社会は最後の1ヶ月でいちばん点が動く科目
共通テストが近づいてくると、社会は「あと1ヶ月で間に合うのか」がいちばんの不安になります。結論から言うと、社会は最後の1ヶ月でいちばん点が動く科目です。
- やること…前半10日で講義系参考書(授業のように解説する読み物タイプの参考書)を1冊読み切る。後半21日は過去問と総合問題集を繰り返し解き(周回)、間違えた問題と勘で当てた問題にバツ印を付けて、バツだけを解き直す
- 9割の正体…100点満点で1問2〜4点(ほぼ3〜4点)。2026年1月の本試験の配点で計算すると、落とせるのは3問まで(ただし4点の問題を2つ以上落とすと89点以下になる)
- 新課程の落とし穴…『歴史総合』『公共』は各25点の別枠。ここを捨てると9割に届かない(→25点の扱い方)
- 今の位置…2026年1月の本試験の平均点は、地理61.87・日本史62.29・世界史60.88。公共倫理64.24・公共政経63.59です(100点満点、大学入試センター)。9割は平均より約26〜29点上
共通テストは、各科目の点数というよりは合計点が大切になってきますよね。そのためにこの時期は理科・社会に勉強時間を割いていきたいです。
しかし、英語数学国語なども勉強したい、、とにかく時間を確保したいですよね。
そこで今回は地理歴史・公民において最短で9割を目指せる方法を紹介します。これは僕が現役の時に行って、偏差値50くらいから1ヶ月で9割を安定して取るまでに成長しました。
準備するもの
・講義系の参考書(面白いほどわかるシリーズ、実況中継シリーズなど)
・共通テスト総合問題集(以下のリンクのものです、同じようなものであれば代用も可能)
・共通テストの過去問
9割=90点は「何問まで落とせるか」で考える【2026年1月本試験の配点】
共通テストの地歴公民は1科目60分・100点満点です。2科目なら試験時間130分(うち解答時間120分)です。1問の配点は3〜4点で、『公共,倫理』には2点の問題も1問あります。
つまり9割(90点)は、3点の問題を3問落とした時点で91点、4問落とすと88点です。落とせるのは3問までと覚えてください。科目ごとの配点は次の表、平均点はその下の表の通りです(表はスマホで縦に読めるよう4列にしています)。
| 科目 | 配点が付く解答の数 | 1問の配点 | 90点に必要な正答 |
|---|---|---|---|
| 地理総合,地理探究 | 30問 | 3〜4点 | 27問以上(3問ミスまで) |
| 歴史総合,日本史探究 | 33問 | 3〜4点 | 30問以上(3問ミスまで) |
| 歴史総合,世界史探究 | 32問 | 3〜4点 | 29問以上(3問ミスまで) |
| 公共,倫理 | 32問 | 2〜4点 | 29問以上(3問ミスまで) |
| 公共,政治・経済 | 32問 | 3〜4点 | 29問以上(3問ミスまで) |
※配点は大学入試センター公表の令和8年度本試験(2026年1月)の正解表を数えたもの。日本史は、1つの設問に2つの解答がある問題と、2つの解答で1つの配点になる問題があるので、「配点が付く解答の数」(33)は設問数(32)・解答番号の最大値(34)と一致しません。政治・経済にも2つの解答で1つの配点になる問題が2つあります。「90点に必要な正答」は配点から計算した目安で、4点の問題を2問以上落とすと90点を切ります。
| 科目 | 大問数 | 2026年1月の平均点 | 受験者数 |
|---|---|---|---|
| 地理総合,地理探究 | 6 | 61.87 | 143,237人 |
| 歴史総合,日本史探究 | 6 | 62.29 | 124,431人 |
| 歴史総合,世界史探究 | 5 | 60.88 | 78,710人 |
| 公共,倫理 | 6 | 64.24 | 30,965人 |
| 公共,政治・経済 | 6 | 63.59 | 143,238人 |
※大問数は正解表、平均点・受験者数は大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト実施結果の概要」(100点満点)より。

9割は3問ミスの世界です。塾で見ていると、8割で止まる子は「勘で当たった問題」を放置しています。ステップ2で勘正解(勘で当てた問題)にもバツを付けるのは、このためです。
平均点と9割の差は約26〜29点です。1ヶ月でこの差を詰める設計が、下のステップ1・2です。2科目受験の人は、解く順番と時間配分を先に決めてから始めてください。

