共通テストの社会は1ヶ月で9割狙える?ミスは3問まで・31日の勉強法

この記事は5分以内で読めます。受験生におすすめの記事です。

この記事の目次

社会は最後の1ヶ月でいちばん点が動く科目

共通テストが近づいてくると、社会は「あと1ヶ月で間に合うのか」がいちばんの不安になります。結論から言うと、社会は最後の1ヶ月でいちばん点が動く科目です。

【結論】共通テストの社会は1ヶ月で9割を狙える
  • やること…前半10日で講義系参考書(授業のように解説する読み物タイプの参考書)を1冊読み切る。後半21日は過去問と総合問題集を繰り返し解き(周回)、間違えた問題と勘で当てた問題にバツ印を付けて、バツだけを解き直す
  • 9割の正体…100点満点で1問2〜4点(ほぼ3〜4点)。2026年1月の本試験の配点で計算すると、落とせるのは3問まで(ただし4点の問題を2つ以上落とすと89点以下になる)
  • 新課程の落とし穴…『歴史総合』『公共』は各25点の別枠。ここを捨てると9割に届かない(→25点の扱い方
  • 今の位置…2026年1月の本試験の平均点は、地理61.87・日本史62.29・世界史60.88。公共倫理64.24・公共政経63.59です(100点満点、大学入試センター)。9割は平均より約26〜29点上

共通テストは、各科目の点数というよりは合計点が大切になってきますよね。そのためにこの時期は理科・社会に勉強時間を割いていきたいです。

しかし、英語数学国語なども勉強したい、、とにかく時間を確保したいですよね。

そこで今回は地理歴史・公民において最短で9割を目指せる方法を紹介します。これは僕が現役の時に行って、偏差値50くらいから1ヶ月で9割を安定して取るまでに成長しました。

科目名に注意してください。2025年度(令和7年度)の共通テストから科目が再編され、「現代社会」は廃止されました。現在の選択科目は
『地理総合,地理探究』/『歴史総合,日本史探究』/『歴史総合,世界史探究』/『公共,倫理』『公共,政治・経済』(ほかに『地理総合/歴史総合/公共』から2つ選ぶ形)です。
この記事の勉強法はどの科目でも同じように使えますが、参考書を買うときは必ず新課程(公共を含む)対応かを確認してください。

当時はセンター試験の倫理で、この方法を試しましたが、この方法で、塾の生徒さんたちも多科目の共通テストで高得点を取ることに成功していますので、ある程度再現性があると自負しています。

準備するもの
・講義系の参考書(面白いほどわかるシリーズ、実況中継シリーズなど)
・共通テスト総合問題集(以下のリンクのものです、同じようなものであれば代用も可能)
・共通テストの過去問

9割=90点は「何問まで落とせるか」で考える【2026年1月本試験の配点】

共通テストの地歴公民は1科目60分・100点満点です。2科目なら試験時間130分(うち解答時間120分)です。1問の配点は3〜4点で、『公共,倫理』には2点の問題も1問あります。

つまり9割(90点)は、3点の問題を3問落とした時点で91点、4問落とすと88点です。落とせるのは3問までと覚えてください。科目ごとの配点は次の表、平均点はその下の表の通りです(表はスマホで縦に読めるよう4列にしています)。

科目配点が付く解答の数1問の配点90点に必要な正答
地理総合,地理探究30問3〜4点27問以上(3問ミスまで)
歴史総合,日本史探究33問3〜4点30問以上(3問ミスまで)
歴史総合,世界史探究32問3〜4点29問以上(3問ミスまで)
公共,倫理32問2〜4点29問以上(3問ミスまで)
公共,政治・経済32問3〜4点29問以上(3問ミスまで)

※配点は大学入試センター公表の令和8年度本試験(2026年1月)の正解表を数えたもの。日本史は、1つの設問に2つの解答がある問題と、2つの解答で1つの配点になる問題があるので、「配点が付く解答の数」(33)は設問数(32)・解答番号の最大値(34)と一致しません。政治・経済にも2つの解答で1つの配点になる問題が2つあります。「90点に必要な正答」は配点から計算した目安で、4点の問題を2問以上落とすと90点を切ります。

科目大問数2026年1月の平均点受験者数
地理総合,地理探究661.87143,237人
歴史総合,日本史探究662.29124,431人
歴史総合,世界史探究560.8878,710人
公共,倫理664.2430,965人
公共,政治・経済663.59143,238人

