【2024最新】高校化学を独学はきつい?1から勉強して偏差値65にする参考書・勉強を紹介!【MARCH・関関同立・地方国公立レベル】

高校化学は独学できます!是非最後までご覧ください!

「学校の授業の進度が遅いので、化学を独学したい」「学校で化学の授業が履修できない」など化学を独学したい受験生の方は少なくないと思います。

筆者自身も、学校よりも早く進めるために化学を独学していましたが、この方法で化学だけなら偏差値70まで伸ばせました。塾の生徒にも勧めた事がありますが、全員上手くいきましたので続ければ再現性はかなり高いと思います。

この記事は化学基礎を履修した方を想定しています。履修されていない方は先に化学基礎を抑えることをお勧めします。(履修したけど自信がないという方、化学基礎に戻る必要はないので以下の方法で進めてください)
また、この記事では主にMARCH・関関同立・地方国公立レベルを想定しております。

このサイトを見た方には、具体的に方法を教えます!!

この記事の目次

STEP1 : まずは全体像を掴もう

STEP1 : まずは全体像を掴もう

高校化学という分野は主に3つに大別する事ができます。「理論化学」「無機化学」「有機化学」です。それぞれのジャンルはどんなことを学ぶのか、どんな特徴があるのかを簡単に先に知っておきましょう。

全体像を見る!

理論化学

「理論化学」では、原子・イオンなどの物質の構造から始まり、化学反応論や状態論など「化学の基礎となる理論」を学びます。化学基礎で習った内容の大半は理論化学だと考えるとイメージが湧きやすいでしょうか。

したがって、ここでは様々な法則や公式が登場し、計算問題やグラフの読み取り問題などが出題されます。

全ての基礎となる分野ですので、1番最初に勉強する分野になります!

無機化学

「無機化学」では、元素1つ1つの特徴や、似た性質の元素をグループ分けして特徴を暗記する、化合物の工業的製法を知る,,,など、主に暗記科目です。一部計算問題もありますが、ほとんどが暗記になります。理論科学の知識を使うことでただの暗記で終わらずに、理解で乗り切れるところがあるので、理論化学の後に勉強するのがおすすめです。

覚える量は3つのジャンルの中で1番多いです。キリがないのでまずは基礎を押さえれば大丈夫です!応用は後から身につけましょう。

有機化学

「有機化学」は、主に炭素・水素・酸素が主役のジャンルです。暗記・計算もさることながら、パズル的に解く問題があります。あまり似た頭の使い方をする科目がなく、ここは慣れが必要ですので基礎から慎重に積み上げましょう。

有機化学を勉強して、化学が好きになる方は大変多いです!極めればきっと楽しいと思えますよ。

STEP2 : 化学独学についての心構え

STEP2 : 化学独学についての心構え

高校化学を独学する上で大切なことが1つあります。それは…

STEP5までは7割の完成度で次に進む!

ことです。誤解されそうなので理由を書きます。

高校の化学という分野は化学基礎〜有機化学まで、つながった学問です。特に理論と無機の繋がりは強く、最初無機化学のこと、全然分からなかったけど、理論化学を復習し直したら、なぜか理解できるようになったということはよくあることです。

ですので、ゆっくり進めるのではなくてまずは1周を完成させましょうその際にいまいち分からないところがあっても、チェックだけつけて、あまり悩みすぎないようにしてください。

独学という性質上、終わりが見えないのはモチベーションの低下にも繋がります。一旦最後まで進みましょう!

以降、高校2年生の冬ごろからスタートしても間に合うように10ヶ月のプランで考えました。3年生の春から始める方はどこかの段階で短縮すれば間に合います。

STEP3 : 理論化学の基礎を抑えよう(目安 3ヶ月)

おすすめ参考書

以下おすすめの参考書・問題集を紹介しますが、必ず新課程対応のものを購入してください。

まずは理論化学を勉強します。理論化学のおすすめ参考書は、こちらの参考書です。🔽

理論化学のおすすめ参考書

『新課程版 セミナー化学基礎+化学 2024年度版』

👆こちらネット上で売り切れでしたが、メルカリなどを使って探すことをおすすめします。

「橋爪のゼロから劇的!にわかる 理論化学の授業」は、タイトルの通り、化学の勉強をした事がない人でも分かるように0から詳しく解説されているので独学に向いています。さらに扱っている内容も基礎がほとんどですので、基礎固めの為の最初の本としてとても適しています。