ステップ1:10日間で講義系参考書を読み込む
まず、10日間で面白いほどわかるシリーズ、実況中継シリーズなどの講義系の参考書をできるだけ読み込みます。問題集ではなく、講義系、つまり学習の内容をわかりやすく解説している参考書を選びます。
Q.10日間で可能なの?
結論、難しいですよね。10日間で細かいところまで突き詰められる人はほとんどいません。しかし、このフェーズの目的は「全体の流れや基礎知識を抑える」ということにあります。この勉強を行うことで、この後に行う勉強の効率を飛躍的に上げることができます。1日3時間くらい参考書を読み込む時間を作れば、30時間確保できますので、スケジュール管理をしっかり行いましょう。
10日で1冊読み切るペースの決め方|目次の章数を10で割る
読み切れない人の共通点は、1章目から細部を覚えようとすることです。10日で終える読み方は次の3つです。
- ①目次で章数を数えて10で割る…例えば30章なら1日3章。その日の分を読み終えてから寝る
- ②1周目は止まらずに読む…用語を覚えようとしない。「流れ」と「太字」だけ拾い、分からない所は付箋を貼って先へ進む
- ③読んだ章の太字を翌朝5分で見返す…通学の電車で前日の章を1回だけ見直す。これが2周目の代わりになる
細かい知識は、ステップ2の周回で解説を読みながら埋めます。10日の目的は「問題集の解説が読める状態」を作ることです。
スキマ時間を有効に
講義系参考書のいいところは、基本的に読むだけなので、勉強する場所をほとんど選ばないです。
- 通学の電車の中
- お昼休み
- 日常の中のちょっとした時間
を読み込む勉強に全て充てましょう。そうすれば10日間でもある程度の勉強時間を確保できます。
ステップ2:過去問と総合問題集をひたすら周回
10日経ったら、ここで新たな段階に入ります。ここでは過去問(赤本など)と総合問題集を使います。具体的には以下のような本です。(このような問題集であれば他社のものでも問題ありません。)


新課程の本試験過去問は2回分だけ|公式5セット+総合問題集で周回する
2025年1月に科目が新課程になったので、同じ科目名の本試験は2026年1月までの2回分しかありません。大学入試センターが公開している素材を全部集めても、次の表の通りです。
| 素材 | 回数 | 入手先 | 使い方 |
|---|---|---|---|
| 令和7・8年度 本試験(2025年1月・2026年1月) | 2回 | 大学入試センター「過去3年分の試験問題」 | 本番と同じ60分で解く。最優先 |
| 令和7・8年度 追・再試験 | 2回 | 同上 | 本試験と同じ形式。2周目の素材に |
| 試作問題(令和7年度試験に向けて公表) | 1回 | 大学入試センター「問題作成の方向性、試作問題等」(下の出典節にリンク) | 歴史総合・公共の第1問の型を知る |
| 旧課程の本試験(令和6年度以前) | — | 「過去3年分の試験問題」に令和6年度が残る | 科目名が『世界史B』『現代社会』などで範囲が違う。知識の確認用にとどめる |
| 市販の共通テスト総合問題集・予想問題 | 出版社による | 書店(上の河合出版カード) | 公式5セットで足りない分を補う。周回の主戦場 |
※追・再試験=病気などで本試験を受けられなかった人向けに、本試験と同じ形式で作られる試験。試作問題=新課程に変わる前に、大学入試センターが見本として公開した問題。
つまり「過去問をひたすら」と言っても、公式の素材は5セットだけです。周回の主役は総合問題集で、公式の5セットは本番形式の確認に使います。旧課程の問題は科目名が違うので、新課程の演習に混ぜないでください。

