立志舎高等学校(学校法人立志舎・東京都墨田区)の学費を、公式の令和8年度入学用の募集要項(概要)の数字だけで整理します(2026年10月15日に確認)。
この学校は、平日コースと土曜コースで学費が大きく違い、授業料の決め方も、平日は年額、土曜は1単位ごとと別々です。
公式は、学校教育法第1条の高等学校で、平日コースは全日制と同じ月曜から金曜の通学コースとして認可されているが、グラウンドが狭いため通信制課程で設置していると説明しています。
- 平日は授業料が年額、土曜は1単位ごとに決まる
- 就学支援金は先に全額を納め、年度末に還付される
- 平日の授業料は支援の上限を32,800円超える
計算の内訳を見る
- 平日コースは、入学金250,000円、授業料年370,000円、施設費年120,000円、施設充実費年70,000円。
土曜コースは、入学金50,000円、授業料1単位10,000円、施設費年20,000円 - 平日の初年度は250,000+370,000+120,000+70,000=810,000円、土曜の1年次(28単位)は50,000+280,000+20,000=350,000円です(計算。
教科書・制服等を除く) - 就学支援金は「いったん授業料を納め、東京都の審査後に年度末にまとめて還付」の方式で、オンライン申請がないと支給されません。
平日の授業料370,000円は年額の上限337,200円を32,800円超えます - PTA会費・生徒会費・寄付金等は一切ない、サポート校や協力校との提携もないので、これ以上の授業料はかからない、と公式が書いています
立志舎の学費:平日と土曜で費目の数も決め方も違う
| 費目(令和8年度入学用) | 平日コース | 土曜コース | 公式の注記 |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 250,000円 | 50,000円 | — |
| 授業料 | 年370,000円 | 1単位10,000円 | 土曜は1年次28・2年次28・3年次18単位で74単位卒業 |
| 施設費 | 年120,000円 | 年20,000円 | — |
| 施設充実費 | 年70,000円 | 記載なし | — |
| 募集人数 | 推薦A・B100名+一般100名 | 推薦A・B100名+一般300名 | 公式は人数に「(男・女)」と併記 |
土曜の授業料の計算を見る
土曜コースの授業料は、1年次28単位で10,000×28=280,000円、2年次も28単位で280,000円、3年次は18単位で180,000円です。
3年間の授業料の合計は740,000円(10,000×74単位)になります(計算)。前の学校で取得した単位は既得単位として扱われ、残りの単位を本校で取ります。
3年間で比べると、差は1,080,000円(平日・土曜の計算)
公式は3年間の総額を載せていません。「年額」と書かれた費目が毎年同額だとして、当サイトで計算します。年度ごとの改定や、土曜の施設費が毎年かかるかどうかは、公式に書かれていません。

| コース | 3年間の学費(計算) | 内訳 | 支援金を使った後(計算) |
|---|---|---|---|
| 平日 | 1,930,000円 | 250,000+(370,000+120,000+70,000)×3 | 918,400円 |
| 土曜 | 850,000円 | 50,000+10,000×74+20,000×3 | 110,000円 |
| 差 | 1,080,000円 | 1,930,000−850,000 | 808,400円 |
支援金を使った後の計算を見る
「支援金を使った後」の列は、平日が授業料370,000円から年337,200円を引いた32,800円と、施設費・施設充実費を毎年払い、土曜は授業料が1単位10,000円で全額支援されるとした計算です。
平日は、250,000+(32,800+120,000+70,000)×3=918,400円、土曜は、入学金50,000円と施設費20,000円×3年の合計110,000円になります。
就学支援金との関係:平日は上限を超え、土曜は内側。そして一度は全額を納める
令和8年度の私立の通信制の支給限度額は、年337,200円、単位制の場合は1単位13,668円です(文部科学省の令和8年度説明会資料(2026年4月8日))。
立志舎の土曜コースの授業料は1単位10,000円で、上限より3,668円低く(13,668−10,000=3,668円)、授業料は上限の内側にあります。
平日コースの授業料は年額370,000円で、年額の上限337,200円と比べると、370,000−337,200=32,800円超えます。
| コース | 授業料 | 年額上限337,200円との比較(計算) |
|---|---|---|
| 平日 | 年370,000円 | 32,800円を超える |
| 土曜(28単位) | 280,000円 | 57,200円下回る(337,200−280,000) |
| 土曜(18単位) | 180,000円 | 157,200円下回る(337,200−180,000) |
支給の方法は、公式の就学支援金制度のページによると、入学ガイダンスで書類を配り、オンライン申請をして、審査のあと対象者に年度末にまとめて還付されます。
つまり、最初に納めるのは支援前の全額です。
平日コースは初年度に810,000円を用意し、年度末に最大337,200円が戻る計算になり、実質の負担より先に払う額のほうが大きくなります。

