オープンキャンパスに行かずに受験はあり?なし?実は行かなくてもいい理由。

「オープンキャンパスに行けないけど、このまま受験して大丈夫かな…」
「そもそもオープンキャンパスって行く必要あるの?」

そんな風に思っている高校生の方いませんか?雰囲気的に、特に近場であれば行く風習がありますが、本当に必要なのでしょうか。時間がなくて行けなかったり、遠くて費用がかかったりと、受験生なら一度は「行きたかったけどムリだった!」って状況になることもありますよね。またそもそも行く意義について懐疑的な人も多いです。

実際に「行かずに合格した先輩」もたくさんいます。実は筆者もその1人です。

この記事では「オープンキャンパスに行けなくてもいい理由」「行けない人でも受験を成功させるためのコツ」などを紹介していきます。「行かなくても大丈夫」と胸を張って受験に挑めるよう、一緒に準備を進めましょう!

この記事では、主に行かなくていい理由を紹介しているので、行くと決めている人には向かない記事かもしれないです。

この記事の目次

オープンキャンパスの目的と役割

そもそもオープンキャンパスって、何のためにあるんでしょうか?

主な目的はこんな感じです
  1. 大学の雰囲気を知る
     → キャンパスの広さや施設、学生たちの様子など、「こんなところで学ぶのか~」と体感するため。
  2. 教授や在学生と交流する
     → 「この先生の授業受けてみたい!」とか「学生たちが楽しそう!」みたいなモチベーションアップにつながる!
  3. 受験情報をゲットする
     → 学部ごとの傾向や入試のポイントを、直接教えてもらえる。

要するに、「大学を深く知って、自分に合ってるか確かめる」のが一番の目的です。でもこう思った方もいるのではないでしょうか。

「これって別に、行かなくても情報は手に入るんじゃない?」

そうなんです。実はオープンキャンパスの目的って、行かなくても工夫次第で十分にカバーできるんです。

行かずにカバーできる情報収集の方法

オープンキャンパスに行けなくても、情報収集の方法はたくさんあります。大事なのは「行くか行かないか」じゃなくて「どうやって知るか」を考えることです。ここでは具体的な方法をご紹介します。

① 大学の公式サイトやSNSを徹底活用

まず頼れるのが、大学の公式サイトやSNS。
公式サイトには、学部の特徴、カリキュラム、入試情報が詳細に載っています。特に、パンフレットがダウンロードできるページは必見です。実際に行かなくても大学の概要が把握できます。

それから最近はなんといってもSNS。公式InstagramやYouTubeで、キャンパスの様子を動画で見られる大学も増えています。
「どんな学生がいるのかな?」とか「キャンパスってどんな雰囲気?」って疑問が、SNSを覗くだけでけっこう解消されるんです。

② 受験体験記や口コミサイトを参考に

次に、先輩たちの体験談を調べること。ブログやYouTube、受験関連の口コミサイトには、リアルな感想が満載です。

例えば、こんな情報が得られます
  • 学部の授業は実際どうなのか?
  • キャンパスの設備や立地の便利さは?
  • 教授の雰囲気や教え方の特徴は?

もちろん、一人の意見だけで判断するのはNGですが、複数の体験談を集めれば、行かずともその大学がどんな場所かイメージできます。

行かないことのメリットも大きい

「オープンキャンパスに行かない」というのは、実は悪いことばかりではないです。行かないことで得られるメリットもたくさんあります。ここでは2つのポイントを紹介します。

① 時間を有効活用できる

オープンキャンパスに行くと、移動時間や滞在時間で1日が潰れてしまうこともあります。でも、その時間を勉強や模試対策にあてられたら…?特に受験直前期は、1日1時間でも多く勉強したほうが良い結果につながることも多いですよね。

勉強の進度がまずくて、とにかく時間が惜しい方は、オープンキャンパスに時間を使っていてはいけないですね!

② 経済的な負担が少ない

特に遠方の大学に行くには、交通費や宿泊費が掛かります。特に複数の大学を見学する場合、その費用は無視できません。その分を参考書や模試の費用に回せば、実際の合格可能性を高める方に投資できますよね。

ここは親御さんと相談するところかもしれません。もしかしたら無理してまでは行く必要はないかもしれません。

「行かないリスク」を最小化するコツ

オープンキャンパスに行けないことで不安になる理由は、「大事な情報を逃しているかもしれない」っていうリスクですよね。こういうのはしっかりカバーしましょう。ここでは、リスクを最小限にするコツを紹介します。

① 入試説明会やオンライン相談を活用す

最近は、大学側もオンラインでの情報提供に力を入れています。これなら時間やお金を節約できます。

例えば
  • 入試説明会(オンライン版)
    → 学部ごとの入試傾向や必要な科目のポイントを詳しく教えてもらえる。
  • 個別相談会(オンライン対応)
    → 大学側と1対1で話せる機会も!疑問に思っていることを直接質問できるので、オープンキャンパス並みに濃い情報が得られます。

多くの大学がこれらを無料で実施しているので、公式サイトで日程をチェックしましょう。

過去問や試験情報に大きな重点を置く

オープンキャンパスの目的は、雰囲気を知ることだけじゃなく、「受験に役立つ情報を得ること」にもあります。これを補うには、やっぱり過去問と入試情報の徹底研究が欠かせません。

  • 過去問を解きながら、出題傾向や配点を把握する。
  • 模試や予備校で提供される大学ごとの分析を活用する。

オープンキャンパスで得られる情報以上に、具体的な対策が立てられるので、「試験で勝つ力」を高める方に時間を使いましょう!

まとめ:無理していく必要はない!

「行かなくても本当に大丈夫かな…?」という不安は、準備をしっかりすれば解消できます。むしろ、行かないことで時間や費用を節約し、自分にとってより効率的な受験準備ができるという強みが生まれるんです!

最後に大事なのは、「行った・行かなかった」ではなく、自分に合った大学を選び、試験に向けてベストを尽くすこと。受験生のあなたが、どんな状況でも後悔しない選択ができるよう応援しています!

この記事を読んで「もう不安じゃないかも」と思えたら、ぜひ次は具体的な行動に移してください。あなたの努力が実を結びますように!

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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