どうやって解いていく?
まず、意識してほしいのは、周回するということです。その本に収録されている問題を何回も解いていきます。
そこで間違えた問題には❌(バツ)をつけます。勘で正解した場合や、自信がなかった問題もバツをつけます。
解説にメモ、付箋を貼る
全ての問題の解説文を読み込みましょう。合っていた問題もです。以下を中心にして読み込み、知らなかったことにはマーカーや付箋を記しましょう。
- 正答の選択肢の解説文を読み込む(付随して書かれている知識まで)
- 「単語暗記」ではなく、単語の説明ができるように
- 誤答選択肢は「なぜ違うのか」まで理解する
とにかく深い理解を意識しましょう。
2、3回目はメモや付箋周りを中心に
完全に理解できていることは何回も解く必要はありません。間違えた問題、付箋周りを中心に勉強をしていきます。わかった問題のバツをどんどん減らしていくイメージです。
1周目・2周目・3周目で「解く問題」と「終わりの目安」を変える
周回は「同じことを3回やる」のではありません。周ごとに解く範囲を狭め、解説を読む深さを変えます。2周目からは「バツ潰し」(バツの付いた問題を解き直して、バツを消していくこと)が中心です。
| 周 | 解く問題 | 解説の読み方 | 終わりの目安 |
|---|---|---|---|
| 1周目 | 全問(本番と同じ60分で時間を計る) | 正答も誤答も全部読む。知らない知識にマーカーと付箋 | 全セットにバツが付いた状態 |
| 2周目 | バツと付箋の問題だけ | 誤答選択肢が「なぜ違うか」を自分の言葉で言えるまで | バツが半分以下 |
| 3周目 | 残ったバツ+各セットの第1問(歴史総合/公共。地理は地理総合の第1・2問) | 付箋の知識を講義系参考書の該当ページで確認 | バツがゼロ、または前日 |

3周目まで残るバツは、たいてい「用語は知っているのに資料が読めない」問題です。共通テストは資料の読み取りが中心なので、解説の「資料のどこを見るか」の部分を声に出して読むくらいでちょうどいいです。
講義系参考書はスキマ時間に使い、知識の補完に
前述したスキマ時間には、講義系参考書を読みましょう。まだ定着していない知識があるはずなので、そこを埋め合わせる為に使います。とにかく時間があれば参考書を開く癖をつけましょう。このサイクルを3週間続ければちょうど1ヶ月になります。
『歴史総合』『公共』の25点を1ヶ月でどう扱うか【新課程】
新課程の歴史2科目は、第1問が「歴史総合」で25点です。公民2科目は第1問・第2問が「公共」で25点です。どちらも2026年1月の本試験の正解表と問題冊子(4科目とも下の出典節に貼りました)で確認しました。残りの75点が日本史探究/世界史探究/倫理/政治・経済です。地理は第1問・第2問が「地理総合」の範囲で25点ですが、地理総合も地理探究も同じ地理なので、別枠として扱う必要はありません。
| 科目 | 別枠の部分(配点) | 1ヶ月での扱い |
|---|---|---|
| 歴史総合,日本史探究 | 第1問「歴史総合」(25点) | 近現代の世界と日本(開国〜冷戦)。講義系参考書の近現代の章を、最初の10日の最後に回す |
| 歴史総合,世界史探究 | 第1問「歴史総合」(25点) | 歴史総合の範囲には日本の開国・明治維新・冷戦期の日本が入っている(試作問題の概要)。2026年の第1問でも江戸〜明治の東京が出た。世界史しかやっていない人は、日本の近現代に1日足す |
| 公共,倫理 | 第1問・第2問「公共」(25点) | 政治・経済・社会保障の基本用語(2026年は社会保障と文化・宗教が出た)。倫理の講義系参考書に公共が無ければ、公共の薄い1冊を足す |
| 公共,政治・経済 | 第1問・第2問「公共」(25点) | 公共の第1問・第2問(2026年は社会保障と文化・宗教が出た)は政経の範囲と重なるので、用語の確認だけでよい |
| 地理総合,地理探究 | 第1問・第2問「地理総合」(25点) | 地理総合も地理探究も同じ地理なので別枠扱いは不要。統計・資料の読み取り練習に含める |
※歴史総合の出題範囲は大学入試センターの試作問題の概要より(「結び付く世界と日本の開国」「国民国家と明治維新」「冷戦と世界経済」「世界秩序の変容と日本」)。公共は、試作問題(2022年)では第1問が法、2026年本試験では社会保障と、年によってテーマが変わります。地理総合が第1問・第2問であることも試作問題の概要より。
9割(90点)は「落とせるのは3問まで」なので、25点の別枠を丸ごと捨てると計算上9割に届きません。全セットを解き終えたら、第1問だけを並べて解き直すのが3周目のやり方です。

歴史総合は”世界史と日本史の近現代を一緒に見る”科目です。世界史の講義系参考書だけでは、歴史総合の日本近現代(開国・明治維新)が埋まりません。日本史選択の人も、同じ時期の世界の動き(第一次世界大戦・冷戦)を講義系参考書で一度は通してください。