この本を疑問や気付いたことを書き込んだりアンダーラインを引きながら、進めていきましょう。また、分からなかった問題には必ずチェックを付けてください。

各章が終わったら、セミナー化学の「基本例題と基本問題」を解いてアウトプットをします。このサイクルを繰り返して3ヶ月ほどで完了させましょう。

発展問題はまだ手をつけなくて大丈夫です。

映像授業も活用しよう

映像授業も活用しよう

上記の参考書と、映像授業を合わせるのがとてもオススメです。特に理論化学は「なぜそうなるのか?」「問題をどう考えて解くのか?」など、テキストだけでは掴みにくいところです。

参考書だけでも可能ですが、映像授業で口頭での詳しい説明を聞くことで理解が格段に増します。おすすめは「スタディサプリ」です。化学の坂田先生はエネルギッシュでとても分かりやすい解説が好評です。

僕が化学が得意になったのは橋爪先生と坂田先生のおかげです。皆さんからの評判も良く、多くの方に当てはまる勉強法だと感じます。

STEP4 : 無機・有機化学の基礎を抑えよう (目安 3ヶ月)

こちらもおすすめ参考書はこちらです。🔽

無機・有機化学のおすすめ参考書

『新課程版 セミナー化学基礎+化学 2024年度版』

👆こちらネット上で売り切れでしたが、メルカリなどを使って探すことをおすすめします。

「橋爪のゼロから劇的!にわかる 無機・有機化学の授業」は僕が知っている参考書の中でもトップクラスにオススメの参考書です。0からでも独学できて、偏差値50くらいまですぐに届きます。ひたすら読み込んで、メモを書いて、アンダーラインを引いて、とにかくインプットしましょう。同時にセミナーを用いてアウトプットもします。

分からなかった問題には必ずチェックも付けてください。

こちらも発展は一旦置いておいて、まずは「基本例題と基本問題」を進めましょう!

STEP5 : セミナーの復習をしよう(目安1ヶ月)

ここまできたら偏差値50まではきています。次の1ヶ月で55まで上げます。ここで必要なのは、「セミナーで解けなかった問題の復習」です。間違えた問題にはチェックを付けているはずですので、その問題を重点的に復習します。

分からない問題は先生や塾の先生に聞くなどして、解決しましょう。ここからは理解の密度を上げるために、間違えた問題はスルーしないでください!

スキマ時間にはインプットを

生活の中で生まれる「スキマ時間」には橋爪先生の参考書やその他の本を見て、化学の知識を増やしましょう。化学は単純な知識量も大切ですので、ここは手を抜かないでください!

こちらの記事も併せてどうぞ。🔽

STEP6 : 重要問題集で底力UP!(目安3ヶ月)

STEP6のおすすめ参考書
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新課程 2024 実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学
価格:1,045円(税込、送料無料) (2024/3/13時点)


言わずと知れた有名参考書です。「重要問題集」は様々な大学の過去問から、特に重要な問題を厳選して、ABCの3段階に分けています。難易度は少々高めですが、この問題集の問題が解けるようになれば、MARCH・関関同立のレベルは超えるでしょう。こちらも解けなかった問題にはチェックを付けながら、解いていきましょう。

A問題・B問題は完璧にできるといいでしょう!C問題は6割くらいの完成度でも大丈夫です。(余裕があればしましょう)

STEP7 : あとはひたすら過去問

STEP7 : あとはひたすら過去問

時期にもよりますが、あとは過去問中心になるでしょう。受験する大学・傾向が似ている大学の過去問をたくさん解いてください。

受験まで時間がまだある、もしくは過去問を解き終えたなら、他の難易度の高い参考書もオススメです。2つほどおすすめを紹介します。🔽

難易度の高いおすすめ参考書

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 [ 鎌田真彰 ]
価格:1,595円(税込、送料無料) (2024/3/13時点)


ここまで出来たら化学強!

ここまで勉強ができたら、化学は共通テストで80%以上狙えて、難関校を目指せるレベルでしょう。学校の授業がなくても素晴らしい参考書や映像授業がありますので、上手く駆使して独学で化学を極めましょう。

おまけ:独学を成功させるコツ

独学は「一人で勉強すること」を指す言葉かと思いますが、分からない問題は聞ける環境を整えておきましょう。学校の先生でも塾の先生でも、得意な友達でも構いません。本当に1人で進めると、思わぬ時間が掛かってしまって成長が遅くなってしまうリスクがあります。

独学するための環境づくりをまず第一に始めるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

独学の勉強頑張ってください、応援しております!
また、下のサイトも独学の役に立つのでチェックしてみてくださいね!

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