※大問数は正解表、平均点・受験者数は大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト実施結果の概要」(100点満点)より。

9割は3問ミスの世界です。塾で見ていると、8割で止まる子は「勘で当たった問題」を放置しています。ステップ2で勘正解(勘で当てた問題)にもバツを付けるのは、このためです。

平均点と9割の差は約26〜29点です。1ヶ月でこの差を詰める設計が、下のステップ1・2です。2科目受験の人は、解く順番と時間配分を先に決めてから始めてください。

ステップ1:10日間で講義系参考書を読み込む

まず、10日間で面白いほどわかるシリーズ、実況中継シリーズなどの講義系の参考書をできるだけ読み込みます。問題集ではなく、講義系、つまり学習の内容をわかりやすく解説している参考書を選びます。

Q.10日間で可能なの?

結論、難しいですよね。10日間で細かいところまで突き詰められる人はほとんどいません。しかし、このフェーズの目的は「全体の流れや基礎知識を抑える」ということにあります。この勉強を行うことで、この後に行う勉強の効率を飛躍的に上げることができます。1日3時間くらい参考書を読み込む時間を作れば、30時間確保できますので、スケジュール管理をしっかり行いましょう。

10日で1冊読み切るペースの決め方|目次の章数を10で割る

読み切れない人の共通点は、1章目から細部を覚えようとすることです。10日で終える読み方は次の3つです。

10日で講義系参考書を1冊読み切る手順
  • ①目次で章数を数えて10で割る…例えば30章なら1日3章。その日の分を読み終えてから寝る
  • ②1周目は止まらずに読む…用語を覚えようとしない。「流れ」と「太字」だけ拾い、分からない所は付箋を貼って先へ進む
  • ③読んだ章の太字を翌朝5分で見返す…通学の電車で前日の章を1回だけ見直す。これが2周目の代わりになる

細かい知識は、ステップ2の周回で解説を読みながら埋めます。10日の目的は「問題集の解説が読める状態」を作ることです。

スキマ時間を有効に

講義系参考書のいいところは、基本的に読むだけなので、勉強する場所をほとんど選ばないです。

  • 通学の電車の中
  • お昼休み
  • 日常の中のちょっとした時間

を読み込む勉強に全て充てましょう。そうすれば10日間でもある程度の勉強時間を確保できます。

ステップ2:過去問と総合問題集をひたすら周回

10日経ったら、ここで新たな段階に入ります。ここでは過去問(赤本など)と総合問題集を使います。具体的には以下のような本です。(このような問題集であれば他社のものでも問題ありません。)

共通テストの社会は1ヶ月で9割狙えるの解説図(1)
共通テストの社会は1ヶ月で9割狙えるの解説図(2)

新課程の本試験過去問は2回分だけ|公式5セット+総合問題集で周回する

2025年1月に科目が新課程になったので、同じ科目名の本試験は2026年1月までの2回分しかありません。大学入試センターが公開している素材を全部集めても、次の表の通りです。

素材回数入手先使い方
令和7・8年度 本試験(2025年1月・2026年1月)2回大学入試センター「過去3年分の試験問題」本番と同じ60分で解く。最優先
令和7・8年度 追・再試験2回同上本試験と同じ形式。2周目の素材に
試作問題(令和7年度試験に向けて公表)1回大学入試センター「問題作成の方向性、試作問題等」(下の出典節にリンク)歴史総合・公共の第1問の型を知る
旧課程の本試験(令和6年度以前)「過去3年分の試験問題」に令和6年度が残る科目名が『世界史B』『現代社会』などで範囲が違う。知識の確認用にとどめる
市販の共通テスト総合問題集・予想問題出版社による書店(上の河合出版カード)公式5セットで足りない分を補う。周回の主戦場

※追・再試験=病気などで本試験を受けられなかった人向けに、本試験と同じ形式で作られる試験。試作問題=新課程に変わる前に、大学入試センターが見本として公開した問題。

つまり「過去問をひたすら」と言っても、公式の素材は5セットだけです。周回の主役は総合問題集で、公式の5セットは本番形式の確認に使います。旧課程の問題は科目名が違うので、新課程の演習に混ぜないでください。

どうやって解いていく?

