地方・田舎の受験生は不利?合格率を上げる戦略を塾長が解説

【不利でも戦略で勝つ】地方受験生の合格プラン!少しでも合格する確率を上げる作戦とは?

地方の受験生が不利になるのは、学力ではなく情報と環境の差です。東京都の大学の入学者のおよそ4人に1人は1都3県以外の高校の出身で、都市部の大学を目指すのは珍しいことではありません。この記事では県別の進学データと、差を埋める4つの方法をまとめます。

この記事の目次

データで見る:地方の高校から都市部の大学に進む人はどれくらいいるか

「地方から都市部の大学へ」は、少数派の挑戦ではありません。文部科学省の学校基本調査(令和7年度)で、大学の入学者を出身高校の所在地別に見ると、東京都の大学の入学者160,910人のうち、東京・神奈川・埼玉・千葉以外の高校の出身者を合計すると42,002人(26.1%)です(計算)。東京の大学の入学者のおよそ4人に1人は、1都3県の外から来ています。

出身県ごとに見ると、進学先の傾向ははっきり分かれます。東北・甲信越は1都3県へ、北陸・近畿・四国は京都・大阪・兵庫へ流れる割合が高くなります。たとえば山形県の高校から大学に入った人の30.5%、長野県では44.7%が1都3県の大学に進み、福井県では25.3%、香川県では35.7%が京都・大阪・兵庫の大学に進んでいます(計算)。

自分の県の数字は下の表で確かめてください。「自県の大学」の割合が低い県ほど、県外に出るのが普通の選択だということです。

高校の所在地大学入学者自県の大学東京都の大学1都3県の大学京都・大阪・兵庫の大学
北海道21,72765.6%10.3%16.7%5.6%
青森県4,75039.6%12.4%23.0%1.9%
岩手県4,46329.5%11.6%23.1%1.3%
宮城県10,34355.1%12.4%21.6%2.2%
秋田県3,10126.0%12.4%23.4%1.8%
山形県4,09223.1%14.1%30.5%1.7%
福島県7,04420.4%20.7%41.2%1.3%
茨城県16,80017.7%34.8%63.5%3.0%
栃木県8,78825.9%27.6%52.6%1.4%
群馬県8,86734.6%24.5%48.2%2.1%
埼玉県35,90028.9%53.1%92.7%0.8%
千葉県31,35534.8%46.5%93.0%1.0%
東京都79,82169.8%69.8%93.8%1.2%
神奈川県46,00340.9%50.4%94.7%0.9%
新潟県9,17241.1%19.3%37.2%2.7%
富山県4,46720.2%10.9%19.5%12.7%
石川県5,86148.7%7.7%12.6%15.1%
福井県3,97133.0%7.7%11.2%25.3%
山梨県5,61121.1%33.9%52.9%6.7%
長野県9,70119.6%23.9%44.7%4.8%
岐阜県9,80122.3%5.2%8.1%7.3%
静岡県16,92928.8%19.1%37.2%6.9%
愛知県39,40272.5%4.7%7.1%6.3%
三重県7,87522.3%5.6%8.1%18.0%
滋賀県7,19418.9%1.9%3.0%66.9%
京都府16,28654.6%2.7%3.9%79.7%
大阪府46,89061.3%2.2%3.1%85.6%
兵庫県28,77446.0%2.9%4.2%81.0%
奈良県7,78015.1%5.7%8.9%63.8%
和歌山県4,23217.6%3.6%5.5%59.3%
鳥取県2,34815.1%5.7%9.4%33.3%
島根県2,86519.1%5.9%8.7%21.4%
岡山県9,76041.2%6.5%9.1%21.3%
広島県15,16652.3%5.4%8.0%14.8%
山口県5,16127.1%6.2%10.3%14.6%
徳島県3,08334.8%4.9%7.0%25.4%
香川県4,93119.0%6.8%9.9%35.7%
愛媛県6,33236.1%5.9%9.6%19.7%
高知県2,95427.9%7.3%11.8%27.2%
福岡県23,38565.9%5.6%8.3%6.4%
佐賀県3,60616.6%9.9%13.9%7.1%
長崎県5,23237.5%6.5%10.1%6.7%
熊本県7,39048.1%7.2%11.3%6.8%
大分県4,38327.9%5.6%8.8%8.1%
宮崎県4,19927.3%8.8%13.7%7.9%
鹿児島県6,82531.5%10.6%16.8%9.8%
沖縄県8,68741.8%14.0%22.3%11.4%

表の割合は、出身高校の所在地別の大学入学者数(その県の列の合計)を分母に、行き先の大学の所在地で足し合わせて計算しました(計算)。大学入学者には、その年の高校卒業者だけでなく浪人して入学した人も含まれます。

つまり、都市部の大学の教室には地方出身の同級生がたくさんいます。不利なのは「地方に住んでいること」そのものではなく、次に書く4つの情報と環境の差です。そこを埋めれば、戦う条件はそろいます。

地方住みだと受験に不利になる?!