公式は、このほか奨学給付金(国)と授業料軽減助成金(東京都)があり、どちらも保護者が直接オンラインで申請すると書いています。金額と条件は、このページにはありません。
立志舎だけの注意:学費以外の費用と、特待生制度、寄付金の書き方
募集要項のよくある質問には、入学金・施設費・施設充実費・授業料以外の費用が書かれています。年度が古い点に注意してください。
| 費用 | 公式の記載 | 備考 |
|---|---|---|
| 教科書代 | 年間1〜2万円程度 | — |
| 制服・体操着・体育館シューズ・ロッカー代 | 合わせて約10万円程度 | — |
| 新入生宿泊研修(関西) | 約6万円 | 2026年度の予定として記載 |
| 修学旅行 | 約16〜25万円 | 2026年度の予定として記載(選ぶ目的地で変わる) |
| スキー・スノーボード実習 | 約5万円(任意参加) | 2026年度の予定として記載 |
公式の入学案内(よくある質問)には、2026年度の行事費として宿泊研修が約6万円、修学旅行が約16〜25万円(選ぶ目的地で変わる)、スキー・スノーボード実習(任意)が約5万円と書かれています。
以前は修学旅行(沖縄)が約15万円と書かれていましたが、2026年10月26日に開き直すと上の額に変わっていました。
制服等と教科書代を足すと、約11万〜12万円(計算)が学費のほかにかかり、平日の初年度は約920,000円(810,000+約110,000〜120,000)以上になります。
寄付金は入学の費用に入るのか
寄付金については、募集要項に「PTA会費、生徒会費、寄付金等は一切ありません」とあります。
一方、同じ学校の別ページには「教育振興寄付金」があり、個人は1口1万円(一口以上の協力をお願いする書き方)、法人・団体は1口10万円(口数は任意)、期間は毎年4月1日から1年間と書かれています。
入学の費用として寄付金は求められない、というのが募集要項の記載です。教育振興寄付金のページは、在校生保護者などへの募金のお願いです。
特待生制度で免除される費用
学費の免除には特待生制度があります。学力特待生の資格Aは、中学3年次の評定合計が5教科21以上で、免除額は入学金・施設費・施設充実費・授業料の全額です。
授業料については、就学支援金を差し引いた金額が免除の対象と書かれていて、募集は若干名です。
ページに載っている出願期間は令和8年1〜2月(推薦1月15〜17日、一般1月26日〜2月6日)のもので、2027年度の日程は確認できていません。
| 取れなかった項目 | 状態 |
|---|---|
| 土曜コースの教科書代・行事費の別建ての金額 | 募集要項の概要にコース別の記載なし |
| 平日コースの2年目以降の費用 | 「年額」と書かれているが、毎年同額かは記載なし |
| 2027年度の特待生の出願期間 | 令和8年1〜2月のものしか確認できていない |
申し込む前に学校へ聞く3つの質問
- 「平日コースの2年目・3年目の費用は、毎年同額ですか。初年度に払う総額と、年度末に戻る額をはっきり教えてください」
- 「宿泊研修・修学旅行・制服などの今年度の金額と、3年間の合計の目安はいくらですか」
- 「特待生に採用された場合、授業料の免除額はどう計算されますか」



立志舎を選ばない方がよい場合:公式の条件から
立志舎高校の公式ページ(入学案内・募集要項)に書かれている条件から、合わない家庭を挙げます。口コミや他社との比較ではなく、公式ページに書かれている条件だけを根拠にしています。
- 入学後に合わなければ、払った学費を戻して辞めたい家庭:公式は、払い込んだ学費の返還ができないと書いています。
- 公式の記載は「※一度払い込んだ学費については返還できません。」です。
- (出典:立志舎高等学校「入学案内・募集要項」、2026年10月15日確認)
- 初年度に、支援金を引いた後の額だけを用意したい家庭:就学支援金は先には引かれません。
- 授業料をいったん規定額で納め、年度末にまとめて還付されます。
- 公式の記載は「就学支援金対象の方は、授業料を一旦規定額納入していただき東京都の審査終了ののち年度末にまとめて還付いたします。」です。
- (出典:立志舎高等学校「入学案内・募集要項」、2026年10月15日確認)
- オンラインでの申請が難しい家庭:就学支援金はオンライン申請が必須です。申請がないと、支給されません。
- 公式の記載は「なお就学支援金はオンライン申請が必須です。申請がない場合は支給されませんのでご注意ください。」です。
- (出典:立志舎高等学校「入学案内・募集要項」、2026年10月15日確認)
- 学費の枠に行事費まで収めたい家庭:宿泊研修と修学旅行、スキー・スノーボード実習の費用は、入学金や授業料とは別にかかります。
- 公式の記載は「その他、新入生宿泊研修、修学旅行の費用、スキー・スノーボード実習の費用が別途かかります。」です。
- (出典:立志舎高等学校「入学案内・募集要項」、2026年10月15日確認)
- 全日制の学校を希望する家庭:平日コースは月曜から金曜まで通学するコースですが、課程は通信制として設置されています。
- 公式の記載は「本校の平日コースは全日制と同じく月曜から金曜日までの通学コースとして認可を得ておりますが、グラウンドが狭いため通信制課程で設置しております。」です。
- (出典:立志舎高等学校「入学案内・募集要項」、2026年10月15日確認)
立志舎高校の学費についてよくある質問
- 立志舎高校の学費はいくらですか?