まず、意識してほしいのは、周回するということです。その本に収録されている問題を何回も解いていきます。

そこで間違えた問題には❌(バツ)をつけます。勘で正解した場合や、自信がなかった問題もバツをつけます。

解説にメモ、付箋を貼る

全ての問題の解説文を読み込みましょう。合っていた問題もです。以下を中心にして読み込み、知らなかったことにはマーカーや付箋を記しましょう。

  • 正答の選択肢の解説文を読み込む(付随して書かれている知識まで)
  • 「単語暗記」ではなく、単語の説明ができるように
  • 誤答選択肢は「なぜ違うのか」まで理解する

とにかく深い理解を意識しましょう。

2、3回目はメモや付箋周りを中心に

完全に理解できていることは何回も解く必要はありません。間違えた問題、付箋周りを中心に勉強をしていきます。わかった問題のバツをどんどん減らしていくイメージです。

1周目・2周目・3周目で「解く問題」と「終わりの目安」を変える

周回は「同じことを3回やる」のではありません。周ごとに解く範囲を狭め、解説を読む深さを変えます。2周目からは「バツ潰し」(バツの付いた問題を解き直して、バツを消していくこと)が中心です。

解く問題解説の読み方終わりの目安
1周目全問(本番と同じ60分で時間を計る)正答も誤答も全部読む。知らない知識にマーカーと付箋全セットにバツが付いた状態
2周目バツと付箋の問題だけ誤答選択肢が「なぜ違うか」を自分の言葉で言えるまでバツが半分以下
3周目残ったバツ+各セットの第1問(歴史総合/公共。地理は地理総合の第1・2問)付箋の知識を講義系参考書の該当ページで確認バツがゼロ、または前日

3周目まで残るバツは、たいてい「用語は知っているのに資料が読めない」問題です。共通テストは資料の読み取りが中心なので、解説の「資料のどこを見るか」の部分を声に出して読むくらいでちょうどいいです。

講義系参考書はスキマ時間に使い、知識の補完に

前述したスキマ時間には、講義系参考書を読みましょう。まだ定着していない知識があるはずなので、そこを埋め合わせる為に使います。とにかく時間があれば参考書を開く癖をつけましょう。このサイクルを3週間続ければちょうど1ヶ月になります。

『歴史総合』『公共』の25点を1ヶ月でどう扱うか【新課程】

新課程の歴史2科目は、第1問が「歴史総合」で25点です。公民2科目は第1問・第2問が「公共」で25点です。どちらも2026年1月の本試験の正解表と問題冊子(4科目とも下の出典節に貼りました)で確認しました。残りの75点が日本史探究/世界史探究/倫理/政治・経済です。地理は第1問・第2問が「地理総合」の範囲で25点ですが、地理総合も地理探究も同じ地理なので、別枠として扱う必要はありません。

科目別枠の部分(配点)1ヶ月での扱い
歴史総合,日本史探究第1問「歴史総合」(25点)近現代の世界と日本(開国〜冷戦)。講義系参考書の近現代の章を、最初の10日の最後に回す
歴史総合,世界史探究第1問「歴史総合」(25点)歴史総合の範囲には日本の開国・明治維新・冷戦期の日本が入っている(試作問題の概要)。2026年の第1問でも江戸〜明治の東京が出た。世界史しかやっていない人は、日本の近現代に1日足す
公共,倫理第1問・第2問「公共」(25点)政治・経済・社会保障の基本用語(2026年は社会保障と文化・宗教が出た)。倫理の講義系参考書に公共が無ければ、公共の薄い1冊を足す
公共,政治・経済第1問・第2問「公共」(25点)公共の第1問・第2問(2026年は社会保障と文化・宗教が出た)は政経の範囲と重なるので、用語の確認だけでよい
地理総合,地理探究第1問・第2問「地理総合」(25点)地理総合も地理探究も同じ地理なので別枠扱いは不要。統計・資料の読み取り練習に含める

※歴史総合の出題範囲は大学入試センターの試作問題の概要より(「結び付く世界と日本の開国」「国民国家と明治維新」「冷戦と世界経済」「世界秩序の変容と日本」)。公共は、試作問題(2022年)では第1問が法、2026年本試験では社会保障と、年によってテーマが変わります。地理総合が第1問・第2問であることも試作問題の概要より。

9割(90点)は「落とせるのは3問まで」なので、25点の別枠を丸ごと捨てると計算上9割に届きません。全セットを解き終えたら、第1問だけを並べて解き直すのが3周目のやり方です。