試験日から逆算した31日の日程表【12月16日〜1月15日】
令和9年度(2027年1月)の本試験は1月16日(土)・17日(日)です。地歴公民は初日の最初の時間帯で、2科目登録なら9:30〜11:40、1科目登録なら10:40〜11:40です。1ヶ月前の12月16日から前日まで数えると31日あります。
周回する素材は、公式5セット(本試験2回+追・再試験2回+試作問題1回)に総合問題集4セットを足した9セットです。1周目は1日1セット、2周目はそのバツを7日で消します。
| 期間(日数) | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 12/16(水)〜12/25(金) (10日) | 講義系参考書を1冊読み切る(ステップ1) | 1日3時間。通学・昼休みも読む |
| 12/26(土)〜1/3(日) (9日) | 1周目:公式5セット+総合問題集4セット=9セットを本番と同じ60分で解き、解説を全部読む | 1日1セット+解説。バツを付ける |
| 1/4(月)〜1/10(日) (7日) | 2周目:9セット分のバツと付箋の問題だけ解き直す | 1日1〜2セット分のバツを消す |
| 1/11(月)〜1/15(金) (5日) | 3周目:残ったバツ+歴史総合/公共の第1問(地理は地理総合の第1・2問)だけ全セット再確認 | 前日は新しい問題を解かない |
| 1/16(土) 本番 | 地歴公民 9:30〜(2科目)/10:40〜(1科目) | 初日1時間目。朝型に戻しておく |
※試験日と時間割は大学入試センター「令和9年度 実施要項」より。日程の割り方は筆者の提案です。学校の登校日や冬休みに合わせてずらしてください。

学校がある日は「朝の電車で講義系参考書、夜に1セット+解説」。休みの日は「午前に1セット、午後に解説とバツ潰し」です。31日のうち講義系に使うのは最初の10日だけで、残りは全部アウトプットに回します。
2科目受験の回し方|講義系は2冊並行、周回は日替わり
2科目受験の人は、31日を科目ごとに前半・後半で分けないでください。前半に片方を終えると、後半に入る頃には忘れています。1周目の9日間は冬休みなので、午前と午後で科目を分けて1日2セット解きます。
| 期間 | 科目A(先に解く科目) | 科目B(後に解く科目) |
|---|---|---|
| 12/16〜12/25 | 朝と昼のスキマ時間に講義系参考書 | 夜に講義系参考書 |
| 12/26〜1/3 | 午前に1セット+解説(9日で9セット) | 午後に1セット+解説(9日で9セット) |
| 1/4〜1/10 | 1日1〜2セット分のバツ潰し | 1日1〜2セット分のバツ潰し |
| 1/11〜1/15 | 第1問(歴史総合/公共。地理は第1・2問)を全セット | 第1問(歴史総合/公共。地理は第1・2問)を全セット |
※第1解答科目・第2解答科目は、解答した順で区分されます(出題方法等の注3)。志望校が第1解答科目の成績だけを使う方式なら、募集要項で確認してから解く順番を決めてください。学校がある日に1日2セットが無理なら、1周目は公式5セットだけに絞ってください。


2ステップの流れをもう一度
スキマ時間を有効活用して、ひたすら知識を入れていく
不明な箇所にマークをしながら、不正解問題を中心に何周もする、参考書も並行して。
この方法は、一種の付け焼き刃的方法です。王道ではありませんが、残り1ヶ月なら手段は選んでいられません。社会を後回しにしてきた人は、今日から講義系参考書を開いてください。
- 自学ネタ小6|10分で終わる教科別60選と褒められるノートの書き方
- 東進模試の種類・日程・料金一覧|判定が厳しい理由と無料で受ける方法
- そら塾の料金|7,800円と10,400円の2種類・1回2,600円
- 森塾の料金|11,700円は月3回の額。1回3,900円と地域3帯を確認
- 能開センターの料金|通塾は非公開・オンラインは中3が5教科26,950円
【国語の勉強順序に迷ったら】古文・漢文・現代文をどの順番でやるべきかは国語の勉強法ロードマップで解説しています。
1ヶ月で仕上げる科目別の手順
社会は直前期に最も点が動く科目です。ただし科目によって最適な戦略が違います。
| 科目 | 1ヶ月でやること | 捨てていい範囲 |
|---|---|---|
| 日本史 | 通史を1周+頻出テーマ史 | 文化史の細部(出題率で判断) |
| 世界史 | タテ(各国史)よりヨコ(同時代)で整理 | マイナー地域の詳細 |
| 地理 | 系統地理の原理+統計の読み方 | 地誌の暗記(原理が分かれば推測可能) |
| 公民 | 時事と憲法・経済の基本用語 | 細かい法律名 |
※共通テストは「資料の読み取り」が中心なので、細かい暗記より「原理と流れ」が効きます。
- ①教科書を読むより問題を解く…インプットよりアウトプット。解いて抜けを見つける方が速い
- ②間違えた問題の周辺を確認…その用語だけでなく、前後の流れごと覚え直す
- ③毎日全範囲に触れる…「今日は江戸時代だけ」より、薄く全範囲を回す方が定着します

