『直感とちがう数学』とはどんな本?
数学は、実生活の中で頻繁に登場する、なくてはならないツールの1つですよね。計算をするとあらゆることが正確に求まりますが、その中でも「直感と反する」ものを24テーマ紹介したのがこちらの本です。
紹介ページから、1問引用させていただきます。是非考えてみてください!
突然ですが問題です。「35人のクラスの中に、同じ誕生日のペアが1組以上いる確率」はどれくらいだと思いますか?
10%~20%くらいだと考えた人が多いのではないでしょうか。答えは、約81%です!
https://gkp-koushiki.gakken.jp/2022/12/22/54150/
本書には、このような問題を聞いただけで直感的に出てくる数字と実際の答えのギャップを楽しめる良問が24問入っております。
難しい解説はほとんど入っていないので、数学が好きな方はもちろん、数学が苦手な方や小中学生でも楽しめる内容となっております!
どんなテーマが収録されている?
このような可愛らしいイラストとともに、24のテーマが収録されています。他にも、「電磁レンジの秘密」「給与が高いのはどっち?」「南極大陸の散策」「平均点の落とし穴」など、どれも魅力的なテーマで、数学をいつも教えている自分でも、面白い!と感じられました。
「地球1周の距離」が個人的に好きなテーマでした!
どんな方にお勧め?
この本は、教員・塾講師の方、保護者の方に特におすすめできると感じました!
授業のネタとして非常に面白い!
筆者もそうですが、なかなか生徒の気をひけるような数学の話題ってありませんよね。しかしこの本は、普段の学習の導入や、復習でも扱える題材が含まれていて、興味付けとして素晴らしい1冊です。
実際に生徒に問題を出したこともありますが、とても不思議そうに感じたのか、計算をして確かめてくれました。
数学に興味を持ってもらうきっかけに。
数学は本来とても面白いのですが、その面白さはなかなか伝わりにくいですよね。この本はポップなイラストとともに、好奇心や数学への興味が湧いてくる、先生としたらとても有難い、もはや教材です。
著者はどんな方?
『直感とちがう数学』の著者は、YouTubeチャンネル『とある男が授業をしてみた』でお馴染みの葉一さん、数学者とお笑い芸人の二刀流で活躍中の、タカタ先生の二人の協力のもと制作されています!
お二方とも、YouTubeで学生から人気があり、そういう意味でも親近感がある本となっています。
葉一さんは、YouTubeの登録者数が200万人の教育系YouTuberとして、第一線で活躍されていますし、タカタ先生の動画もとても面白いのにタメになり、筆者は受験生時代に、本当に助けられました…!
先生方をはじめ大人の方にオススメ。
先生方は1度購入すれば、数学の導入や、気分転換の出題として使用できます。すぐ計算してもらうのではなく、1度直感を使って想像してから、計算をして確かめると面白さ・不思議さが倍増します。
電子書籍なら安く、いつでも読めますので、是非試してみてください!
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