歴史総合は”世界史と日本史の近現代を一緒に見る”科目です。世界史の講義系参考書だけでは、歴史総合の日本近現代(開国・明治維新)が埋まりません。日本史選択の人も、同じ時期の世界の動き(第一次世界大戦・冷戦)を講義系参考書で一度は通してください。

試験日から逆算した31日の日程表【12月16日〜1月15日】

令和9年度(2027年1月)の本試験は1月16日(土)・17日(日)です。地歴公民は初日の最初の時間帯で、2科目登録なら9:30〜11:40、1科目登録なら10:40〜11:40です。1ヶ月前の12月16日から前日まで数えると31日あります。

周回する素材は、公式5セット(本試験2回+追・再試験2回+試作問題1回)に総合問題集4セットを足した9セットです。1周目は1日1セット、2周目はそのバツを7日で消します。

期間(日数)やること目安
12/16(水)〜12/25(金)
(10日)
講義系参考書を1冊読み切る(ステップ1)1日3時間。通学・昼休みも読む
12/26(土)〜1/3(日)
(9日)
1周目:公式5セット+総合問題集4セット=9セットを本番と同じ60分で解き、解説を全部読む1日1セット+解説。バツを付ける
1/4(月)〜1/10(日)
(7日)
2周目:9セット分のバツと付箋の問題だけ解き直す1日1〜2セット分のバツを消す
1/11(月)〜1/15(金)
(5日)
3周目:残ったバツ+歴史総合/公共の第1問(地理は地理総合の第1・2問)だけ全セット再確認前日は新しい問題を解かない
1/16(土)
本番
地歴公民 9:30〜(2科目)/10:40〜(1科目)初日1時間目。朝型に戻しておく

※試験日と時間割は大学入試センター「令和9年度 実施要項」より。日程の割り方は筆者の提案です。学校の登校日や冬休みに合わせてずらしてください。

学校がある日は「朝の電車で講義系参考書、夜に1セット+解説」。休みの日は「午前に1セット、午後に解説とバツ潰し」です。31日のうち講義系に使うのは最初の10日だけで、残りは全部アウトプットに回します。

2科目受験の回し方|講義系は2冊並行、周回は日替わり

2科目受験の人は、31日を科目ごとに前半・後半で分けないでください。前半に片方を終えると、後半に入る頃には忘れています。1周目の9日間は冬休みなので、午前と午後で科目を分けて1日2セット解きます。

期間科目A(先に解く科目)科目B(後に解く科目)
12/16〜12/25朝と昼のスキマ時間に講義系参考書夜に講義系参考書
12/26〜1/3午前に1セット+解説(9日で9セット)午後に1セット+解説(9日で9セット)
1/4〜1/101日1〜2セット分のバツ潰し1日1〜2セット分のバツ潰し
1/11〜1/15第1問(歴史総合/公共。地理は第1・2問)を全セット第1問(歴史総合/公共。地理は第1・2問)を全セット

※第1解答科目・第2解答科目は、解答した順で区分されます(出題方法等の注3)。志望校が第1解答科目の成績だけを使う方式なら、募集要項で確認してから解く順番を決めてください。学校がある日に1日2セットが無理なら、1周目は公式5セットだけに絞ってください。

2ステップの流れをもう一度

STEP
10日間で講義系参考書を読み込む

スキマ時間を有効活用して、ひたすら知識を入れていく

STEP
過去問と総合問題集をひたすら周回

不明な箇所にマークをしながら、不正解問題を中心に何周もする、参考書も並行して。

この方法は、一種の付け焼き刃的方法です。王道ではありませんが、残り1ヶ月なら手段は選んでいられません。社会を後回しにしてきた人は、今日から講義系参考書を開いてください。

【国語の勉強順序に迷ったら】古文・漢文・現代文をどの順番でやるべきかは国語の勉強法ロードマップで解説しています。

1ヶ月で仕上げる科目別の手順

社会は直前期に最も点が動く科目です。ただし科目によって最適な戦略が違います

科目1ヶ月でやること捨てていい範囲
日本史通史を1周+頻出テーマ史文化史の細部(出題率で判断)
世界史タテ(各国史)よりヨコ(同時代)で整理マイナー地域の詳細
地理系統地理の原理+統計の読み方地誌の暗記(原理が分かれば推測可能)
公民時事と憲法・経済の基本用語細かい法律名