地方・田舎の受験生は不利|地方住みだと受験に不利になる?!(1)

こういった話、一度は聞いたことはありませんか?筆者も田舎出身で、都市部の大学を受験したのですが、いわゆる「教育格差」があるという話はさんざん聞きました。その理由は以下の通りです。

  • 都市部の大学への合格ノウハウが高校にない
  • 受験イベントなどに参加しずらい
  • 受かった人から話を聞く機会が少ない
  • 専門特化した学習塾が近くにない

上記に挙げたことは、概ね本当だと思います。筆者も薄々感じてはいましたが、大学で都市部に来てからその差をかなり実感しました。1つずつ項目を深堀りして解決策を挙げてみます。

都市部の大学への合格ノウハウが高校にない

都市部の大学への合格ノウハウが高校にない

地方の高校だと、多くの人は地元志向で大学を選びます。上京・上阪する人は案外少ないですよね。

ですので、地方の大学に合格させるノウハウはあっても、都市部の大学については指導経験が少なく、ピンポイントな受験アドバイスをもらいにくい可能性があります。

学校の先生によっては、細かく出題傾向や出願傾向などを分析してくれることもありますが、「経験に基づいたアドバイス」となると難しいことも多いのが現実です。

この問題を解決するのはオンラインの受験相談を受けることがおすすめです。経験が豊富な先生に話を聞いてもらう機会を作るために、保護者の方にオンライン塾への入会をすることをお勧めします。

コロナ禍をきっかけにして、オンラインの学習サービスが増加しました。これは地方受験生にとって間違いなく追い風です。これを利用しない手はありません。地元の学習塾に行くよりも、オンラインでノウハウがあるところで教わった方が、現代での受験は効率がいいんです。

下の記事も合わせてどうぞ。

受験イベントなどに参加しづらい

受験イベントなどに参加しづらい

大学のオープンキャンパスや、受験相談イベントなど、各大学や機関などで受験イベントが行われますが、地方住みでは気軽に参加できません。なかなか生の光景や状況を得にくいため、ネットでの情報が第一になります。

こういった面でも、情報面で都市部の学生と比べると不利になってしまいます。

そこで、オンラインで開催されるイベントに参加するのが一つの方法です。最近では、大学のホームページやYouTubeなどで、オープンキャンパスや模擬講座の動画配信や、入試説明会のライブ配信が行われています。

受かった人から話を聞く機会が少ない

英語ディベート

地方では、都市部から上京して合格した先輩や同級生と話す機会が少ないため、具体的な合格体験談を聞くことが難しい場合があります。僕も結局高校生の時は、合格した大学の先輩は1人もおらず、生の情報は1度も聞けませんでした。

そこで、SNSやオンライン掲示板などを活用して、地方から都市部の大学に合格した先輩や同級生と交流するのも一つの方法です。また、大学の合格体験記や、受験に関する書籍やブログなども参考にするとよいでしょう。

合格体験記や、ブログは盲信しすぎてもいけませんが、参考になることは間違いないです。自分の勉強指針がズレていなさそうかを確認するために調べてみましょう。

専門特化した学習塾が近くにない

これが1番解決しなきゃいけない問題です!!

都心部には「早稲田アカデミー」「関関同立専門塾マナビズム」など、専門的に特化した塾があります。

それだけでなく、大手の予備校には授業に定評がある講師の授業を受けて、その後に質問ができたり、東大生が講師の塾などがあったり、、勉強する環境が整っていますよね。

一方で、地方、特にいわゆる田舎に住んでいる受験生の方はそういった環境があまりないですよね。

地方の個別指導塾などはあるにしても、経験やノウハウなどでは、どうしても劣る部分があります。

地方・田舎の受験生は不利|専門特化した学習塾が近くにない(2)

オンライン授業を誰よりも上手く活用して、頭1つ抜けよう!

オンラインであれば、プロ講師や東大生など、あらゆるバックボーンの人と巡り会えます。これまで自分にはなかった発想が得られることで、合格に間違いなく近づきます。

受験は、自分より経験を持った人にアドバイスをもらって実行して、それが合えば続ける。この繰り返しです。

都心の受験生は多くの場合、校舎に通って特別なノウハウをもらっています。

でもオンラインであれば、ノウハウを貰えるだけでなく、オンライン特有のメリットまで手に入れることができます。

オンライン授業特有のメリットとは?