社会は「直前に伸びる」ことを前提に計画を組むのが賢い戦略です。数学・英語を先に固め、社会は最後の1ヶ月に集中投下する——これで総合点が最大化します。
共通テスト社会を1ヶ月で仕上げるときのよくある質問
- 共通テストの社会は本当に1ヶ月で9割まで上がりますか?
-
上がる人はいます。筆者はセンター試験の倫理で、偏差値50から1ヶ月で9割に届きました。ただし9割は、配点から計算すると3問ミスまでの世界です。2026年1月の本試験の平均点は60〜64点台なので、平均付近の人は約26〜29点上げる必要があります。10日で講義系参考書、21日で周回という配分が前提です。
- 講義系参考書はどれを選べばいいですか?新課程対応の見分け方は?
-
表紙か帯に、共通テストの科目名がそのまま書いてあるものを選びます。『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『地理総合,地理探究』、『公共,倫理』『公共,政治・経済』の5つです。『世界史B』『日本史B』『地理B』『現代社会』の表記は旧課程です。『政治・経済』『倫理』は新課程にもあるので、表紙か帯に『公共』対応と書いてあるかで見分けてください。読み物として1冊、10日で読み切れる厚さを優先してください。
- 過去問は何年分やればいいですか?
-
新課程の本試験は令和7・8年度の2回分です。追・再試験2回分と試作問題1回分を足した5セットが、大学入試センターの公式素材です(「過去3年分の試験問題」ページ)。令和6年度以前は科目名と範囲が違うので、知識の確認用にとどめます。周回の主役は総合問題集です。
- 2科目受験だと130分ですが、時間配分はどうしますか?
-
第1解答科目・第2解答科目に分かれて、各60分で解きます。間に答案回収の時間が入るので、試験時間は130分です。練習も必ず60分で1セットにしてください。『公共,倫理』と『公共,政治・経済』の組合せは選べません。解く順番は「共通テストの時間配分と解く順番」の記事で決めてください。
- 理科基礎にも同じ方法は使えますか?
-
使えます。理科基礎は2科目で60分・100点満点(各50点)です。2026年1月の本試験の平均点は、物理基礎34.68・化学基礎28.58でした。生物基礎36.46・地学基礎28.17です(いずれも50点満点)。講義系→周回の流れは同じですが、化学基礎・物理基礎には計算問題があります。解説を読むだけで終わらせず、「解き直す」を周回に入れてください。
- 社会の試験は何日の何時ですか?
-
2027年1月16日(土)の初日です。2科目登録は9:30〜11:40、1科目登録は10:40〜11:40で、そのあと国語が13:00〜14:30です。前日の夜は新しい問題を解かず、朝型に戻して初日1時間目に備えてください。
この記事で確認した資料
平均点・受験者数は大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト実施結果の概要」で確認しました。試験時間・配点・科目の組合せは「令和9年度 出題教科・科目の出題方法等」、試験日と時間割は「令和9年度 実施要項」です。大問数・配点が付く解答の数・1問の配点は令和8年度本試験の正解表を数えました。第1問が歴史総合、第1問・第2問が公共であることは、令和8年度本試験の問題冊子(4科目)と試作問題の概要で確認しました(2026年9月16日確認)。勉強法と日程表は、筆者(塾長)の経験と塾での指導に基づく提案です。
(PDF)大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」
(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等」
(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」
(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト 問題作成方針」
大学入試センター「令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等」(試作問題・正解表の本体)
令和8年度本試験 正解表(PDF):『地理総合,地理探究』/『歴史総合,日本史探究』/『歴史総合,世界史探究』/『公共,倫理』/『公共,政治・経済』
令和8年度本試験 問題冊子(PDF):『歴史総合,日本史探究』/『歴史総合,世界史探究』/『公共,倫理』/『公共,政治・経済』
大学入試センター 試作問題の概要(PDF):「地理歴史」/「公民」
国語も直前期は漢文の句形が得点源になります。




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