※共通テストは「資料の読み取り」が中心なので、細かい暗記より「原理と流れ」が効きます。

1ヶ月で伸ばす3原則
  • ①教科書を読むより問題を解く…インプットよりアウトプット。解いて抜けを見つける方が速い
  • ②間違えた問題の周辺を確認…その用語だけでなく、前後の流れごと覚え直す
  • ③毎日全範囲に触れる…「今日は江戸時代だけ」より、薄く全範囲を回す方が定着します

社会は「直前に伸びる」ことを前提に計画を組むのが賢い戦略です。数学・英語を先に固め、社会は最後の1ヶ月に集中投下する——これで総合点が最大化します。

共通テスト社会を1ヶ月で仕上げるときのよくある質問

共通テストの社会は本当に1ヶ月で9割まで上がりますか?

上がる人はいます。筆者はセンター試験の倫理で、偏差値50から1ヶ月で9割に届きました。ただし9割は、配点から計算すると3問ミスまでの世界です。2026年1月の本試験の平均点は60〜64点台なので、平均付近の人は約26〜29点上げる必要があります。10日で講義系参考書、21日で周回という配分が前提です。

講義系参考書はどれを選べばいいですか?新課程対応の見分け方は?

表紙か帯に、共通テストの科目名がそのまま書いてあるものを選びます。『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『地理総合,地理探究』、『公共,倫理』『公共,政治・経済』の5つです。『世界史B』『日本史B』『地理B』『現代社会』の表記は旧課程です。『政治・経済』『倫理』は新課程にもあるので、表紙か帯に『公共』対応と書いてあるかで見分けてください。読み物として1冊、10日で読み切れる厚さを優先してください。

過去問は何年分やればいいですか?

新課程の本試験は令和7・8年度の2回分です。追・再試験2回分と試作問題1回分を足した5セットが、大学入試センターの公式素材です(「過去3年分の試験問題」ページ)。令和6年度以前は科目名と範囲が違うので、知識の確認用にとどめます。周回の主役は総合問題集です。

2科目受験だと130分ですが、時間配分はどうしますか?

第1解答科目・第2解答科目に分かれて、各60分で解きます。間に答案回収の時間が入るので、試験時間は130分です。練習も必ず60分で1セットにしてください。『公共,倫理』と『公共,政治・経済』の組合せは選べません。解く順番は「共通テストの時間配分と解く順番」の記事で決めてください。

理科基礎にも同じ方法は使えますか?

使えます。理科基礎は2科目で60分・100点満点(各50点)です。2026年1月の本試験の平均点は、物理基礎34.68・化学基礎28.58でした。生物基礎36.46・地学基礎28.17です(いずれも50点満点)。講義系→周回の流れは同じですが、化学基礎・物理基礎には計算問題があります。解説を読むだけで終わらせず、「解き直す」を周回に入れてください。

社会の試験は何日の何時ですか?

2027年1月16日(土)の初日です。2科目登録は9:30〜11:40、1科目登録は10:40〜11:40で、そのあと国語が13:00〜14:30です。前日の夜は新しい問題を解かず、朝型に戻して初日1時間目に備えてください。

この記事で確認した資料

平均点・受験者数は大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト実施結果の概要」で確認しました。試験時間・配点・科目の組合せは「令和9年度 出題教科・科目の出題方法等」、試験日と時間割は「令和9年度 実施要項」です。大問数・配点が付く解答の数・1問の配点は令和8年度本試験の正解表を数えました。第1問が歴史総合、第1問・第2問が公共であることは、令和8年度本試験の問題冊子(4科目)と試作問題の概要で確認しました(2026年9月16日確認)。勉強法と日程表は、筆者(塾長)の経験と塾での指導に基づく提案です。

(PDF)大学入試センター「令和8年度大学入学共通テスト 実施結果の概要」

(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等」

(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

(PDF)大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト 問題作成方針」

大学入試センター「過去3年分の試験問題」

大学入試センター「令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等」(試作問題・正解表の本体)

令和8年度本試験 正解表(PDF):『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』

令和8年度本試験 問題冊子(PDF):『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』

大学入試センター 試作問題の概要(PDF):「地理歴史」「公民」

国語も直前期は漢文の句形が得点源になります。

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この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

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