  • 周りを気にせず勉強できる
  • 塾に行く準備がいらない
  • 映像授業なら、都合の良い時間に好きな場所で授業を受けられる 
  • 人気講師・有名講師を選べる 
  • 柔軟な授業スタイル、質問にも対応してもらえる 

いくつか挙げるだけでもこれだけあります。どれも強力なメリットです。

おすすめのオンライン学習塾は?

良いオンライン学習塾は様々ありますが、「スタディコーチ」をここではお勧めします。

地方・田舎の受験生は不利|専門特化した学習塾が近くにない(3)

お勧めしたい理由を次にご紹介します!

スタディコーチをお勧めしたい理由

オンライン自習室で東大生に質問できる

オンライン自習室では、東大生に質問できます。ただし公式FAQによると質問は予約制で、いつでもその場で聞けるわけではありません。質問したいことを溜めておき、予約の枠でまとめて聞く使い方になります。

地方・田舎の受験生は不利|オンライン自習室が超優秀(4)
スタディコーチHPより
地方・田舎の受験生は不利|オンライン自習室が超優秀(5)
地方・田舎の受験生は不利|オンライン自習室が超優秀(6)
スタディコーチHPより

学力の高い講師陣からのマンツーマン指導

東大生や、早慶生といった高い学力を持ったコーチの専属指導を受けられます。また志望校だけでなく、性格に合わせて決定されるようです。

事前のヒアリングを通じて自宅学習の課題を明確化し、相性の良い担当コーチとマッチングしてくれます。公式FAQでは、コーチの交替は「何回でも可能」とされています。

地方の方は、東大生や早慶生から教わる機会はなかなかありません。マンツーマンで聞きたいことを全て聞ける環境はとても貴重です。

地方・田舎の受験生は不利|学力の高い講師陣からのマンツーマン指導(7)
スタディコーチ公式HPより

さらに、普段の勉強の中で質問が出た際には、チャットを通じて担当コーチへ聞けるようです。生徒を学習面・精神面で常にサポートしてくれて心強いですね。

地方・田舎の受験生は不利|学力の高い講師陣からのマンツーマン指導(8)
スタディコーチHPより

コーチの交代も何回でもできるようです!これも安心ですね。

豊富なコース

スタディコーチの公式サイトのコース一覧には、逆授業・計画作成・定期テスト対策・校舎徹底管理の4つのコースが載っています(2026年9月確認)。下の画像は2023年時点のもので、現在のコース名とは異なります。

4つのコースとも担任指導が含まれ、公式FAQでは生徒1人につき担任とコーチの2人が担当すると説明されています。担任が年間計画と方針を決め、コーチが週間計画と逆授業を受け持つ分担です。

地方にお住まいの方も、高校やお近くの塾ではカバーしきれないところまで徹底してサポートしてもらえます。

豊富なコース
スタディコーチ公式HPより

まとめ:オンラインと地域塾の両方を比べて選ぶ

地方受験生は、情報・環境という面で少し劣る面もありますが、オンライン指導によってカバーすることができます。コロナ禍で普及したオンライン授業は地方受験生の味方です。資料請求も無料で簡単にできます。

合格へ近づくために、ぜひオンラインでの指導を検討してみてください。

映像授業サービスの定番である【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座は、月額制で全教科・全レベルの授業が見放題という点で、単科の映像授業とは費用構造が違います。「まず映像授業がどんなものか試したい」段階では最もハードルが低い選択肢です。

【地域密着型の塾という選択肢】全国チェーンだけでなく、その地域の入試を熟知した地域密着型の塾も有力な選択肢です。関西圏(大阪・滋賀)であれば大阪・滋賀の塾・予備校【KEC近畿予備校・KEC近畿教育学院】のように、科目・能力別の少人数クラスで地域の入試傾向に対応している塾があります。

地方の受験生こそ「その地域の入試データを持っている塾」の価値が大きいので、全国チェーンと地域塾の両方を比較してみてください。

この記事で確認した公的資料・公式ページ

PR|公式サイトへ移動するリンクを含みます

受験勉強を進める高校生へ

東進の資料請求(無料・1分)→

1日体験・個別相談も無料。予備校を決める前の比較材料に。

中学生・保護者の方へ

森塾の無料体験を見る →

先生1人に生徒2人の個別指導。1科目+20点の成績保証つき。

塾・予備校を探している方へ

  • 個別・集団・予備校・家庭教師の月謝は塾の料金一覧で比べられます。
  • 中学生なら森塾(1科目+20点の成績保証・無料体験)、大学受験なら東進(資料請求・1日体験が無料)。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

兵庫県のとある学習塾の塾長。私大理系卒。塾バイト・家庭教師を経て、長年の経験を基に幅広く受験をサポートします。生徒だけでなく、それを支える保護者や先生の力にもなりたいという思いで立ち上げました。

この記事の目次