表は3月19日です。
- 神奈川県外に住んでいても県立の通信制に入れますか?
-
要綱では、通信制の課程への志願者は県内に住所または勤務地があることが条件とされています。
- 厚木清南高校のスクーリングは何曜日ですか?
-
日曜日(年間18回)、火曜日(年間20回)、木曜日の夜間(年間6回)です。試験は前期と後期で年間13回設定されています。
近くの県も見る:東京都。県内の市別一覧:横浜。全国の一覧は通信制高校一覧(都道府県別)にあります。
この記事の更新・訂正
- 栃木の奨学のための給付金(私立・県外校)の受付が9月30日で終わったこと(家計急変世帯は2027年1月22日まで)、兵庫の網干高校の説明会は10月16日の回の申込が10月9日で締め切られたこと、神奈川の厚木清南高校のレポート体験会(10月11日)は学校見学ができる唯一の回だったこと、愛媛の北条清新高校の令和8年度後期の入学式(10月1日)は要項に載っていた予定日であることを書きました
- 公立の通信制の学費(受講料・入学料など)を、県教育委員会などの公式の数字に訂正・追記
全記事の履歴は「訂正・更新の履歴」、調べ方と書き方は「記事の作り方」にまとめています。
この記事で確認した資料
確認した資料を見る
- 神奈川県教育委員会「令和9年度 神奈川県立高等学校入学者募集及び選抜要綱」:通信制の課程の募集期間・検査・資格
- 厚木清南高校「通信制の特色」・よくあるQ&A・入学希望者の方へ:スクーリングの曜日・回数
- 横浜修悠館高校「通信教育実施計画」・日曜スクーリング時間割・平日講座時間割
- 文部科学省 学校基本調査(令和7年度)「高等学校(通信制)卒業後の状況調査」:令和6年度間の卒業者数と進路
- 神奈川県私学振興課「私立学校名簿」:通信制の私立高校(令和8年5月1日時点)
- 文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト「学校検索」・詳細検索用エクセル(zip):本校と連携協力施設(令和8年4月1日時点)
- 各校の学費は 通信制高校の学費比較、就学支援金は 通信制高校の就学支援金 で確認した額
- 神奈川県教育委員会「県立高校の授業料・諸会費について」:受講料・入学検定料・入学料
- 横浜修悠館高校「よくある質問」:受講料の例・諸会費・教科書代
- 県教委の令和9年度入学者用パンフレット、厚木清南高校の入学希望者向けページ、横浜修悠館高校の学校説明会:募集、志願変更、発表、説明会(確認日2026年10月7日)
- 県私学振興課の学費支援のページ、学費補助金のページ、令和8年度リーフレット、学費補助金のQ&A、学費補助金の対象校一覧:県独自の授業料・入学金の補助と通信制の扱い(確認日2026年10月7日)
- (神奈川県教育委員会のページと横浜修悠館高校のよくある質問は2026年10月5日に確認)
- (県と学校の公式ページ・学校基本調査は2026年10月4日、文部科学省のデータは2026年9月29日に確認)


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