-
令和8年度入学用の公式の概要では、平日コースが入学金250,000円・授業料年370,000円・施設費年120,000円・施設充実費年70,000円(初年度は計算で810,000円)、土曜コースが入学金50,000円・授業料1単位10,000円・施設費年20,000円です。
- 就学支援金は先に引かれますか?
-
先には引かれません。授業料をいったん規定額で納め、東京都の審査後に年度末にまとめて還付されます。オンライン申請がないと支給されません。
- サポート校の費用は別にかかりますか?
-
公式は、サポート校や協力校との連携や提携は一切していないので、これ以上の授業料はかからないと書いています。
- 学費のほかにどんな費用がかかりますか?
-
教科書代が年間1〜2万円程度、制服・体操着・ロッカー代などで約10万円程度、宿泊研修や修学旅行などの行事費です(行事費は2026年度の予定として記載。修学旅行は約16〜25万円で、選ぶ目的地によって変わります)。
この記事の更新・訂正
- 立志舎高校の公式の入学案内に2026年度の行事費が載ったため、2025年度の予定で書いていた行事費の表を2026年度の額に直しました。修学旅行は約15万円(沖縄)から約16〜25万円(目的地で変わる)になっています
- 特待生の出願期間を「令和8年1月のもの」と書いていましたが、公式の特待生ページでは一般入試が1月26日〜2月6日のため、「令和8年1〜2月(推薦1月15〜17日、一般1月26日〜2月6日)」に直しました
全記事の履歴は「訂正・更新の履歴」、調べ方と書き方は「記事の作り方」にまとめています。
この記事で確認した公式ページ
この記事の調べ方(確認した公式ページ・計算のしかた)を見る
- 確認日:2026年10月15日に、下の公式ページを開き直しました。
募集要項、就学支援金制度、特待生制度、教育振興寄付金のページです。
本文にある立志舎の公式の金額を照合しました。
見たのは、平日・土曜コースの入学金、授業料、施設費、施設充実費、教科書代、制服等、行事費の目安、寄付金の1口の額です。
文部科学省の令和8年度の支給限度額も、公式の記載と同じでした。
記事の前の確認日は10月5日でした - 計算のしかた:平日の初年度は、入学金250,000円、授業料370,000円、施設費120,000円、施設充実費70,000円の合計で810,000円。
土曜の1年次(28単位)は、入学金50,000円、授業料10,000円×28、施設費20,000円の合計で350,000円。
3年間の合計は、平日が1,930,000円、土曜が850,000円で、差は1,080,000円。
平日は、入学金に年額の費目3年分を足します。
土曜は、入学金、授業料74単位分、施設費3年分の合計です。
上限との差は、370,000円−337,200円で32,800円、13,668円−10,000円で3,668円。
年額の費目は毎年同額として計算しています - 公式で確認できなかった項目:3年間の総額、2年目以降の費用が毎年同額かどうか、土曜コースの教科書代と行事費の別建ての額、2027年度の特待生の出願期間、奨学給付金と授業料軽減助成金の金額と条件
- 口コミ:口コミサイトや第三者の体験談・金額は使っていません
- このサイト全体の調べ方は「記事の作り方」にまとめています
2026年10月15日に公式ページを開いて確認しました。「計算」と書いた数字は、公式の金額を足し引き・かけ算した当サイトの算出で、公式が示した金額ではありません。
料金は改定されるため、申し込む前に公式で確かめてください。


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